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藤川球児が、投球を再開してから1か月が経過した。そしてそのカブスの右腕は、右肘のトミー・ジョン手術からの復帰の道を、順調に進んでいる。
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この春、藤川球児は投げ始めている。そして彼は、6月にメジャーリーグで投げることができるかもしれない。しかし彼は田中将大をカブスとの契約に導くことはできなかった。
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昨年12月にカブスと契約した時の藤川球児は、リグレー・フィールドの雰囲気が気に入っていると話していた。それは日本で彼の本拠地だった甲子園球場も周りをツタで囲まれおり、同じ雰囲気がするからだった。

しかしメジャーリーグ1年目だった今シーズンの藤川は、リグレー・フィールドをあまり見ることができなかった。

カブスと2年9.5百万ドルの契約を結んだその右腕は、12試合で合計12イニングしか登板しなかった。それは右前腕の違和感が原因で2度の故障者リスト入りした後の藤川が、最終的に6月初旬にトミー・ジョン手術を受けたからだった。

シカゴで夏を過ごす代わりに藤川は、1日に3~4時間のリハビリをするために、メサに移動した。そして月曜日の彼は、約5分のキャッチボールをすることで、1つ上のステップに進んだ。大したことではないと思うかもしれない。しかし手術後の彼が、野球のボールを投げることが許されたのは、今回が初めてだった。月曜日までの彼は、テニスボールしか許されていなかった。

「現状では、不安はありません」藤川は月曜日に語った。「今日だけなら、手術したなんて感じないくらい」

そして肩をすくめ、

「でも、毎日きついけどね」彼は言った。

5人の日本人記者が月曜日、キャッチボールとどんな音楽を聞いているのかを含めたリハビリの様子を取材するために来ていた。この状態は、12年間を阪神タイガースで過ごした後に日本を出ると決断した彼が、期待したものではなかった。藤川は、がっかりしているのだろうか?

「まず始めに、チームに申し訳ないと思っている」藤川は通訳のリョウ・シンカワを通じて言った。「このケガと手術は避けようがなかったけど、手術のタイミングがちょっと悪かったと思う。手術の後は、復帰することに集中した。マウンドに戻った時は、今年できなかったことも含めて、チームに貢献したい」

33歳の藤川は、阪神で562試合に登板し、合計219セーブ、防御率1.77を記録した。彼は開幕当初は、カブスのクローザーではなかったが、翌週にはカルロス・マーモルと入れ替わった。藤川が最初にセーブを挙げたのは、3-1で勝利した開幕戦のパイレーツ戦だったが、それ以降は、わずか2回のセーブ機会しかなかった。

藤川は4月13日に故障者リスト入りし5月10日に復帰したが、17日後に故障者リストに逆もどりした。そして彼は、6月11日にトミー・ジョン手術を受けた。

ほとんどの投手は、その手術からの完全復帰に2年間を必要とするが、藤川は、そんなにかからないだろうと楽天的に見ている。

「ケガを繰り返さないように注意しなくてはならないから、無理をしないように」彼は言った。「どれくらい、もとに戻るかなんて誰も分からないけど、スプリットには自信があるから」

それで彼は、来年戻ってくるのだろうか?

「もちろん」藤川は言った。

今シーズンの始めに藤川が苦戦していた時、カブスはスプリング・トレーニング中にドジャースをリリースされていたケビン・グレッグと契約した。グレッグは33セーブを挙げたが、フリーエージェントとなるため、おそらく来年は戻ってこない。そしてマーモルは7月に、ドジャースにトレードされた。カブスはクローザーになる可能性があるペドロ・ストループのような若手が何人かいる。藤川は、その座を争うことになるだろう。

アリゾナで行われている日常のリハビリが終わると藤川は、普段は真っ直ぐにホテルへ帰る。しかし彼は、その状況が退屈だとか、不満だとは言わないだろう。

「チームの状況が苦しくて、そうなった原因に1つはおそらく僕なのに、そんなことは言えません」藤川は言った。「(退屈だなんて)言えませんよ。僕は今ここで、ベストを尽くすだけ」

参考記事:Fujikawa progressing during rehab in Arizona By Carrie Muskat / MLB.com

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4月中旬のカブスで、キュウジ・フジカワが最後に投げた時、彼はクローザーだった。そして金曜日、15日間の故障者リストから復帰したその日本人右腕は、試合の終盤で使われないだろうとデール・スベウム監督は、語った。

「球速、コントロール、彼自身、今のところは、すべてが大丈夫だと確認できるまでは、彼にプレッシャーをかけたくないんだ」スベウムは言った。「試合のスコアによって、6回か7回ぐらいに、彼を使うつもりだ」

「どこで投げるかなんて分からない」フジカワは通訳のリョウ・シンカワを通して言った。「監督に言われたところなら、どこでも投げるよ」

32歳のフジカワは右前腕部を痛めて、4月12日から欠場していた。2回のリハビリ登板で彼は、3イニングを被安打1、与四球1、2奪三振で無失点に抑えた。水曜日の彼は、2Aテネシーで2回を無失点に抑えるのに、16球しか要しなかった。彼はリハビリ登板で、自分のリズムを取り戻すことができたと言った。

ケガをする前に、カブスで5回のリリーフ登板をしたフジカワは、1勝0敗、2セーブ、防御率12.46だ。そしてフジカワは、欠場を望んでいなかった。

「チームには迷惑をかけたから、これからたくさん貢献したい」彼は語った。

カブスは、フジカワを復帰させるために、25歳のリリーバー、ラファエル・ドリスを3Aアイオワに送った。ドリスはカブスで2回のリリーフ登板をして、1失点もしておらず、アイオワでは8回登板して、防御率は3.52だった。

ほかのロスターの動きとして、リリーバーのキャメロン・ローが、自由契約になった。カブスで7試合に登板したローは、8回1/3で被安打12、与四球4、5失点だった。4月15日にウェーバーでマリナーズから移籍してきた彼は、月曜日にDFAになっていた。

参考記事: Fujikawa activated, will pitch in middle relief By Carrie Muskat / MLB.com

02カブスは土曜日、クローザーのキュウジ・フジカワを15日の故障者リストに入れた。右前腕のハリによるもので、現在のところクローザーは複数で務める予定だ。

金曜日のジャイアンツ戦でセーブに失敗したものの、最終的に勝利を手にしたフジカワは、ここ数日間前腕に違和感を感じていた。

「ここ数日間、彼はそれに少し悩まされていた」カブスのデール・スベウム監督は言った。

フジカワは金曜日、それを何とかしようとした。

「彼は違和感をなくすために、腕の角度を変えたと言っていた」スベウムは言った。

今シーズンオフにカブスと契約する前、阪神で12年間クローザーを務めていたフジカワは、同じ問題はこれまでにも経験していて、いつもは10日くらいで治ると言った。そして今回の動きは、予防的なものだとも言った。

「チームの重要な役目だから、チームに迷惑をかけるのなら、決断したほうが良いと思った」フジカワは通訳のリョウ・シンカワを通して言った。

先週土曜日のアトランタで、カルロス・マーモルと入れ替わる形でクローザーとなったフジカワだが、スベウムは、今のところマーモルを自動的にもとに戻すつもりはない。ショーン・キャンプとジェームス・ラッセルが、その役目を与えられるだろう。

フジカワは、MRIを受ける予定はない。

カブスはフジカワの代わりに、3Aアイオワから右腕のラファエル・ドリスを昇格させた。25歳のドリスは、今シーズンのアイオワで3度リリーフ登板して、合計2回1/3で1失点している。 

参考記事: Fujikawa heads to DL with strained right forearm By Carrie Muskat / MLB.com

3012月にカブスがキュウジ・フジカワと契約した時、彼はカルロス・マーモルのメインのセットアップマンの予定だった。しかし日曜日、カブスのデーブ・スベウム監督は、マーモルに変えてフジカワをクローザーにすると宣言した。

「僕の仕事は、言われたところでなげること」フジカワは通訳のリョー・シンカワを通して言った。「(土曜日は)良い投球ができなかった。その前の状態に戻したい。それにシーズンは長いから、できるだけ前向きに行きたいと思う」

土曜日のフジカワは、ブレーブスを相手にシーズン初安打と初失点を許した。3試合目の登板だった彼は、ヒットを4本打たれて、四球を一つ与えて、3失点だった。しかしその後、代打のリード・ジョンソンをダブルプレーに獲り、そのイニングを終わらせた。

「彼はいくつかシングルを打たれたけど、最後はリードをダブルプレーに獲った。まあそれは、私たちが(ジェフ・)サマージャについて、話していることと同じことだ」スベウムは言った。「スプリットがダメなときにどうするのかなんだ。(フジカワの球は)落ちなくて、どうしようもなかった。昨晩の彼はたぶん、球速が出ない時に、代わりにカッターに頼ることを学んだと思う。彼の命綱は、ファストボールなんだ」

ピッツバーグで行われた開幕戦でフジカワは、不調のマーモルに変わってセーブを挙げた。阪神で12年クローザーを務めたその日本人は、その役目に慣れている。

「シーズンが始まった時から、セットアッパーのつもりだったから」フジカワは言った。「マーモルのコンディションが良くなれば、彼が戻ってくる。僕たちは、そのつもりでやっていく」

しかしその仕事は、フジカワのものだとスベウムは言った。

「それは聞いていないんだけど」フジカワは言った。「どの試合であっても、僕の仕事はマウンドに上がって、試合に勝つためにできるだけベストを尽くすことだから」

彼は、クローザーとしての自分に"かかってくる責任"について語った。フジカワは、日本で562試合に登板して219セーブを挙げている。

「それはすべて、結果だと思う」彼は言った。「毎日同じように準備をする。強い心構えを持って、前の日のことは忘れる」

フジカワは、マーモルのような感じで、クローザーの仕事を失ったことがあるのだろうか?

「ないよ」彼は言った。

参考記事: As new closer, Fujikawa feels up to task By Carrie Muskat / MLB.com

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