カテゴリ: レンジャーズ

月曜日のサプライズ・スタジアムは、どこか開幕戦のようだった。冷たい空気、衛星中継のトラック、そしてメディアの大群でいっぱいだった。これは普通のカクタスリーグの試合ではなかった。

この冬に太平洋を渡ってきて、最も注目を集める投手と打者、ユウ・ダルビッシュとノリチカ・アオキが対戦した試合だった。大評判の投手ダルビッシュは、レンジャーズでこの春3度目の先発だった。日本で3回の首位打者になっているアオキは、ブルワーズのライトに入った。

ミルウォーキーのロン・レネキー監督は、この春ブルワーズキャンプに来ている日本人レポーターをなだめるためにアオキを先発にしたと冗談を言った。そしてレンジャーズキャンプではロン・ワシントン監督が、ダルビッシュのグラウンドでの一挙手一投足を目撃するためにアリゾナに来ているメディアに囲まれていた。

一旦試合が始まれば、両選手は期待に答えた。二人の選手は、少なくとも知られているのと同じ程度の仕事を見せた。

ダルビッシュは4イニングで僅か1本のヒットしか与えず、空振りを奪うことで実力を魅せつけた。彼は1回と3回はそれぞれ3人で終わらせて支配的な姿を見せたが、2回と4回は3四球、暴投、死球と不安定な姿を見せ、最後はダブルプレーで終わらせた。

この春、これまでのアオキの打率は.194だが、ダルビッシュから唯一のヒットを打ちダルビッシュから得点を奪った。加えて6回には、試合を同点にする三塁打を打ち、最終的には3安打、3打点、1盗塁、1得点だった。

この間も二人は、日本からアメリカのメジャーリーグに移ったことで挑戦している多くの変化を続けていたが、それは少ししか解決していない。

レンジャーズが110百万ドルを費やして獲得したダルビッシュには、想定通りだった。大きな右腕は、時にコントロールに苦しんだが、この時期にとっては珍しいことではないと言う。

「体の使い方や、投げ方はまだ調整中だから。今の時点で完璧に同じ動作を繰り返すことはできない」ダルビッシュは通訳を通して言った。「まだ安定していない。良い球と悪い球があるのはそれが理由。とにかく、今の時点で完璧は望んでいない。このまま続けていけば、良くなっていくと思う」

「毎年、この時期はこんな感じなので、今の状況はこれまでのこの時期と大きな違いは感じない」

もしダルビッシュが、日本にいた時と同じくらい良い成績で終われば、2回のアメリカンリーグチャンピオンに輝いた時に先発ローテーションにいたC.J.ウィルソンが抜けた穴を埋めることになり、レンジャーズには良い結果となるだろう。ブルワーズのリリーバー、カメロン・ローは2009年に日本で投げており、直に彼を見たことがあった。

「ユウ・ダルビッシュは、そこでは完璧に抑えていた」ローは言った。

ローは、日本のチームが円グラフでいろいろなカウントのいろいろな投球の割合を詳しく書き出し、打者のためにとても詳細なレポートを作成するという事実を指摘している。

しかしローがいたソフトバンク・ホークスがダルビッシュと対戦した時、それは違っていた。

「”やっちまえ”みたいな感じで投げてきた」ローは肩をすくめながら言った。「おかしいだろ。実際に、彼は向こうではスーパースターなんだ。僕は3年前にむこうに行ったけど、彼は既に雑誌の表紙になっていた。憧れの的だよ」

アオキも悪くなかった。彼もまた日本ではスロースターターで、レギュラーシーズンのベルが鳴った時に、それは影響を及ぼすものではなかった。彼は2005年、'07年そして'10年にセントラル・リーグの首位打者に輝いており、7シーズンのうち6回は打率が.300を超えている。

「彼は明らかに我々の戦力になるだろう」ブルワーズの三塁コーチ、そしてチームの外野と走塁インストラクターをしたいるエド・シーダーは言った。「スプリングトレーニング(の成績)なんて気にしない。もしスプリングトレーニングでそんな事を気にしていたら、スーパースターの何人かは、リリースされてしまうよ。そうなったら大変だ」

初めてのアメリカも、また大変なことだ。ダルビッシュはこの春、調整についての質問は答えをはぐらかしてきた。彼が好んだのは、レンジャーズの気遣いを彼が家でどう感じているかの話だった。

しかし青木は、それが簡単な変化でないことを認めた。

「僕はここに来て、調整に苦労していることがいくつかある」アオキは月曜日の朝に、通訳を通して言った。そして忙しくなる日の慌ただしくなる前の静かなクラブハウスで、雰囲気を味わっていた。「僕はまだ、こっちの生活に慣れていないんだ」

その生活には新しいスタイルの野球、文字通りの新しい野球、それにアオキにとっては新しい対戦投手、ダルビッシュにとっては新しい打者、より長く、より厳しい練習を選手に課す日本とは劇的に違うスプリングトレーニングのメニューが含まれる。文化的な適応もある。言葉の壁、馴染みのないチームメイト、そして食事だ。

しかしアオキは、ブルワーズから歓迎の雰囲気を感じている。そしてまた彼は、アリゾナで他の日本人選手、マリナーズのイチロー・スズキとムネノリ・カワサキらと時間を過ごした。アオキはフェニックスに日本レストランを見つけ、そこが気に入った。

そしてダルビッシュは、彼の到着に合わせて特別に作られたインタビューテントで話す時に、無数のカメラのフラッシュが浴びせられているのにもかかわらず、新しい家について聞かれた時、それを砂漠のそよ風とおなじように簡単に受け流した。

「最初の日から、僕はそんなに困ったことはない」彼は言った。「僕はそれは、チーム全体に対する信頼だと思う。スタッフと選手たちは、とても良い人たちで、とても歓迎してくれている。それらは僕の気を楽にしてくれた。一日目から、僕はここで野球をすることを楽しんでいる」

両チームがこれから期待することは、それぞれの選手が生まれた国で感心を集めている間に、彼らが見せた可能性を花開かせることだ。

ローは個人的に、アオキに対する疑問を持っていない。

「彼がリズムを掴むまでに少しかかるだろう。だけど彼は凄い選手だ」ローは言った。「僕は彼の練習を見ている。彼は適応できるタイプの選手だ」

ダルビッシュについて、ワシントンは彼から見えるものの多くを気に入っているようだ。

「彼は高すぎる球や低すぎる球が無いんだ」ワシントンは言った。「彼はいつも戦っている。それは良い投手の印だ」

昨年のナショナルリーグMVPであるライアン・ブラウンは、月曜日にダルビッシュと2回対戦し打てなかった。そして印象に残ったようだ。

「僕は6球か7球見ただけだから言うのは難しいけど、良いものがあった。彼は純粋で良いものを持っている」ブラウンは言った。「彼は自信を持っている。だから彼は成功すると思う。彼は大きくて、背が高くて、投げ下ろすタイプの投手だ。彼は明らかに、マウンドでの存在感がある」

新しく来た人間にとっておそらく一番重要なことは、怪我などでの気が重い状況でもユーモアのセンスを忘れないことだろう。ダルビッシュは、ここに来るまでの長い旅にも関わらず、それを忘れてはいないようだ。

彼がどの投球がベストだと思うか、そしてもう一つ、この春にどの球にもっとも苦労しているかと尋ねられ、ダルビッシュは最初の質問にツーシームファストボールの出来具合に満足していると答えた。その後、彼は通訳に囁き、微笑んだ。

「ジャイロボール」彼は言った。「おそらくそれに一番苦労している」

参考記事:Adjusting to U.S. life part of game for Yu, Aoki By Adam McCalvy and Doug Miller / MLB.com | 03/19/12 8:24 PM ET
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120319&content_id=27417410&vkey=news_tex&c_id=tex&partnerId=rss_tex  

テキサスでのユウ・ダルビッシュの時代が、水曜日の爽快な午後にピオリア・スポーツ・コンプレックスで行われたパドレス戦で、いつも通りのやり方で始まった。

レンジャーズのメンバーとしてのダルビッシュの最初の投球は、パドレスのキャメロン・メイビンに対して投げたファストボールのストライクだった。5球後、ダルビッシュは6-2の勝利に貢献する最初の奪三振を記録した。

「感覚的には、まだシーズン中の感じには程遠いけど、投げられてよかった」ダルビッシュは言った。

Darvish on spring debut 

全部でダルビッシュは、2イニングを投げて二つのヒットを許した。彼はその午後に対戦した8人の打者のうち、7人に対し1球目をストライクに投げた。安定したファストボールと変化球を混ぜた投球だった。ダルビッシュが投げた36球のうち、26球がストライクだった。

「ぜんぜん緊張しなかった」ダルビッシュは言った。「何人かの選手から、試合前にそれについてからかわれた。僕が”してない”って言ったら、彼らは”してる!してる!”って」

最初の打者のメイビンが三振した後、パドレスの二塁手、オーランド・ハドソンが1-2のカウントから、ライトへ二塁打を打った。次の打者ヘスス・グスマンはカウント0-2からゆるいセンターフライだった。カルロス・クエンティンは、1回の最後に変化球で三振した。

ダルビッシュは、その回に全部で19球投げた。

パドレスのライト、ウィル・ベナブルは2回の始めにカウント1-2からセンターフェンスに直撃する二塁打を打った。ダルビッシュがその身体能力を見せたのは次の打者のマーク・コッツェーが一塁手のマイケル・ヤングに強い打球を打ち、一塁へのカバーへ入った時だった。その後彼は、ジェームス・ダーネルの高く跳ねたピッチャーゴロを取り、ホームに居るキャッチャーのヨービット・トレアルバに投げた。トレアルバはベナブルをアウトにし、この回2つ目のアウトを取った。

ダルビッシュは、5球でジョン・ベーカーを三振に取り、その午後の彼の最後のアウトを取った。

「最初に、僕は敵チームの打者と対戦することが出来て良かった」ダルビッシュは言った。「フォーシーム・ファストボールとスライダーを投げた。まだシーズンの前の段階だから、今日の良くなかった部分についてはそんなに心配していない。今日は、投げられて良かった」

ダルビッシュは1月にレンジャーズと6年56百万ドルの契約を結んだ。昨年は日本のパシフィック・リーグ、日本ハムファイターズで28試合、232イニングを投げて18勝6敗、防御率1.44を記録した。

過去5年間で、ダルビッシュは1,024イニングを投げて76勝28敗、1,083奪三振、与四球221だった。彼は2回、パシフックリーグで防御率トップになっていて、2007年には日本のトップ投手に与えられる沢村賞を獲得している。

「私はまだ、悪いところを見ていない」レンジャースのロン・ワシントン監督は言った。「彼は私たちがすることの全てに参加し、一生懸命それに取り組む。それは日本人選手の特徴だね。彼らはシンプルなことでも、熱心に取り組むんだ」

参考記事:Darvish causes stir with electric debut By Jesse Sanchez / MLB.com | 03/07/12 6:07 PM EST
http://texas.rangers.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120307&content_id=27085430&vkey=news_tex&c_id=tex

レンジャースの右腕ユウ・ダルビッシュが、乾燥して風が強かった金曜日の午後、次のステップに入った。ダルビッシュはバッティング練習の間、マイナーリーグの打者しか相手にしていなかったが、ノーラン・ライアン・フィールドで行われた紅白戦1イニングで、メジャーリーグの打者と対戦した。

ダルビッシュはレフトから強い北風が吹く中で、イアン・キンズラー、エルビス・アンドロス、ジョシュ・ハミルトンそしてエイドリアン・ベルトレーに対し、1イニング投げた。彼は常識では考えらないコントロールでヒットを許さなかったが、ハミルトンに四球を与えた。

「僕はとても感謝しています。特にトップクラスの打者と対戦出来たことに」ダルビッシュは言った。「僕は楽しんだけど、内容的には満足していません」

Darvish on pitch selection 

ダルビッシュはキンズラーに対し、カウント3-0としたあと2球続けてストライクを取り、その後レフトフライに取った。彼はまた、アンドロスをフルカウントの末三振に取った。ハミルトンには、5球で四球を与えた。その時点でダルビッシュの投球数は17、マイク・マダックス投手コーチは、彼に25球以上投げさせたく無かった。

マダックスは、彼がイニングを終わらせられない事を心配した。。それはダルビッシュが3つめのアウトを取る前に、交代させることを意味する。マダックスはレンジャーズの日本担当スカウトのジョー・フルカワを呼び、ダルビッシュをそうすることに問題があるかを確かめた。

「彼は、それはユウに対して無礼にはならない。なぜなら彼は投球を理解しているからと言った」マダックスは言った。

マダックスの心配は無用だった。ダルビッシュはベルトレーを2球のストライクで追い込んだ。次の球はファウル、そしてセカンドゴロでアウトを取り、そのイニングは終わった。ダルビッシュはマウンドを降りるまでに21球を投げ、ストライクは11球だった。

「今日の彼がベストだったとは思わない」マダックスは言った。「彼は4人と対戦し、3人をアウトにした。そして彼は世界でもベストな打者の一人、ベルトレーと対戦し、彼をアウトにした。彼は良くなる。彼はベルトレーからアウトを取れたことを喜んでいると思うよ」

ダルビッシュは、レンジャーズのメインの練習場であるサプライズ・スタジアムに集まった数百人の前で投げた。彼の1イニングの投球は、日本で放送される。

 「彼がナーバスになっていたとは思わないけど、気合は入っていた」ロン・ワシントン監督は言った。「彼はたくさんの動く球を持っていて、それをコントロールする方法を学んでいる。彼が投げた球は、メジャーリーグの打者からアウトを取るのに充分なものだった」

メジャーリーグの打者たちも、同じように考えている。

「彼とチームメイトになれて、嬉しいね」キンズラーは言った。

「彼の球の動きは、凄い」ハミルトンは言った。「彼はみんなが注目している中で、初めて打者と対戦したんだから、ナーバスになっていたかも知れない。全体的に、彼は素晴らしかった。マウンド上の彼は、自信満々に見える」

ダルビッシュは投球を終えた後、バント練習に参加した。紅白戦のレンジャーズは、イニングが終了して攻守が入れ替わる前にバントの守備練習を行う。ダルビッシュの場合、ランナー1,2塁だった。ダルビッシュは、素早くゴロを掴み、サードに送球しアウトにした。

「彼の動きはとても良かった」キンズラーは言った。「彼は素早くボールを取り、サードをアウトにした。位置取りもよく、フットワークも良かった。彼の身体能力は高い」

ハミルトンは他のことに注目して、彼はそれを気にいった。

「彼のテンガロンハット姿はかっこ良いね」ハミルトンは言った。「あの日に戻れるのなら、同じようにしたいよ」

ダルビッシュの次の登板は、違うユニフォームが相手になる。彼は水曜日にピオリアで行われるパドレス戦で投げる予定だ。レンジャーズは最初のカクタスリーグの試合で彼を先発させ、2イニングで35~40球投げさせたいと思っている。ダルビッシュには、まだすることが残っている。

「課題がいくつかありますね」ダルビッシュは言った。「ファストボールは、まだまだですから」

参考記事:Darvish faces elite Rangers in intrasquad game By T.R. Sullivan / MLB.com | 03/02/12 6:29 PM EST
http://texas.rangers.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120302&content_id=26953930&vkey=news_tex&c_id=tex  

レンジャーズのロン・ワシントン監督は、月曜日朝のバッティング練習でユウ・ダルビッシュが投げるのを見て、頭を振っていた。

「彼は凄いものを持っている」ワシントンは、他の練習場に移るために歩きながら言った。「彼は内角にファストボールを投げることができて、外角にもそれを投げることができる。彼は左側にそれを沈めることができるし、右にもそうできる。 彼にはスプリッターもある・・・、彼の変化球は、相手の悩みの種になる。彼は熱くさせてくれる」

ワシントンは、他のみんなと同じように、ダルビッシュが投げる球が何種類あるのか、まだ知らない。

Darvish on Ryan, Maddux 

「彼はファストボールを操って、それを沈めて、それを内角に投げて、相手を翻弄する」ワシントンは、解説した。「そこでは3種類しか投げなかった」

ダルビッシュは、投手の第1グループに入って、練習で34球投げた。ワシントンは月曜日に二人に注目していた。もう一人はネフタリ・フェリスだ。フェリスは4つの違うグラウンドで投げている、4人の投手の2番目だった。

デビッド・マーフィー、ジョシュ・ハミルトンそしてネルソン・クルーズがいる手強いグループが相手だった。

レンジャーズは、ダルビッシュが持っている武器の中から何種類を投げるのか知らない。レンジャーズはフェリスには少なくとも3つを望んでいる。レンジャーズは、彼がファストボールを投げることを知っているが、良い先発投手に必要な3つの球種のために変化球とチェンジアップを完成させることを望んでいる。

ワシントンがバッティングゲージの後ろで彼の投球を見守ったのは、それが理由だ。フェリスは約30球投げ、ハミルトンが打ち損なった低めのチェンジアップがベストの投球だった。フェリスはまた、マーフィーの内角にチェンジアップを投げたが、彼はライトフェンスの向こうまでそれを運んだ。

「彼は何球かの良いチェンジアップを投げた・・・。彼はその感覚を掴もうとしている」ワシントンは言った。「彼はまだ、それを練習中だ。私は彼が良い仕事をしたと思うし、彼と対戦した打者も良い仕事をしたと思う」

もしダルビッシュに余裕があれば、おそらくフェリスは彼からいくつかの球種を借りることができるだろう。

「僕はチェンジアップに手応えを感じた」フェリスは言った。「僕はそれを、一生懸命練習しているし、それは今年の僕を助けてくれるだろう。ハミルトンみたいな良い打者と対戦する時に、そうするのは最高の気分だ。今年の僕が望んでいるのは、その感じだ」

ダルビッシュとフェリスは二人共、水曜日のバッティング練習で投げる。彼らはまた、金曜日の紅白戦で投げる予定で、その後来週から始まるカクタスリーグでも投げる。ダルビッシュは3月7日のパドレス戦、フェリスは8日のホワイトソックス戦の予定だ。

まだキャンプは序盤だが、ワシントンは二人の投手が見せたものを気に入っている。特にフェリスだ。彼は先発投手としてキャンプに来たとワシントンは言った。

「彼はそれに集中しているし、自信を持っている」ワシントンは言った。「彼はバッティング練習で、全部の球種を使うチャンスがあって、そうしている。彼はそのグループで、トップだ。今のところ彼は、先発をとても喜んでいる。私にはその可能性は50%。残りの50%は、それが終わってからだ」

「彼はそうすることを決めた。最後までやらせよう。彼は勝てるだろう、それに疑いはない」

フェリスはダルビッシュよりも厳しいグループと対戦した。キャンプの序盤で、フェリスがワールドシリーズチームの先発外野陣と対戦していた時、ダルビッシュはマイナーリーガーを相手にしていた。彼らは圧倒され、誰も打てなかった。

「素晴らしい経験だった」マイク・ビアヌッチは言った。彼は昨シーズン、2Aフリスコで30本塁打を打っていて、月曜日にダルビッシュと対戦した5人の打者のうちの一人だ。「彼の球は凄く動く。ボールをバットに当てるのが精一杯だ」

ダルビッシュがそこにいた間、誰もちゃんとバットに当てられなかった。

「球は結構走っていた」ダルビッシュは言った。「感覚的には、とても良かった」

ダルビッシュは、3回目のバッティング練習での投球だった。そして彼は彼をライナーから守るためにマウンド上にあるL型のフェンスに慣れようとしている。日本ではL型フェンスは使わないが、それは投球練習で2本のライナーからフェリスを守った。ダルビッシュはまだ、同じようなことは起こっていない。

「最初の2回はフェンスを使ったけど、少しやりにくかった」ダルビッシュは言った。「今日、(フェンスを少し動かして)、調整してみて、良く見えるようになってやりやすかった。今日は投球ではなく、体の使い方を意識していた。とても満足できた」

マサタカ・ナシダ。彼は日本ハムファイターズで過去4年間ダルビッシュの監督をして、今はテレビの解説者をしている。彼は月曜日にダルビッシュの投球を見に、キャンプに来た。

「ブルペンの投球は、そんなに良くなかった」ナシダは言った。「だけど打撃練習で、打者を相手にした時はブルペンよりも気合を入れていたね」

打撃練習で投げることは、メジャーリーグで先発したことが無い二人にとって良いことだ。本番はまだこれからだが、月曜日の二人は本物に見えた。

参考記事:Early impressions positive for Darvish, Feliz By T.R. Sullivan / MLB.com | 02/27/12 5:40 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120227&content_id=26876048&vkey=news_tex&c_id=tex&partnerId=rss_tex  

ピッチャーのユウ・ダルビッシュが、火曜日の朝8時30分レンジャーズのスプリングトレーニングに到着した。ロープで区切られたエリアに約24人の日本メディアが待ち構えていたが、彼は少しだけそれを確認しクラブハウスに入っていった。

ダルビッシュは中に入り、ユニフォームに着替え、レンジャーズキャンプで初めての練習をするために外に出た。 彼はアリゾナの涼しい朝に、他の投手陣に混ざり、メジャーリーグ投手としての人生を始めた。

「彼は英語を学びたがっている」レンジャーズの投手、デレク・ホランドは言った。「充分でないから、学びたいんだ。よそよそしく無いよ。僕たちと一緒にいる。彼はそこにフィットしたいんだ。彼には難しくないだろうけどね」

Daniels, Washington on Darvish

ダルビッシュは、メディアには話さずに集合日の1日前にキャンプ入りした。レンジャーズは、水曜日の正式な集合日までクラブハウスと屋内練習場を立入禁止にしている。彼は木曜日にアリゾナで最初に記者会見を開く予定だ。

ダルビッシュは、ホランドとキャッチボールをしてからブルペンに入った。彼はこのシーズンオフにパドレスからレンジャーズに加わったキャッチャーのルイス・マルティネスを相手に30球投げた。

「彼は日本で圧倒的だったんだろ」マルティネスは言った。「興奮したよ。彼はたくさんの球種があって、素晴らしい能力を持っている。彼は低めに投げていた。とても良かった」

ダルビッシュは、ホランドとマルティネス相手に何球か失投した。彼はその度に謝った。

「彼が学ぶことが必要な一つは、そんな時は謝る必要が無いってこと」ホランドは言った。「そんな必要はない。誰だって常に思った所に投げることは出来ないんだから」

ダルビッシュは、全ての球種を投げたが、悪い球は多くなかった。

「彼は30球投げて、10種類ぐらい投げた」マルティネスは言った。「彼の(シンカー)と(カットファストボール)は、良く落ちるし、動きが良い。彼のスプリッターもとても良い。誰も彼には似ていない。彼はユニークだね」

マルティネスはパドレスにいた時、ブルペンでグレッグ・マダックスの球を一回受けたことがある。レンジャーズは火曜日に、12人の投手のために4人の捕手を準備したが、マルティネスはダルビッシュの球を受けた唯一のキャッチャーだ。

「ちょうどそうなった」マルティネスは言った。「僕はその前に球を受けていて、そして彼がマウンドに来た」

それが、マルティネスがクラブハウスに戻る途中で日本のメディアの写真にポースをとった理由だ。

日本のメディアは非公開の投球練習の取材を許されなかった。代わりに彼らは1,000ヤード離れた選手の駐車場から木やワイヤーフェンスを避けて写真を撮ろうとした。レンジャーズはこの春、ダルビッシュを取材する日本からの170を超える取材申請を受け取っている。

「彼は人気者だもの」レンジャーズの投手、ヨシノリ・タテヤマは言った。彼は日本ハム・ファイターズで6年間、彼のチームメイトだった。「状況は、日本と良く似ている。彼はそんなに気にしていないと僕は思う」

レンジャーズは51.7百万ドルの入札金で勝利してダルビッシュとの交渉権を獲得し、それはファイターズへ行った。レンジャーズはその後、6年56百万ドルとインセンティヴで1月18日に契約した。

彼らは25才のダルビッシュを、今まで日本から来た投手で一番だと信じている。彼はファイターズでの最終年に18勝6敗、キャリアベストの防御率1.44を記録した。彼はまた、232イニングで276奪三振、6完封とキャリア最高を記録した。彼は7年間の日本でのキャリアで164先発と3回のリリーフで93勝38敗、防御率1.99を残しMVPと沢村賞を獲得している。

タテヤマは昨年のレンジャーズで39回登板した。彼はテキサスで予想されることについてダルビッシュと話した。

「僕たちは球場について少し話した。風の吹き方とそれへの対処法とか」タテヤマは言った。

暑さについては?

「日本の夏は、蒸し暑いんだ。だからそれについては、そんなに変わらない」タテヤマは言った。

レンジャーズは、テキサスの暑さとメジャーリーグピッチャーになったことに伴う多くのことを、ダルビッシュがどうコントロールするのかをこれから見ることになる。火曜日は始まりに過ぎないが、彼のチームメイトには印象的だった。

「彼はかっこ良いよね」ホランドは言った。「みんなも知っているけど」

参考記事:Darvish arrives, works out at Rangers camp By T.R. Sullivan / MLB.com | 02/21/12 1:16 PM EST
http://texas.rangers.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120221&content_id=26778704&vkey=news_tex&c_id=tex 

ピッチャーのコージ・ウエハラは日曜日の朝、スプリングトレーニングをしている施設のクラブハウスの外でレポーターたちに質問した。

「何か情報ない?」ウエハラは通訳を通して聞いた。

あまり無い。レンジャーズは、ウエハラについて他のチームと話をしていることが判っている。それはアスレチックス、オリオールズ、そして他のチームも興味を示していて、テキサスは見返りに数人のプロスペクトを希望している。

Uehara's scoreless relief 

しかし日曜日の朝の時点で、ウエハラはまだレンジャーズにいて、キャンプが行われるグラウンドで練習をしている。彼は早くからキャンプ地入りして練習している一人だ。ピッチャーとキャッチャーの正式な集合日は水曜日で、ウエハラはその場所がここなのか、他のどこかなのか知りたがっている。

彼はフロリダでスプリングトレーニングに入る可能性がある。レンジャーズはブルージェイズと話をまとめたが、ウエハラは拒否した。ブルージェイズは、彼がトレードを拒否できる6チームのうちの一つで、ウエハラはトロント行きを望まなかった。

「気候の問題」ウエハラは言った。「それにあの地区は、優勝争いが厳しいから」

彼の家族は、今でもボルティモアに住んでいる。レンジャーズは昨シーズンの7月31日にオリオールズからトレードで彼を獲得し、そして彼はそこに戻っても良いと思っている。しかし両チームは、トレードに合意できていない。

ウエハラは、今年4百万ドルで契約している。もしレンジャーズが彼をトレードすれば、彼らは左腕のリリーバー、マイケル・ゴンザレスを獲得する資金を得ることになるだろう。それかレンジャーズは、今後のためにペイロールに余裕を持たせたままにするかも知れない。

しかしウエハラは、もしトレードが無いのならテキサスに残っても構わない。

「僕はこのチームが好きだよ。みんな良いやつばかりだから」ウエハラは言った。「それは重要なこと」

ウエハラはレンジャーズで22試合で投げ、1勝2敗、防御率4.00だった。彼は18イニングで5本のホームランを打たれて、プレーオフでも苦戦した。彼はポストシーズンの最初の2シリーズで3回登板し、3つのホームランを打たれた。

「僕が苦しんだたった1回が、プレーオフだった」ウエハラは言った。「僕は実力を証明すれば良いんだから、そんなに心配していない」

オリオールズで43試合に登板し1勝1敗、防御率1.72を記録したウエハラは、ワールドシリーズの出場登録から外れた。

「もう過ぎたこと」ウエハラは言った。「僕は振り返らない」

彼は前向きでいようとしているが、トレードが話し合われていると言われている今、そうするのは大変だ。

「気持ちや感情は、野球をしていくのに重要だよね」ウエハラは言った。「これを乗り越えることができれば、それは素晴らしいこと」

参考記事:Uehara in limbo as Texas camp approaches By T.R. Sullivan / MLB.com | 02/19/12 3:01 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120219&content_id=26755152&vkey=news_mlb&c_id=mlb

レンジャーズの外野手ジョシュ・ハミルトン、彼は長い間ドラッグとアルコールと戦ってきた。彼は、月曜日にダラスの2ヶ所で飲酒したことを認め、公の場で謝罪した。

ハミルトンは金曜日、ボールパーク・イン・アーリントンで行われた記者会見で12分間話をしたが、質問は受け付けなかった。彼はドラッグはやっておらず、それ以来2回ドラッグテストを受けたと言った。彼はまた、チームメイトのイアン・キンズラーがその晩の1ヶ所で一緒だったが、その時は飲まなかったと言った。

「僕が傷付けてしまった全ての人たち、ファンや子供たち、僕を目標にしている同じ問題をもった人たちに謝罪します」ハミルトンは言った。「そうしている時は、それが誰かを傷つけるなるなんて、考えなかった。自分のことだけだと思っていた。でもたくさんの人を傷つけていることが解った」

Hamilton confirms reports 

「多くの人たちを失望させてしまったことを、私は後悔している。この4日間、僕は自分を責めた。僕は誰よりも罪悪感を感じている。僕は人の力を借りて、できることの全てをして、みんなが僕を頼りにしてくれていたときにもどりたい」

ハミルトンと代理人のマイク・モイエは、レンジャーズと長期契約の話し合いを続けてきた。ハミルトンは、今シーズン後にフリーエージェントになることができ、スプリングトレーニングが始まるまでをそれの交渉期限にしていた。これらの話し合いは今、凍結させられている。

「もし契約についての話し合いがされていたのなら、それは良いことだ」ハミルトンは言った。「暫くの間、それは棚上げになる」

代わりにハミルトンは、近いうちにニューヨークに飛びメジャーリーグと選手組合両方の医師と会うと言った。彼はもう一度、正しい状態に戻すために全てのことをするといった。

「それは、間違いだった」ハミルトンは言った。「それをしてしまった。僕にはその時、責任が必要だったけど、僕は責任を果たさなかった。その行動は、僕に近い人たち多くも傷つけた」

「僕は、必要な全てのこと、おそらくそれはカウンセリングを受けて、相手と良く話すことだけど、僕が出来る全てのことをするつもりだ。今僕は、全てを受け入れる。それについて彼はなんとも思っていないとか、彼は傷ついていないと思っていると、君たちを通してみんなが見たり読んだりすることを、僕は望んでいない」

「僕はそれにとても傷ついているけど、妻や子供たちそしてレンジャーズ球団はもっとそうだと思う。彼らは素晴らしい。彼らが僕をサポートしてきてくれたことに、本当に感謝している」

彼は月曜日の夜に家族といた時にその”弱気の瞬間”が訪れたと言った。その後彼は、ダラスのレストランに夕食に行った。彼は夕食中に”3杯か4杯”飲み、その後キンズラーに電話をして、来ないかと言った。キンズラーが合流し、彼らは通り向かいの他のお店に行った。

「イアンは、僕が飲んでいたのを知らなかった」ハミルトンは言った。「僕は飲むと卑怯になり、あらゆる方法で騙そうとする。なので僕は、彼の前では飲まなかった。僕たちはこのレストランを出て、野球のことや家族のこと、家族は元気かみたいな話をしながら、通りを渡った」

ハミルトンはバーで、キンズラーの前では飲まなかったと言った。彼らは店を出て、キンズラーは彼の車にハミルトンを乗せた。キンズラーはハミルトンに、問題ないか、そして家へ帰れるかと尋ねたと言った。キンズラーはそれだけだったとハミルトンは保証した。

「彼は、”またな。君は前の状態に戻っていないよな?”って言った」ハミルトンは言った。「僕は、大丈夫って言った。そして彼に、そんな事はしないって言った。僕は元にいた店に戻って、あと数杯飲んだ」

ハミルトンはその晩に、ドラッグを使おうとは考えなかったと言った。

「それは、僕が自分のためにならないことをしてしまったという事実に対するなんの言い訳にもならない」ハミルトンは言った。「本当に間違ったことをしてしまった。僕は違う場所に行くべきだったし、その時その場所でもっと責任感を持つ必要があったけど、それが無かった。僕がしたこれらの行動は、僕の近くにいる人も含めた多くの人たちを傷つけた」

レンジャースは、4年前にレッズから彼を獲得して以来2度目の再発について、彼を支えてサポートしていくと公式に発表している。ハミルトンは2009年1月にも、スプリングトレーニングが始まる前のアリゾナ州テンピーで大量に飲酒していたのを見つかっていた。

ハミルトンは今回の事を即座に報告し、ドラッグテストを受けて、カウンセリングを受けていて、レンジャーズやMLBからの処分は受けていない。月曜日のその出来事が発覚するまで、なんの問題も起こしていなかった。

「これが起こって、それについて祈りを捧げた後、僕は回復を休むことはできない」ハミルトンは言った。「信仰を取りもどす。毎日のプロセスを取りもどす。だって一日休みを取ってしまうと、弱気の瞬間が起こってしまうから。それはいつもそういうものなんだ」

ハミルトンは30才、レンジャーズに来てからの4年間は毎年オールスターに選ばれており、2010年はアメリカンリーグMVPにも輝いた。

彼がレッズから移籍してきた時、レンジャーズは彼の指導者そして共同責任者としてジョニー・ナローンを雇った。ナローンとは、北カルフォルニアでのハミルトンの幼少時代から続く長い信頼関係があるが、このシーズンオフにバッティングコーチとしてブルワーズに雇われた。

レンジャーズは彼に代わる他の共同責任者を探せていない。ハミルトンの義理の父、マイケル・ディーン・チャドウィックを取り敢えず雇ったが、身内であることから辞職しなければならなかった。

参考記事:Hamilton apologizes for drinking alcohol By T.R. Sullivan / MLB.com | 02/03/12 3:18 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120202&content_id=26559904&vkey=news_mlb&c_id=mlb

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