カテゴリ: アスレチックス

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アスレチックスのショート選手ヒロ・ナカジマは今春、ラインアップのどこに彼がフィットするのかをボブ・メルビン監督が見つけるまで、オーダーのあらゆるところに名を連ねるだろう。

このスプリングトレーニングで2番と6番をすでに経験したナカジマは、土曜日の試合では7番に入った。しかし彼は、二度とその打順に入りたくないと思ったかもしれない。

その日本人内野手は最初の2打席で、続けて左腕にデッドボールを食らった。そしてその後、この日最後の打席となった5回の第3打席は、空振り三振に終わった。

「日本にいた時はレギュラーシーズンで、だいたい14回か15回ぐらいだったかな」ナカジマは通訳を通して言った。「でもスプリングトレーニングではあまりないから、そういう意味ではびっくりした」

それでもナカジマは、メルビンが試すいろいろなラインアップに、積極的に関わるつもりである。

「日本でデビューした時は7番打者で、その後がんばって3番になったんだ」彼は言った。「だけどここでの打順は、どこが良いっていうのは特にない。出場できるのなら、どこでも良い。チームにできるだけ貢献するというのが重要だから。打順がどこっていうのは、僕にはあまり意味がないんだ」

土曜日に7番打者だった彼は、メジャーリーガーとして初めて盗塁を決めて、その後エリック・ソガードのタイムリーヒットで、初めてホームベースも踏んだ。ナカジマは日本にいた時、シーズンで25盗塁前後を決めていた。そして彼は、スピードでもアメリカの試合に適応できるようにしたいと試合後に言った。

「ここでも、積極的な走塁ができるようにしたい」セカンドへの盗塁を決めたナカジマは言った。「スプリングトレーニング中に、もっと思い通りに走塁できるようにスピードを上げていきたい」

メルビンは、その姿勢を評価している。それは中島の打順を考えている彼にとって、助けになるものだ。

「もう少し動かしてみるつもりだ」メルビンは言った。「私たちがこれまでに見てきたのが、どんなタイプの打者なのかまだ分からない。彼は長打を打って、得点を稼げる選手なのか? 彼はヒットエンドランができる選手なのか? 得点を稼ぐためには、下位打線に彼をおいたほうが良いのかもしれない。昨年のラインアップは、下位打線からの得点力が本当に少なかった。中軸には出塁率の高い選手がいたから、彼らの後ろに、返すことができる選手も欲しいよね」

参考記事:Nakajima bouncing around A's lineup By Jane Lee / MLB.com

メジャーリーグで投げることは初めてではなかった。しかしそれはヒデキ・オカジマの心に、いろいろな思いを呼び起こさせた。

37歳のベテランリリーバーである彼は、月曜日のインディアンス戦で、アスレチックスでの非公式戦デビューを飾った。それは2011年5月以来のメジャーリーグでの登板で、その時の彼はレッドソックスのユニフォームを着ていた。

オカジマはクリーブランドの先頭打者だったジェイソン・ジアンビに四球を与えた後、コード・フェルプスに二塁打を打たれた。しかし彼は1イニングを無傷で終えて、通訳を通して「良い投球だった」と言った。

「ベテランって言ったって、アメリカのマウンドは久しぶりだったから、少し緊張した。だけど結果的にはOKだった」オカジマは言った。彼は今月、アスレチックスとマイナーリーグ契約を結び、メジャーリーグのロスター入りを狙っている。

昨年のオカジマは、ヤンキースでプレーするはずだった。しかし身体検査に通らず、彼言うに「ボールが少し小さくて、マウンドは少し柔らかい」故郷に帰ることになった。

「前みたいに、アメリカの野球に慣れないといけない」オカジマは続けた。「昨年ヤンキースで投げることができなかったのは事実だから、こうやって投げることができるというのは、僕にとっては前向きなこと。もう二度とアメリカで投げることができないかもって思っていたから、マウンドに上がれるだけでも、感慨深いよね」

参考記事:Okajima relishes return to American mound By Jane Lee / MLB.com

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土曜日、メジャーリーガーとして初めての試合に挑んだ日本人ショート選手のヒロユキ・ナカジマの緊張は、すぐに吹き飛んだ。

「試合が始まって早めにゴロが飛んできたから、それで緊張が少し楽になった」ナカジマは通訳を通して言った。「それに打順が2番で、急いでそれに準備しなくてはならなかったから、それでも少し緊張が解けた」

ナカジマは最初の打席で四球を選び、3回にはセカンドフライ、6回には空振り三振と、続いた2回の打席でもヒットが出なかった。しかしミルウォーキー戦の6回終了後に交代したあとの彼は、その日の試合についてむしろ満足を感じていた。

「環境や雰囲気が、ほんとうに素晴らしい」彼は微笑みながら言った。「それですごく気合が入った。本当に楽しかった」

「全部が守備範囲内だった。最初の試合を無難にこなせて良かった。それに試合での投球を実際に見ることができたのも良かった。試合を重ねていけば、少しずつ慣れていくと思う」

そのプロセスは簡単なものではないが、彼の回りにいる全員が、そうできるように自分の役割を果たそうとしている。そして土曜日の彼にその手伝いをしたのは、ジャマイル・ウィークスだった。二人は2回に、その日のハイライトとなるダブルプレーを見せた。

「ウィークスがボールを取りに行ったのは分かっていたから、あとは彼がどんなボールをどこに投げてくるかだった」ナカジマは言った。

「彼がショートなんだから、信頼をしないとね」ウィークスは言った。「それに僕たちは、まだあまり一緒にプレーしていないけど、僕が投げようと思ったところに彼はいてくれた」

「良かったね。僕たちは、プレーを確認するコミュニケーションが取れていた。今必要なのは、それだから」

ナカジマも同じだ。日によって変わる二塁手、ウィークスとグラント・グリーンとのコミュニケーションは「パーフェクト」だと感じている。

「彼は良さそうだった。本当にそう思った」ボブ・メルビン監督は言った。「始まったばかりの時から良いプレーをしていたし、ベースに入るのもスムーズだった。ウィークスとのコンビネーションも良い。今のところは、順調だ」

非公式のデビュー戦で、ナカジマについておそらくもっとも印象的だったのは、適応を必要とするであろうメジャーリーグの試合での一面に気づいていることだ。彼はダブルプレーの時に、ランナーがセカンドにどのように滑り込んでくるのかをよく見たと言った。

「アメリカのランナーが、攻撃的なことは理解している」彼は言った。「だからそれを避けて、ファーストに正確な送球をしたかった」

「彼は頭が良い男だ」メルビンは言った。「彼は事態を良く分かっていて、パニックになることがなかった。しばらくは相手を学ぶ時間が必要だろうけど、それは正しい道だ」

ナカジマは反対側に、懐かしい顔を見つけた。友人のノリチカ・アオキがブルワーズの先発ライトとして出場した。二人は金曜日に電話で話をして、今春夕食を一緒にする約束をした。

どちらが払うのかと聞かれたナカジマは大きな笑顔を見せ、仲間の同郷人がメジャーリーグの先輩であることを指摘して言った。「アオキ!!」

参考記事:Everything goes smoothly in Nakajima's debut By Jane Lee / MLB.com

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アスレチックスは金曜日、今年使うであろうたくさんのラインアップのうちの最初のものを発表した。それは土曜日に行われるブルワーズとのカクタスリーグの開幕戦のためのものだ。

「あまり深読みしないでくれよ」ボブ・メルビン監督は、注意を促した。

メルビンは、現在のラインアップのことよりも、選手のパフォーマンスに注目している。

彼が特に注目するのは日本人ショート選手のヒロユキ・ナカジマのことで、彼は土曜日、先頭打者のジャマイル・ウィークスに続く2番で、メジャーリーグでの最初の試合に挑む予定だ。アスレチックスはすでに、ナカジマの能力を認めているが、実践での適応を見ることが残っている。

「盗塁できるほどの足の速さをもっているのか? ヒットエンドランができるのか? 得点を取る打撃ができるのか?」メルビンは言った。「彼については、不明な点がたくさんある。何ができるのかを見てきたけど、試合での彼を見るまでは、本当には安心できない」

この春、ナカジマのダブルプレーのパートナーも慎重に選ばれる。2012年、不調から降格になったウィークスは、ふたたびレギュラーになるために、自分の価値を証明する必要がある。そして彼は、同じポジションを争うスコット・サイズモアに対してもそれをしなければならない。サイズモアは土曜日の試合で9番指名打者で出場する。

普段のメルビンは、オープン戦の成績はあまり気にしないが、この場合は1対1で争って「つかみ取らなくてはならない」と彼は言った。

「彼らは争いの中にいることが分かっている」彼は続けた。「プレーが少し違ってくるだろう。"準備はできている"っていう感じではダメなんだ。もっと切迫したものだから、どこでプレーさせるのかっていうのは、その選手のパフォーマンスを元にして評価しなくてはならない」

土曜日のラインアップは、ジョシュ・レディックが3番ライトで、続いて一塁手のブランドン・モス、レフトのセス・スミス、センターのクリス・ヤング、8番にサードのジョシュ・ドナルドソン、そしてサイズモアだ。

ヨエニス・セスペデス、ココ・クリスプ、ジェド・ローリー、そしてデレク・ノリスらのレギュラー選手は、日曜日に行われるエンゼルス戦に出場予定だ。

「現時点で、今年を占うような感じの日になる」メルビンは言った。「どこでスイッチを入れるかだけど、全員がプレーする準備ができている」 

参考記事:Nakajima to get start in team's first spring game By Jane Lee / MLB.com

アスレチックスが、得点に貢献できるレギュラーのショート選手としてヒロユキ・ナカジマと契約したことは、誰でも知っている。

しかしボブ・メルビン監督の話を聞けば、ナカジマの野球選手としての能力だけが、彼の魅力ではなかったことが明らかだ。

 日曜日に行われた毎年恒例のアスレチックスのファン・フェスタに現れたメルビンは、笑顔を浮かべて登場し、逆立てたヘアースタイルのナカジマに対して幅広い期待を示した。

「スティーブン(・ドルー)を戻すことができなかったから、ヒロの加入は本当に良かった」メルビンは言った。「彼のことを本当に楽しみにしている。彼は打てる。そして守れる」

「それに彼はリーダーで、試合巧者みたいだね。ここにとても良くフィットすると思う」

ナカジマの満面の笑みは、それを聞いてさらに大きくなったが、彼はそれができるのだろうか。

「もし彼が本当にそう言ったのなら、このチームに入れたことが本当に良かったと思う」ナカジマは言った。「ここでもリーダーになれるように頑張ります」

ナカジマの初めてのファン・フェスタの参加は、文句なしの成功だった。コロシアムで行われたそのイベントのチケットはソールドアウトで、ナカジマが紹介されたとき、ファンは彼の名前を叫んで声援を送った。

「あの時、みんながヒロって呼んでくれた」ナカジマは通訳を通して言った。「それが嬉しかったし、本当に興奮した」

12月18日にアスレチックスと契約したあとに行われた記者会見で、オークランドを即座に魅了したナカジマの魅力は、なにも失われていなかった。

「彼は周りを明るくしてくれる人間だ」ビリー・ビーンGMは言った。

ベイエリアにまだ家を見つけていないナカジマは今、忙しくしている。彼が街を見て回るのはあと数日しかない。2月1日にはアスレチックスのキャンプが行われるフェニックスに入ると彼は言った。

スプリングトレーニングは投手とキャッチャーが集まる2月12日まで始まらない。そしてナカジマらの野手は2月17日 に集合するが、彼は初めてのメジャーリーグのスプリングトレーニングにできるだけ備えたいと思っている。

「それが僕のミッションですから」彼は言った。「そこに2月1日、早めに行って、雰囲気に早く慣れたい」

日本で行われる春季キャンプは、通常2クール行われる。米国のチームは、カクタスリーグが始まるまでの1クールのみで、お昼か午後1時には練習が終わる。

ナカジマには、全く問題ない。未知ではあるが、問題はない。

「日本のスプリングトレーニングは、少しだけやりすぎ」ナカジマは言った。「僕には、こっちのほうが合っている」

参考記事:Oakland A's new shortstop plans early start By John Hickey  Marin Independent Journal

オークランド・アスレチックスは火曜日、30歳のヒロユキ・ナカジマと6.5百万ドルの契約を結んだ。その遊撃手は2001年から日本の西武ライオンズでプレーして、打率.309、149本塁打、664打点を記録している。

ナカジマがオークランドと契約したのは、ショートでプレーするチャンスがあるからで、それが他のチームと契約しなかった理由だと言った。

オークランドのビリー・ビーンGMは、ナカジマのことを「堅実な守備の攻撃的な選手」だと言った。

日本からMLBに来る30歳の日本人選手に、何が期待できるだろう?それは多くはない。投手がアメリカのプロ野球に適応して成功をおさめている一方で、野手はインパクト不足である。これまでに11人の野手がアメリカのチームと契約したが、うちヒデキ・マツイとイチロー・スズキの2人だけが、大きなインパクトを残した。事実、イチローとマツイの2人だけで22年のMLB経験があるが、残る9人を合わせても39年しかない。一人当たりの平均MLB在籍年数は4年である。

太平洋を超えてきた日本人選手が、どんな結果だったのか見てみよう。

ツヨシ・シンジョー

2001年、2人の日本人野手が、国の両岸の、異なるリーグの異なるチーム、異なる試合でデビューした。西海岸にはシアトル・マリナーズで初の殿堂入りライト選手になるであろうイチロー・スズキがいた。ニューヨークではメッツのセンターに、ツヨシ・シンジョーがいた。

シンジョーは、センターのバックアップを期待されていたが、結果的に400打席を超えた。彼は本拠地開幕戦に出場した後、打率.268、10本塁打を記録した。

「うちのチームに、彼はぴったりだ」2001年の本拠地開幕戦の後にマイク・ピアザは言った。「うちには、彼みたいな才能をもった選手が必要だった。彼は期待通り良かったけど、もっと良くなるよ。彼は私たちにスピードをもたらしたし、筋金入りのパワーもある」

しかし彼は4回しか盗塁を成功させず、5回アウトになっている。

2002年、彼は僅か118試合の出場で打率.238。そして2003年、彼の打率は2割を下回り、3Aへ送られた。そのシーズンを最後に、彼は日本へ戻った。

ソー・タグチ

まず始めにこれを言っておこう。ソー・タグチは2つのワールドチャンピオンチーム(2006年のカージナルスと2008年のフィリーズ)にいた。しかしタグチは、2002年から2009年までに僅か3シーズンしか300打席を超えていない。その間の彼の打率は.279で、長打はキャリアで100を超えなかった(本塁打は19本) 。公正を期すために言っておけば、タグチがカージナルスと最初に契約したのは、30歳を過ぎていた。

カズオ・マツイ

カズ・マツイは2004年シーズン前にニューヨーク・メッツと契約するまで、日本で8年間プレーしていた。メジャーに来た最初の日本人内野手だったマツイは、ついにシーズンで114試合以上プレーしなかった。彼のキャリア打率は.267(日本では打率.309)だった。マツイはおそらくグラウンドのプレーよりも、メッツがホセ・レイエスをセカンドに動かして、高額で契約したフリーエージェントだった彼をショートに置いたことで、記憶されているだろう

そのシーズンの終わり、レイエスはレギュラーのショート選手になっていた。2006年6月、マツイはコロラド・ロッキーズにトレードされた。2010年、ヒューストン・アストロズは彼をリリースした。その後、彼は日本でプレーを続けている。

タダヒト・イグチ

シカゴ・ホワイトソックスでの1年目、タダヒト・イグチは打率.278を記録した。彼はワールドシリーズを制覇した2005年のシーズンのMVPだとオジー・ギーエン監督は言った。

彼は3年間でそれぞれ、打率.268、.271、.267を残した。4年目、そして最後の年となった2008年、彼は85試合の出場で打率.238だった。彼は今、NPBの千葉ロッテ・マリーンズでプレーしている。

ノリヒロ・ナカムラ

ロサンゼルス・ドジャースと契約したノリヒロ・ナカムラは、ダメだった。しかし日本でナカムラは、打率.268、6年連続で40本塁打を記録している。

ケンジ・ジョージマ

米国で初のレギュラー日本人捕手として、4年間の堅実なシーズンを送ったケンジ・ジョージマが、このリストのなかで、おそらくベストだと言えるだろう。最初の2年、彼は10本以上の本塁打を打ち、2009年にMLBキャリアを終えるまでに46本塁打を放った。日本に戻った彼は、その後3年間、控えめにプレーした。

アキノリ・イワムラ

日本で3回のオールスター出場のアキノリ・イワムラは、2007年シーズンの前にタンパベイ・(デビル)レイズと契約した、しかし彼はエバン・ロンゴリアのために、2008年シーズンの前にサードからセカンドへ移った。彼はレイズが初めてワールドシリーズに進出するのに貢献した。

そのシーズンが、イワムラにとって最後のフルシーズンになった。2009年に負った大けがが、彼から俊敏さを奪った。2010年、彼はオークランドとピッツバーグで54試合の出場で、打率.172だった。イワムラはMLBキャリアで、打率.276だった。

コウスケ・フクドメ

彼は2008年シーズンの前にシカゴ・カブスと契約した時、とても期待されたフリーエージェントだった。彼はメジャーの最初の月に打率.327と良いスタートを切った。彼はまた、オールスターに選ばれた。このリストの中で、唯一オールスターに出場した選手だ。しかしその後、彼の成績は瞬く間に落ちた。2009年から2011年、彼は3割を超える出塁率で、カブスラインアップの中で安定した存在を維持した。

2012年、彼はマイナーでシーズンを終え、2013年は日本でプレーすると今月発表した。

ツヨシ・ニシオカ

日本で7年間プレーした後、ツヨシ・ニシオカはツインズと3年9百万ドルで契約した。怪我は、彼が成功しなかった大きな要因だ。2011年、彼は足を骨折した。そしてミネソタにいる間中、それが影響した。彼は今シーズン終了後にチームに契約解除を要求して、受け入れられた後、日本に戻った。

ムネノリ・カワサキ

2012年にシアトル・マリナーズで61試合に出場し、打率は2割に届かなかった。彼は日本では8回もオールスターに出場している。

もちろん、これらの評価にはハンデもある。これらの選手のほとんどは、日本で長くプレーしてレギュラー選手としての地位を確立していた。そしておそらく、既にピークを迎えていた(彼らが日本に戻った時、アメリカに来る前のレベルには、すぐに戻らない)。ラテンアメリカ諸国と比べると、そこにはMLBが主催するキャンプやクリニック、そして野球教室があり、選手たちはとても若い年齢でMLBのシステムに組み込まれる。

2つの国のその競技の間に、構造的な違いがあることを忘れてはならない。日本の球は小さい。全てが土の内野は多くない。そして日本の球場は狭い。

簡単に言うとヒロユキ・ナカジマは、ヒデキ・マツイではなく、カズオの方に近いだろう。

参考記事:Oakland Athletics shortstop Hiroyuki Nakajima has the odds against him Jeremy Binckes, Digital First Media San Jose Mercury News


McCarthy hit in head 

水曜日、7-1でエンジェルスに負けた試合の4回ツーアウト、アスレチックスの右腕ブランドン・マッカーシーは、エリック・アイバーが放った強烈なライナーを頭部に受けた。それは投手がいかに危険であるのかを目の当たりにさせた。

アスレチックスは木曜日に出した声明で、マッカーシーは水曜日の夜にCTスキャンを受け、硬膜外出血と脳挫傷、それに頭蓋骨の亀裂骨折が確認されて、脳圧を下げるための手術を受けたと発表した。

そのリリースではまた、マッカーシは意識があって、安静にしており、回復の兆候を見せているとも発表している。

「私たちの一番の心配は、ブランドンの怪我の状態です。そして手術後の彼が、回復の兆候を見せていると聞いて、私たちは勇気づけられました」アスレチックスの副社長兼GMのビリー・ビーンは声明の中で言った。「彼には意識があり、安定してるという報告を受けて、私たちは喜んでいます。これからもチームは確認でき次第、新しい状況を皆さんに報告しますので、メディアの皆さんには、ブランドンと彼の家族のプライバシーを尊重することを要請します」

「今日私たちはシアトルに向かいますが、私たちの全員が、彼の早い回復を願っています」

そのライナーは、ブランドンの頭にあたった後に逸れた。そして三塁手のジョシュ・ドナルドソンが、それを内野ゴロで処理したが、その時の全員の注意は、マッカーシーに注がれていた。

彼は駆け寄ったヘッドトレーナーのニック・パパレスタの横で、数分間マウンド上に座っていたが、その後、彼は立ち上がり、自分の足でグラウンドを後にした。そして彼は、CTスキャンを受けに病院に向かった。

「僕はとにかく、すぐに彼のところに行こうとした。それ以上怪我がひどくならないように、彼が動こうとしていないか確認したかった」キャッチャーのデレク・ノリスは言った。「それを引きずらないようにしなくちゃいけないんだけど、人間だから。チームメイトのことだから心配だ。シーズンを一緒に戦ってきたんだから。だけど僕たちはマックのためにも、勝つためにベストを尽くさないとね」

今日はそうすることができなかったが、投手の最も恐ろしい悪夢を目撃したアスレチックスにとって、それは重要ではなかった。

「彼の顔に当たったのか、グローブに当たったのか、僕には判らなかった」ドナルドソンは言った。「彼にボールが当たってから、僕の方に飛んでくるのが見えた。だからそれを取って、ファーストでアウトにすることができた。恐ろしい。これまでを思い返したって、あんなの知らないよ。全てが今、大丈夫そうなのはありがたいことだけど、一インチでもずれていたら、取り返しのつかないことになっていたかも知れない」

「危険だった」その時セカンドベースにいた、クリフ・ペニントンは言った。「僕の方からは、ボールが彼の頭に当たったのが見えた。グローブをかすめたのかも知れないけど、彼にまともに当たったのは判っていた。それが野球の試合よりも大切なことなのは明らかだから、彼が大丈夫なのかを確かめたかった」

左腕のトラビス・ブラックリーが、ロングリリーフとして呼ばれた。彼は3イニングをシャットアウトの好投をしたが、それはブルペンを覆い尽くしたショックを振り切った直後だった。

「僕が投げることになるなんて、考えてもいなかった」ブラックリーは言った。「それが起こった時、みんな少しショックを受けていた。僕たちはみんな手を口に当てて、無言で立ち尽くしていた。僕たちの角度からは、最悪に見えた。そして恐らく、誰かが行くことになるんだろうなって思っていたら、みんなが動き出して、僕もスイッチが入った」

クラブハウスでは数名の選手が、病院に向かう前のマッカーシーの様子を見るために周りをうろついていた。彼がどれくらい休むのかまだ判らないが、彼の不在は、ポストシーズンの行方を決める厳しい9月のスケジュールの中で、若いアスレチックスからベテランの存在を奪うことになる。

「確かに厳しい」ノリスは言った。「彼はうちの1番手の投手だから」

「若手が多いローテーションの中で、彼はベテランだから」ブラックリーは言った。「彼はその役目を果たしてきていた。それに多くの投手が、彼の投球のアイデアを参考にしていると僕は思っている。彼にはできるだけ早く戻ってきて欲しい。彼には、次の先発ができるようになって欲しい」

29才のマッカーシーは次回、アイバーのいるエンジェルスを相手にアナハイムで投げる予定だったが、ブラックリーと3Aの右腕ダン・ストライリーが、彼が投げられない場合の代わり候補だ。心配をしていたアイバーは、マッカーシーの電話番号を手に入れた。そして彼に電話を入れる予定だ。

「気分が悪いよ。彼は良いやつなんだ」アイバーは言った。「誰かの頭に当てたいなんて思ったこともないし、彼は良いやつなんだ。全てが良い方向に進んで欲しいし、彼が早く良くなるようにって、神様にお願いする」

「どんな状況であっても、あんな場面は決して見たくない」エンジェルスの投手ダン・ハーレンは言った。「もしそれが、その年の最終戦で、僕たちが優勝争いをしていてもね。誰もあんなのは見たくない。僕は個人的に彼を少し知っているから、見ているのが本当に辛かった。投手として、ああいったことが起こることは解っている。彼は良い人間だし、僕は彼が大丈夫であることだけを願っている」

参考記事:McCarthy resting, 'alert' after surgery on head By Jane Lee / MLB.com | 09/06/12 7:12 PM ET
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120905&content_id=37940042&vkey=news_mlb&c_id=mlb  

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