カテゴリ: ダイヤモンドバックス

ビデオ判定のチャレンジをいつ使うのかという芸術性が、火曜日夜のチェイス・フィールドにおいて脚光を浴びた。

ジャイアンツのブルース・ボーチー監督が、本当に試合を左右する本塁での判定にチャレンジ権を使いたいと思った時、彼はすでに、他のプレーで判定を覆すことに失敗したために、それを失っていた。

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来週のライアン・ローランドスミスは、グラウンドの内外で忙しい男になる。

そのオーストラリア生まれの右腕は、木曜日のドジャース戦でチーム・オーストラリアで投げる予定で、そして金曜日は、チーム・オーストラリアを相手にダイヤモンドバックスで投げる予定だ。これらの2つのエキシビジョン・ゲームは、3月22日と23日に、オーストラリアはシドニーで行われるダイヤモンドバックスとドジャースのレギュラーシーズン開幕前に行われる。

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ブランドン・ウェブの右腕が、メジャーリーグの投球を披露することはもうない。

その元サイ・ヤング賞投手は月曜日、正式に引退を表明した。それは腕のけがからのカムバックに3回挑戦したあとだった。

「すべてのことを試した。いろんな人たちと一緒に努力したし、違うことも試した。だから後悔はないんだ」ウェブは自身の決断について言った。

振り返れば、メジャーリーグでのウェブの最後の登板は、2009年の開幕戦だった。その時の彼は、肩に違和感を感じて4回で降板した。

その時のそれは、深刻なけがではないようだった。ウェブは34回の先発で、22勝7敗、防御率3.30でサイ・ヤング賞の投票で2位となった翌年のことだった。

2回の手術と数回のカムバックへの挑戦が失敗に終わり、ウェブはついに、他の選択肢がないことを受け入れた。

「絶頂期だったんだ。絶頂期、そして突然おしまい」ウェブは言った。「父が"トップまで行ったんだから、もう苦しむ必要はない"って言ってくれた。僕は、"そうだね。だけどむしろ僕は、少しずつ終わりにしたい。だって突然終わりにするよりも、そっちの方が簡単だから”って感じかな」

2010年のダイヤモンドバックス、そして’11年のレンジャーズでカムバックに挑戦したあと、ウェブはもう終わったと思った。しかし2011年8月に受けた手術で、もしかしたらなんとかなるんじゃないかと考えた。

昨シーズン彼は投げず、ほとんど引退しているような状態だった。しかし野球への想いと、できるだけやってみたいという欲求が、彼にどうにかなるのではないかと思わせた。

そして昨年の11月、彼はレッズの投手コーチ、ブライアン・プライスの元へ駆け込んだ。彼はウェブがダイヤモンドバックスで成功したときに、同様の役目でウェブに貢献した。ウェブはプライスが投手コーチだった2006年にはサイ・ヤング賞に輝き、2007年と’08年は投票で2位になった。

プライスは、もしウェブが望むなら、彼の腕にその力が残っているのかを見るために、一緒に練習をしたいと思っていたと言った。

「もし誰かと一緒にやるなら、彼以外にいなかった」ウェブは言った。

そしてサンクスギビングの直前に二人は練習を始め、そして平らなグラウンドでの練習では、希望の光が見えた。

「カーブはスピンが効いていて、チェンジアップも素晴らしくて、体の動きも良かったから、その時はカムバックできるかもって思った」ウェブは言った。「だけどマウンドに上がる時が近くなって、強めに調整したらまったく違った。腕が思い通りに動いてくれなかった」

ウェブは助けになるかもしれないと思い、1週間休みを入れた。しかし先週の火曜日になっても肩の痛みは治まらず、これ以上できることはないと判断した。

「悔しいけど、ほっとしたところもある」ウェブは言った。「野球ができなくなる寂しさと、僕は十分にやっているのか、もっとできるんじゃないかって思うことがなくなることへの安堵感、両方の気持ちがある。ここ3年間のすべての時間をそのことに費やしてきて、それがすべて無駄ったことが分かった」

ウェブは、これから先のことは、まだ何も決めていない。彼の妻アリシアが、何かしてほしいことがあるんじゃないかと彼は言った。そして彼は、レーガンとオースチンの二人の小さな子どもたちのためにすべての時間を費やすだろう。

しかし野球はまだ、彼を離さない。そして彼の気持ちは、ダイヤモンドバックスに残っている。そこは2000年にケンタッキー大学の彼をドラフトした球団だ。そして彼がメジャーリーグで投げた、唯一の球団である。

「僕にコーチの能力があるのかなんて、分からない」ウェブは言った。「野球に関わることをしたいよね。それが何かは分からないけど」

ダイヤモンドバックスは、そのことについて彼と話をするだろう。

球団社長でCEOのデリック・ホールは、その決断後のウェブに少し時間を与えるつもりだが、その後、球団のためにウェブができることを相談したいと言った。

「悲しい日だね」ホールは言った。「彼は素晴らしいキャリアを過ごして、そして私の意見だが、これからもずっとダイヤモンドバックスの一員だろう。彼はファンと球団のために、素晴らしい投球を披露してくれた。彼は最高の道を進む中で常に一流で 、ダイヤモンドバックスを代表する選手だった。彼はすばらしい父親であり、夫であり、いつも本当の紳士なんだ」

参考記事:Former NL Cy Young Award winner Webb retires By Steve Gilbert / MLB.com

2度のオールスター選出をほこるダイヤモンドバックスのライト選手ジャスティン・アップトンが、シアトル・マリナーズへのトレードを拒否した。MLB.comに対し関係者が認めた。

昨シーズン、打率.280、17本塁打、67打点を記録したアップトンは両チームが合意に達したあと、トレード拒否条項の破棄を拒んだ。25歳のアップトンは契約のなかに、4チームに対するトレード拒否を入れており、そのうちの1チームがマリナーズだった。

ダイヤモンドバックスのケビン・タワーズGMとマリナーズのジャック・ズレンシックGMの両者は、その報道に関するコメントを拒否している。

「トレードの噂に関するコメントはしないというのが、我々のポリシーだ」ズレンシックは言った。

木曜日に最初にこの話を伝えたFOXスポーツのケン・ロゼンタールとジョン・ポール・モリシーによれば、マリナーズはアップトンと数名のトップ・プロスペクトを交換するつもりだった。

CBSスポーツのスコット・ミラーによれば、移籍が考えられる選手は多いが、アップトンの代わりにダイヤモンドバックスが受け取る予定だったのは、リリーバーのチャーリー・ファーブッシュとスティーブン・プライヤー、内野のプロスペクト、ニック・フランクリン、そして投手のトップ・プロスペクトであるダニー・ホルツェン、ジェームス・パクストン、タイワン・ウォーカーのうちの一人だった。

アップトンの契約は3年38.5百万ドルが残っているが、ここ1年半のあいだトレードの可能性が取りざたされていた。ダイヤモンドバックスはアップトン以外に、タワーズが先月フリーエージェントのコディ・ロスを獲得し、ジェラルド・パーラ、ジェーソン・クベル、新人のアダム・イートンと外野手が余っている。

昨シーズンのアップトンの成績は若干下がったが、ナショナルリーグMVPの投票で4位になった2011年には打率.289、31本塁打、88打点を記録した。

6フィート2インチ、205ポンドでバージニア出身の彼は、2005年ドラフトの全体1位で、2年後の19歳のときにメジャーデビューを飾った。彼はキャリアで.278/.357/.457を残している。21歳から25歳のこの4年間の打率は.286で、平均23本塁打、78打点、19盗塁を記録している。

FOXスポーツは、レンジャーズとブレーブスがアップトンの獲得を目指しており、彼はこれらのチームは好んでいると指摘している。彼の兄B.J.アップトンは、このシーズンオフにブレーブスと5年75.25百万ドルの契約を結んだ。

複数の報道によれば、他にブルージェイズ、カブス、そしてレッドソックスが、アップトンのトレード拒否リストに入っている。 

参考記事:D-backs' Upton turns down trade to Mariners By Brian McTaggart / MLB.com

diamdonbacks-japanese-pitchers-popup昨年の12月、テキサス・レンジャーズが投手のユウ・ダルビッシュに108百万ドルを支払った時、それはいくつかのチームは、日本からくる優秀な選手に対して、大金を費やすことを厭わないことを思い出させた。

しかしそれが、新たな巨大契約の予兆だとはとても思えない。イチロー・スズキやヒデキ・マツイといった一握りがスターになった一方で、メジャーリーグでプレーした57人もの選手は、期待はずれか払いすぎ、またはその両方だった。ヒデキ・イラブ、ケイ・イガワ、そしてカズ・マツイの様な高額で失敗した選手は、チームが日本人選手に大金を払うことに、疑念を抱かせた。

それでもまだアメリカのチームは、良く訓練されて、練習熱心で、今までの選手よりも適正な給料で働く気がある、中継ぎ投手や優秀な守備の内野手、状況に応じた打撃が出来る選手を日本で探している。

それが、ダイヤモンドバックスのケビン・タワーズGMとデリック・ホール球団社長が今月初めに、日本に行っている大きな理由だ。シーズンオフ、彼らは42才のジャーニーマン・リリーバーのタカシ・サイトウと1年1.75百万ドルで契約した。

サイトウは、ダイヤモンドバックスに来た初めての日本人選手だ。しかし今シーズンの彼は、怪我に見舞われているが、彼の獲得が、タワーズとホールに日本での活動の拡大を考えさせた。 ヤンキースやレッドソックス、そして他の予算が豊富なチームの様に資金が無いダイヤモンドバックスは、将来的にもダルビッシュの様な選手を追いかけるとは考えにくい。しかし彼らは、合理的な価格の過小評価されている選手を探しだそうとしている。

「私たちは、マーケットサイズの理由から、ダイヤモンドの原石を求めている」タワーズは言った。「ポスティングシステムになれば、それは本当にお金の問題になり、選手と契約する前に40から50百万ドルの話をすることになる。だから、見逃されている選手を探しださなければならない」

タワーズは特に、日本人投手を気に入っている。なぜなら彼らは、良いコントロールと豊富な球種を持ち、一生懸命働くからだ。彼らはまた、良い投球フォームをしていて、彼が言うには、それは彼らの怪我が少ないことを意味する。

1997年当時、スプリングトレーニングで消え去る前に”メッツ・ローテーションで1番”になって欲しいと彼らが望んでいたコウイチ・タニグチのケースのような忘れがたい失敗がある一方で、ヒサノリ・タカハシとヒロキ・クロダは、彼らの給与の金額を納得させた。

「たくさんの野手が失敗をしていても、日本人投手のほとんどは良くやっている。それが補助的なリリーフの役目であってもだ」ロバート・ホワイティングは言った。彼は日本野球の歴史を綴った”和を持って日本となす”の著者だ。「太平洋を挟んだ両側の期待が低下している中で、日本人選手に触手を伸ばすのはより簡単になると思う」

ホールは、自身の考えを持っている。新しいビジネスチャンスだ。ヤンキースはヒデキ・マツイがブロンクスでプレーしていた時、ロスターにいる日本人選手は、家で見ているファンに宣伝したい日本企業からのスポンサーを引っ張ってくることを学んだ。 

そしてまた、スコッツデールにあるダイヤモンドバックスのスプリングトレーニング施設で練習をしたいと思う日本のチームとの契約の可能性もある。

「敬意を払って、時間をかけて信頼関係を築くことで、たくさんのファンを獲得することができる」ホールはビジネスパートナーになる可能性がある日本企業と顔を合わせる重要性について言った。

日本に滞在する間、タワーズとホールはチームの環太平洋地区の責任者であるマック・ハヤシと一緒に、日本プロ野球のコミッショナーに会う。そして3試合を観戦し、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、西武ライオンズ、そして他のチームのフロントオフィスの人物に会う予定だ。

タワーズはまた、来シーズンにメジャーリーグでプレーする可能性があると彼が考える阪神のクローザー、キュウジ・フジカワ、そして西武のショート選手、ヒロユキ・ナカジマを視察する。その後彼らは、サイトウの故郷である仙台を訪れる。野球教室に参加し、昨年の地震と津波で被害を受けた場所を訪れる。

アリゾナには、シアトルやロスアンゼルスのような大きな日本人コミュニティは存在しないが、タワーズとホールは、日本人選手と働いた経験が、それを助けてくれるだろうと言った。ホールはドジャースのスポークスマンだった時に、ヒデオ・ノモと友人になった。彼はメジャーリーグに熱狂をもたらした。タワーズがパドレスのGMをしていた時、後にヤンキースに送られるイラブが、メジャーに来るのを手伝った。

ダイヤモンドバックスが日本で、ヤンキースやドジャース、そしてマリナーズが持つような知名度を持たない間、アリゾナにチャンスを与えるように、サイトウが他の日本人選手たちを説得してくれることを、彼らは望んでいる。

しかし偵察は欠かせない。イライアス・スポーツ・ビューローによれば今年、14人の日本生まれの選手がメジャーリーグでプレーしている。メッツのようなチームが日本人スタッフをカットしていても、日本人選手の多くは、安定して活躍している。他のチームの多くは、日本も含めたスカウト活動をを拡大している。それらのチームはまた、将来の才能を発掘するために、ワールド・ベースボール・クラシックの様な国際大会に注目している。

ビデオや成績を簡単に手に入れられるようになったことはまた、遠くにいる選手を追跡することを容易にした。実際に6つのメジャーリーグチームが、スカウト・ドラゴンと呼ばれるデーターベースを活用している。それは2人の日本に住むアメリカ人によって作られた。開発者の一人、イラ・スティーブンスは、彼らが日本に行く前に、どの選手が彼らが時間を費やす価値があるのかを確認するのに役立つと言った。彼が言うには、あるケースでは、スカウトは旅程を3分の1にして、時間とお金を節約した。

「たくさんのお金が使われ、そして失われたということを、過去が示している」スティーブンスは言った。「チームが選手をより正しく評価する助けになればと思っている」

参考記事:Looking to Japan for Solid and Affordable Players By KEN BELSON The New York Times
http://www.nytimes.com/2012/07/31/sports/baseball/diamondbacks-look-to-japan-for-solid-and-affordable-players.html?_r=2&partner=rssnyt&emc=rss#h[EsAEsA,SitBta,3,WgaSyh,1,3,EttWeo,2,HhhTaa,1,YcwYcw,SlrTaa,1,2,TpsHih,2]

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