Recap: CUB 6, NED 7
2013年ワールド・ベースボール・クラッシックの、サンフランシスコ行きの最初の2枚のチケットの行方が決まった。今、第1組で残されているのは、誰がファーストクラスで行き、誰がエコノミーで行くのかだ。
日本とオランダは、大会の決勝ラウンド進出を決めたが、1組の勝者を決めるために火曜日に対戦する。第1組の勝者は、第2組の2位と3月17日に対戦し、第1組の2位はその翌日に第2組の勝者と対戦する。
大会の決勝戦は3月19日に行われる。
オランダチームは、ここに来るまで長い道のりだった。彼らは台北で行われた台湾戦に8対3で負けて、東京では日本に16対4で負けた。その敗戦でオランダは、キューバとの生き残りをかけた試合に望むことになり、7対6で勝利した。
「今日は、チーム全体ががんばった」オランダのヘンズリー・ミューレンス監督は、月曜日に言った。「今日は、ケガをしている選手が多かったから。昨日、(ロジャー・)バーナディナが手首をケガして、今日は先発出場ができなかった。今日の試合中も(ウラディミール・)バレンティンがケガをして、最初の打席で退いて、その後(ユレンデル・デカスター)もケガで下がった。だからカリアン(・サムス)と(クサンダー・)ボーハールツには、本当に助かった。ボーハールツは大会に入ってから調子が悪かったけど、9回の大きなヒットで、その後の犠牲フライにつなげてくれた」
「選手が一丸となってがんばってくれて、より力が必要だった時にダグアウトの全員が一緒になって、勝利に向かっていった。それが勝因だ。8回に2点をリードされた時だって、彼らは決して諦めず、再度反撃した。キューバも良いプレーをしていたけど、私たちの方が良いプレーをしたんだ」
バレンティンが足の筋肉に張りを訴えていることで、オランダはラインアップに強打者の一人を欠くことになるだろう。
「 彼が明日、プレーできるか分からない」ミューレンスは言った。「彼は左の大腿四頭筋に張りがあるんだ。こういった足のケガは、みんなも分かっているだろうけど、今晩と明日は休ませなければならない。彼がその後にプレーできるのか、もっとひどいケガなのかは、もっとチェックしてからだ」
「その答えはまだ出ていないけど、私が言えるのは、普段でも足のケガっていうのは、グラウンドに戻ってくる前に2日くらい休ませなければならないということだ。彼のシーズンのリスクになるようなことはできないし、リスクを冒してまで準決勝でプレーさせるようなことはない」
日本は日曜日、オランダを大きく上回るプレーを見せた。鳥谷敬、松田宣浩、稲葉篤紀、糸井嘉男、そして坂本勇人が本塁打を放った。6本塁打は、2009年にキューバが記録した1試合の本塁打数のタイ記録だ。
日本は今大会で、ブラジル、中国、台湾、そしてオランダを破り4勝1敗である。
参考記事: Japan, Netherlands to battle for Pool 1 victory By Jason Coskrey