メジャーリーグ・ベースボールは木曜日、ストライクゾーンの判定以外の実質的にすべてのプレーにインスタント・リプレイを導入することを決定し、2014年から導入する予定だとバド・セリグ・コミッショナーが発表した。それには、1試合あたり3回までの監督の「チャレンジ」が含まれている。
「歴史的な日だ」セリグは語った。
MLB副社長ジョー・トーリ、アトランタ・ブレーブスのジョン・シャーホルツ球団社長、そしてアドバイザーのトニー・ラルーサは、30球団のオーナーグループにリプレイの全体像を説明し、広く賛同を得たとセリグは言った。11月13-14日にフロリダ州オーランドで行われる4半期に1度のオーナー会議で正式に決定する予定だ。
リプレイには、試合中に3回までの監督のチャレンジが含まれて、最初の6イニングで1回と7イニング以降に2回使うことができる。もし監督のリプレイ・チャレンジが成功すれば、それは回数にカウントされない。
もし監督が3回のチャレンジを使いきってしまったら、審判団はホームランの判定について、自らの判断のみでビデオ判定ができるというルールが、新しいレギュレーションに加えられる。
MLBの関連会社がリプレイ用のカメラを用意し、それは審判の経験がある人物がモニターする。抗議があったプレーに対しては、責任審判ではなく、彼らが最終判断を行うことになる。
参考記事: Selig: 'Historic day' for instant replay in MLB Bob Nightengale, USA TODAY Sports