カテゴリ: カブス

02カブスは土曜日、クローザーのキュウジ・フジカワを15日の故障者リストに入れた。右前腕のハリによるもので、現在のところクローザーは複数で務める予定だ。

金曜日のジャイアンツ戦でセーブに失敗したものの、最終的に勝利を手にしたフジカワは、ここ数日間前腕に違和感を感じていた。

「ここ数日間、彼はそれに少し悩まされていた」カブスのデール・スベウム監督は言った。

フジカワは金曜日、それを何とかしようとした。

「彼は違和感をなくすために、腕の角度を変えたと言っていた」スベウムは言った。

今シーズンオフにカブスと契約する前、阪神で12年間クローザーを務めていたフジカワは、同じ問題はこれまでにも経験していて、いつもは10日くらいで治ると言った。そして今回の動きは、予防的なものだとも言った。

「チームの重要な役目だから、チームに迷惑をかけるのなら、決断したほうが良いと思った」フジカワは通訳のリョウ・シンカワを通して言った。

先週土曜日のアトランタで、カルロス・マーモルと入れ替わる形でクローザーとなったフジカワだが、スベウムは、今のところマーモルを自動的にもとに戻すつもりはない。ショーン・キャンプとジェームス・ラッセルが、その役目を与えられるだろう。

フジカワは、MRIを受ける予定はない。

カブスはフジカワの代わりに、3Aアイオワから右腕のラファエル・ドリスを昇格させた。25歳のドリスは、今シーズンのアイオワで3度リリーフ登板して、合計2回1/3で1失点している。 

参考記事: Fujikawa heads to DL with strained right forearm By Carrie Muskat / MLB.com

3012月にカブスがキュウジ・フジカワと契約した時、彼はカルロス・マーモルのメインのセットアップマンの予定だった。しかし日曜日、カブスのデーブ・スベウム監督は、マーモルに変えてフジカワをクローザーにすると宣言した。

「僕の仕事は、言われたところでなげること」フジカワは通訳のリョー・シンカワを通して言った。「(土曜日は)良い投球ができなかった。その前の状態に戻したい。それにシーズンは長いから、できるだけ前向きに行きたいと思う」

土曜日のフジカワは、ブレーブスを相手にシーズン初安打と初失点を許した。3試合目の登板だった彼は、ヒットを4本打たれて、四球を一つ与えて、3失点だった。しかしその後、代打のリード・ジョンソンをダブルプレーに獲り、そのイニングを終わらせた。

「彼はいくつかシングルを打たれたけど、最後はリードをダブルプレーに獲った。まあそれは、私たちが(ジェフ・)サマージャについて、話していることと同じことだ」スベウムは言った。「スプリットがダメなときにどうするのかなんだ。(フジカワの球は)落ちなくて、どうしようもなかった。昨晩の彼はたぶん、球速が出ない時に、代わりにカッターに頼ることを学んだと思う。彼の命綱は、ファストボールなんだ」

ピッツバーグで行われた開幕戦でフジカワは、不調のマーモルに変わってセーブを挙げた。阪神で12年クローザーを務めたその日本人は、その役目に慣れている。

「シーズンが始まった時から、セットアッパーのつもりだったから」フジカワは言った。「マーモルのコンディションが良くなれば、彼が戻ってくる。僕たちは、そのつもりでやっていく」

しかしその仕事は、フジカワのものだとスベウムは言った。

「それは聞いていないんだけど」フジカワは言った。「どの試合であっても、僕の仕事はマウンドに上がって、試合に勝つためにできるだけベストを尽くすことだから」

彼は、クローザーとしての自分に"かかってくる責任"について語った。フジカワは、日本で562試合に登板して219セーブを挙げている。

「それはすべて、結果だと思う」彼は言った。「毎日同じように準備をする。強い心構えを持って、前の日のことは忘れる」

フジカワは、マーモルのような感じで、クローザーの仕事を失ったことがあるのだろうか?

「ないよ」彼は言った。

参考記事: As new closer, Fujikawa feels up to task By Carrie Muskat / MLB.com

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ヒサノリ・タカハシは土曜日、カブスで今春2度目の先発予定だ。しかしそれは、ローテーション入りを目指したものではない。その日本人左腕は、ブルペン入りを狙っている。

「今僕がマウンドに上がっているのは、そこを狙っているから」タカハシは、通訳のリョウ・シンカワを通して言った。「チームに入るチャンスはあると思う。僕の良いところを見せて、チームに必要であるというところを、スタッフに証明する必要があると思っている。コントロールの良いところが、僕のセールスポイントだと思っている」

37歳のタカハシは、打者を圧倒するわけではない。ファストボールの球速をたずねた時、彼は微笑んだ。

「100マイル」彼は英語で答えた。

それは冗談だ。タカハシはメッツとエンゼルス、そしてパイレーツで投げてきた。昨シーズンは51試合で投げて、防御率5.54だった。

「(グレッグ・)マダックスや(ジェイミー・)モイヤーみたいな投手が、日本には多くいて、僕もそういうタイプの投球をする」タカハシは言った。「今47歳のマサ・ヤマモトっていう投手が日本にいるんだけど、彼はまだ現役だしね」

ヤマモトは左腕であることが、長い現役生活の助けになっている。

木曜日のカブスで先発する左腕のクリス・ルーシンもブルペン候補だと、デール・スベウム監督は言った。

「彼をどうするのか、まだわからない」スベウムはルーシンについて言った。「良い球を投げているしね。トラビス・ウッドはローテーションに入れるし、ブルペンにはベストな選択をしたい。ブルペンに一番よいのは、いつも左腕だ」

金曜日、カブスはホホカム・スタジアムで日本代表チームとオープン戦を行う。タカハシに、日本チームについて聞いた。

「いわゆる日本スタイルの、とても良いチーム」タカハシは言った。「細かいことを、しっかりとやってくる」

彼らは、少し時差ボケしているだろうか? 日本チームは火曜日の夜に到着して、木曜日にジャイアンツと試合をする。

「たぶんそこが、カブスの狙い目だろうね」タカハシは言った。

参考記事: Takahashi aims for spot in Cubs bullpen By Carrie Muskat / MLB.com

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今年からのルール変更により、試合中にコーチや監督がマウンドに行くとき、通訳を連れて行くことができるようになった。始めキュウジ・フジカワとキャッチャーのディオナー・ナバロの間でうまくいかなかったコミュニケーションは、最終的にそれで解決した。

カブスに2人いる日本人投手のうちの一人のフジカワは、2対0で負けた水曜日のロッキーズ戦の6回に登板した。それまでその右腕と試合でバッテリーを組んだことがなかったナバロは、サインを確認しにマウンドへ行った。意思疎通ができていなかったのは明らかだった。

「ちょっと、上手くいかなかった」ナバロは言った。「それもスプリングトレーニングの一部。彼もまだ調整中だしね。僕たちの意見を一致させようと思った。 彼はイニングを通して戦っていたし、ダメージを最小限に抑えた。良い仕事だった。彼は必要な時に、必要な球を投げることができた」

クリス・ボジオ投手コーチが、通訳のリョウ・シンカワとマウンドに行き、ナバロを含めて話したことが助けになった。

「最初はちょっと、奇妙な感じだった」ナバロは言った。「それまではサインミスがあったんだけど、その後はとても簡単になった」

これまでのスプリングトレーニングの登板で四球を与えていなかったフジカワは、対戦した最初の打者に四球を与え、その後シングルヒットを打たれた。彼がジョシュ・ラットリッジを三振にとり、カルロス・ゴンザレスに四球を与えた後、ボジオとシンカワはマウンドに来た。その時明らかになったのは、ナバロがカッターを要求した時に、フジカワはスライダーを投げていたことだ。

「正しくしたかった」ナバロは言った。「大きな問題ではなかったけど、ランナーを出したら、キャッチャーとしてバカなことをしたくない。通訳を交えたら解決して、すごく簡単になった」

 フジカワは、トロイ・トロウィツキーに犠牲フライを打たれ、コロラドに2点目を与えた。しかしマイケル・カダイアーを三振にとり、その回を終わらせた。

「彼はとても良かった」ナバロはカブスの新しいセットアッパーについて言った。「彼は活きた、よく伸びるファストボールをを投げたし、スプリッターとカッターも良かった。カッターはたくさん投げたね。彼は僕たちの、大きな助けになると思う」

彼らはこれ以上、サインを間違えないだろう。そしてナバロは、シーズンが進むなかで、もっと日本語を学びたいと言った。

「悪態のつき方を知りたいね」彼は言った。

参考記事: Interpreter on mound helps Fujikawa, Navarro By Carrie Muskat / MLB.com

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キュウジ・フジカワとカルロス・マーモルのロッカーは、クラブハウスの反対側にある。しかしカブスは、少なくともこれから数か月は、8回と9回に続けて使うつもりのようだ。

カブスは木曜日にホホカム・スタジアムで行われて5対3で勝利したオークランド戦で、少し違うことをした。注目度の低いカクタス・リーグの試合の5回と6回(共に無失点)で、マーモルの後にフジカワを送ったのだ。

しかしファンは、フジカワがセットアップマンとして順応すること、そしてマーモルが試合を締めくくることを期待している。

マーモルは、弁護士から新しいことは何も聞いていないと言った。それは彼が、今回の問題を解決するためにキャンプを離れて、故郷のドミニカ共和国に戻る必要はないことを意味する。カブスは、性的暴行で訴えられたそのクローザーが、恐喝のターゲットになったと見ており、完全にバックアップしている。

「野球に集中している」マーモルは言った。「マウンドに上がった時、野球以外のことは考えたくないんだ。状態は良いよ。体調も素晴らしいし、気持ちも落ち着いている。準備はできている」

マーモルはフジカワのことを「素晴らしい投手」で「クールガイ」だと言った。そしてそれは、オレンジ色がかった金髪の彼から、カブスが受けた第一印象だった。

フジカワはデール・スベウム監督と、バスフィッシングとメサの新しい練習施設について話をしたとき、とても緊張していた。 そしてセオ・エプスタイン球団社長は、サンクスギビングの少し前にリグレー・フィールドに来た時のフジカワの笑顔を覚えている。

フジカワは、日本でもっとも伝統と人気がある阪神タイガースに12年間所属して220セーブを挙げた。そして彼はポスティング・システムを使ってメジャーリーグに行きたいことを明確にしていた。右腕で32歳の彼は、日本の2回のワールド・ベースボール・クラッシック制覇に貢献し、2008年の北京オリンピックでも投げた。

「金額がおそらく、出せる範囲ではないだろうと見ていたから、その時は彼の獲得を考えていなかった」エプスタインは言った。「クローザーはいたし、ブルペンにそんなに巨額をつぎ込むつもりはなかったから」

カブスは2011年12月のユウ・ダルビッシュには高額で入札したが、レンジャーズがその日本人スターと契約したものは、金額的にカブスには難しいものだった。それはポスティング・フィーが51.7百万ドルで、その後の契約は6年60百万ドルにもなった。

カブスはまた、このシーズンオフにヒュンジン・リュウにも15百万ドルから20百万ドルの間で入札したと言われている。その韓国人左腕の交渉権は、ドジャースが25.7百万ドルで獲得した。

「手に入れることができる選手だった」エプスタインは言った。「年齢とか素質とか、ドラフト指名権が関係するかとかを何回も検討してから決めているということは、理解してもらえると思う」

「その間に素質がある選手を見つけたら、獲得しなければならない。すべての選手について、そう考えている」

ロスアンゼルスで続いてたドジャースとエンゼルスの戦いの中で、フジカワはそのどちらかの球団と契約するだろうと見られていた。

テレビの放映権料を後ろ盾に、ドジャースはザック・グリンキーと6年147百万ドルの契約を結び、対するエンゼルスは、ジョシュ・ハミルトンと5年125百万ドルの契約を結んだ。

グレンキーとハミルトンは、オープリーランド・ホテルでのウィンター・ミーティングが終わった12月中旬まで契約しなかった。しかしエプスタインとジェド・ホイヤーGMは、オヘア国際空港からテネシー州ナッシュビルへ飛び立つユナイテッド航空に乗り込む前に、フジカワとの2年9.5百万ドルの契約をまとめた。

フジカワはドジャースタジアムを訪れたが、ロスアンゼルスでの話し合いは進まなかった。おそらくそのことが、カブス入団への道を作ったのかもしれない。

「シカゴと環境が、これまでの彼と合っているのかを、我々は詳細に検討した」エプスタインは言った。「彼は良いユーモアセンスを持っているし、本当に社交的で打ち解けやすい。彼はこのチームに入りたがっているようだったし、ここで投げること、そしてこの国とその変化を望んでいるようだった。彼は自分を持っていて、好奇心旺盛でオープンマインドだ。彼はすべての状況に対し、ほんとうに良い展望を持っていた」

ホイヤーは投手陣の補強をしていて、カブスの球団幹部たちは、ある時のことを念頭に置いていた。2008年のレッドソックスはワールドシリーズチャンピオンとして、東京でアスレチックスとレギュラーシーズン開幕戦を迎える目に、オープン戦で阪神タイガースと対戦した。

「うちのスカウトからの情報、ビデオで見たこと、なぜ適応できると考えたのかなどについて、我々は話し合った」エプスタインは言った。「我々は球団の将来のビジョンと、どうすればそれに彼がフィットするかについて、いろいろなことを話し合った」

なぜフジカワが、将来の彼らのクローザー候補と見られているのかを理解するのは簡単だ。彼は日本で914奪三振、207四球、そしてWHIP0.96を記録している。

「シカゴに来た時、本当に歓迎されていると感じた。スタジアムを見学して、歴史を感じた」フジカワは通訳を通して言った。「僕はずっとここに来たかったんだ、7年くらい前から。だけどフリーエージェントになるのを待たなくてはならなかった。僕にとっては、とてもよいタイミングだった」

契約には2015年のべスティングと球団側のオプションが含まれていて、それがカブスの長期再建計画にフジカワが含まれる可能性を作っている。

契約最終年で年俸が9.8百万ドルのマーモルは、カブスの短期的な戦力だ。彼は昨年の9月に、エンゼルスにトレード寸前だった。そして彼はその話がご破算になる前、トレードを歓迎していた。

フジカワとマーモルはこれからどうなるのか。カブスの試合の終盤に起こり得ることは、より興味深いものになった。

参考記事: Looking at Fujikawa, Marmol and where the Cubs go from here Patrick Mooney  http://CSNChicago.com

キュウジ・フジカワはまだ、カブスのことをよく知らない。しかし数日後にはフィッチパークのクラブハウスで、二塁手のダーウイン・バーニーと外野手のデビッド・デヘスースの間のロッカーにいることになる。

「いい奴らだよ」その日本人投手は英語で言った。

カブスの投手と捕手が正式にフィッチ・パークに集合する日曜日、1週間前にアリゾナに入ったフジカワは、4度目のブルペンセッションを行う予定だ。選手たちは月曜日に身体検査を受けて、この場所で行われる最後の練習の初日を火曜日に迎える。野手はそれから1週間以内にキャンプ地入りして、最初の正式な全体練習は2月17日に行われる。カブスは2014年に、新しいトレーニング場所の西メサに移る。

カブスのスプリングトレーニング・キャンプに参加する62名の選手の半分以上が、すでにフィッチで練習を始めている。それには12月にシカゴと2年契約を結んだ元阪神タイガースのクローザーであるフジカワも含まれる。

「準備はできている」彼はふたたび、英語で言った。

フジカワは、2008年から'11年にチームにいた外野手のコウスケ・フクドメに続くカブスの二人目の日本人選手だ。その二人は、メジャーリーグへの適応やリグレー・フィールドについて話をしていないが、フジカワは他の日本人選手からアドバイスを受けた。

「みんなに、自分自身を失わずに、変え過ぎないことが重要だって言われた」彼は通訳のリョー・シンカワを通して言った。

彼の家族は今、日本にいる。

「この挑戦を成功させるために、野球に集中したい。成功することが先」彼は言った。

カブスは、肘のケガからの復帰を目指す投手のマット・ガーザと、昨年の4月にトミー・ジョン手術を受けたスコット・ベーカーを注意深く観察するだろう。そして同時に、ドミニカ共和国で女性に対する家庭内暴力で捕まっているクローザーのカーロス・マーモルからも目を離せない。マーモルは金曜日、ドミニカの裁判所に現れた。彼は日曜日にアリゾナ入りの予定だ。

マーモルの法律上の問題について、フジカワは知らないと言った。そして彼は、これまでにカブスのクローザーを奪うことは考えたことはないと言った。

「それは僕じゃなくてコーチが決めることだから」フジカワは言った。「僕の仕事はアウトを取ること。僕はそれをしながら、コーチの決断をむずかしくしたい」

カブスの投手コーチ、クリス・ボジオとフジカワのコミュニケーションは、すこし危なっかしいものになるかもしれない。カブスのデール・スベウム監督は、彼が日本語を理解できないことを認めた。

「(ボジオは)良い人。日本語はなにも通じないけど」フジカワは言った。

メジャーリーグ球団のオーナーたちは今年から、監督やコーチがマウンドに行くときに、もし必要なら通訳を連れて行くことを認めた。

「僕の立場から言えば、それは確かに助けになる」フジカワは言った。

シンカワが、投手交代を告げることになるのだろうか?

「グッド・アイデア」フジカワは英語で言ったあとに微笑んだ。

参考記事:Fujikawa's transition begins as Cubs report to camp By Carrie Muskat / MLB.com

土曜日、FOXSportとMLBネットワークのケン・ロゼンタールは、カブスが日本人フリーエージェントのキュウジ・フジカワと2年9.5百万ドルの契約を結んだと伝えた。

カブスはそのことについて、何もコメントしていない。

32歳のフジカワは、阪神タイガースで12シーズンプレーして、通算220セーブ、防御率1.77を残している。今シーズンの彼は47回2/3を投げて、防御率1.32だった。彼は内転筋を痛めたことがあり、2007年以来、1シーズンで70イニング以上投げていない。

ロゼンタールによれば、カブスのジェド・ホイヤーGMは、10日前にフジカワと会って、リグレー・フィールドを案内したことを認めた。その右腕のことが「とても印象的だった」とホイヤーは言ったが、交渉やその他のことについてはコメントしていない。

カブスはセットアッパーのショーン・キャンプと再契約したが、それ以外にブルペンの補強はしていない。

「クローザーの経験がある投手を一人、あるいは数名加えることができても、カルロス(・マーマル)には関係ない」ホイヤーは、現在のカブスのクローザーについて言った。「全てのチームが、そこにはいろいろな選手を揃えておきたいものだと思う。もし必要ならば、9回を任せられる人間をね。私たちは、それができれば良いと思っている」

エンゼルス、ドジャース、ダイヤモンドバックス、そしてオリオールズが、2006年と'09年のワールド・ベースボール・クラッシック、そして'08年の北京オリンピックで投げたフジカワに興味を持っていると伝えられてきた。しかしエンゼルスは最近、クローザーとしてライアン・マドソンと契約したことでフジカワの争奪戦からは外れたと見られていた。

先月カブスはエンゼルスと、トレードをまとめた。それはアナハイムの先発ダン・ハレンを獲得し、マーマルを送るというものだった。しかしカブスは、そのトレードを撤回した。ハレンのメディカルレポートに懸念があったからだ。マーマルには、昨年結んだ2013年の9.8百万ドルという契約が残っている。

参考記事:Reports: Cubs sign Japanese closer Fujikawa By Carrie Muskat / MLB.com | 12/01/12 7:10 PM ET

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