カテゴリ: ヤンキース

静かなシーズンオフを過ごしていたマリナーズとヤンキースの周辺が慌ただしくなってきた。この両チームは、メジャーリーグの二人のトッププロスペクトを含めた4人のトレードを進めている。強打のキャッチャー、ジーザス・モンテーロとシアトルの新人オールスター投手、マイケル・ピネダだ。ソースによれば既に合意に達している。

しかし両チームはこのトレードについて公式に発表していない。シアトルはピネダに加えマイナーリーグの投手、ホセ・カンポス、ヤンキースはモンテーロと24才の右腕、ヘクター・ノエシだ。

モンテーロは、右の強打者でプレミアが付くプロスペクト、22才のベネズエラ人で昨シーズン後半のヤンキースで61打席、打率.328、4本塁打、12打点を記録した。6フィート3インチ、225ポンドの彼は、マリナーズでキャチャーとDHとして、2年連続でメジャーリーグ最低得点だった打線の中軸になるだろう。

Montero's RBI single 

かなり高額だ。しかし22才で豪速球を投げるピネダは、昨シーズン新人先発投手として9勝10敗、防御率3.74を記録した。前半戦に大活躍した6フィート7インチ、260ポンドのドミニカ人は、オールスターに選ばれた後、終盤2ヶ月の7先発で勝ち星を挙げられずに苦しんだ。マリナーズは彼の腕を守るために登板を調整した。

ヤンキースはまた、カンポスも獲得する。右腕で19才の彼は昨年1Aエバレットで5勝5敗、防御率2.32を記録しマリナーズのファームで期待のプロスペクトだ。

マリナーズは見返りにより即戦力の投手、24才のノエシを獲得する。右腕の彼は昨シーズンのヤンキースで2回の先発を含む30試合に登板、2勝2敗、防御率4.47を記録した。彼はフェリックス・ヘルナンデス、ジェイソン・バルガス、日本人フリーエージェントのヒサシ・イワクマ、そして若手のブレイク・べバンとチャーリー・ファーブッシュのマリナーズのローテション入りを目指す。

マリナーズは、過去2年で若い投手の層が厚くなっている。昨年のドラフト2位投手、ダニー・ホルツェンはローテーション入りにチャレンジするだろう。ジェームス・パクストン、エラズモ・ラミレスとテイワン・ウォーカーも、期待のプロスペクトだ。なのでマリナーズのジャック・ズレンシックGMは、チームの欠点である攻撃力を補うために、ピネダのトレードに応じたのだ。

ヤンキースは、2010年の7月31日のトレード締め切り日にモンテーロとクリフ・リーとのトレードをシアトルに申し入れた。しかしマリナーズは、代わりに若手の一塁手ジャスティン・スモークを含む数選手をりーとのトレードでレンジャーズから獲得した。

ヤンキースは、2010年サイ・ヤング賞投手のフェリックス・ヘルナンデスを 狙っていると繰り返し言われてきたが、代わりに彼らは素晴らしいコントロールで90マイル後半のファストボールを投げるピネダを獲得した。

この若者は昨年、アメリカンリーグの新人の先頭を行く173個の三振を171イニングで奪い、四球は僅か55だった。彼はまた、アメリカンリーグの新人で最も低いWHIP(1.10)、2位の被打率(.211)とクオリティースタート(19)を記録した。

一方のモンテーロは、シアトルが必要としていた右の強打者で、 先発ローテーションと同様に若い25才の3人、セカンドのダスティン・アクリー、外野手のマイク・カープ、ファーストのスモークと共にチームの若手の中心となるだろう。

2011年のMLB.comトップ50プロスペクトで、モンテーロは11位、ピネダは13位だった。

モンテーロは昨シーズンのベースボールアメリカプロスペクトランキングでナショナルズのブルース・ハーパーとエンジェルスのマイク・トラウトに継ぐ3位だった。マリナーズのアクリーは12位、ピネダは16位だった。

参考記事:Mariners, Yanks nearing Pineda, Montero swap By Greg Johns / MLB.com | 01/13/12 7:51 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120113&content_id=26344064&vkey=news_sea&c_id=sea&partnerId=rss_sea  

ホルヘ・ポサーダはヤンキースで5つのワールドシリーズリングを勝ち取り、野球殿堂入りが注目される選手だ。彼は引退を表明する予定だ。

ニューヨークのWFANラジオが最初に、40才のポサダがその結論に達したと伝えた。匿名の情報によれば、2週間以内にそれは正式発表されるだろう。

ヤンキースのクラブハウスで圧倒的な存在感を示したスイッチヒッターのポサーダは、17年間のキャリアでニューヨークで1,574試合に出場した。 ピンストライプを着て、彼より多くのホームプレートの後ろに構えたのは、ビル・ディッキー(1,708)とヨギ・ベラ(1,695)だけだ。

ヤンキースでのポサーダの最後の年は、騒々しかった。スプリングトレーニング前に、チームは捕手として彼を考えていないと言った。ポサーダは、彼のキャリアで初めてフルタイムの指名打者の役目を与えられた。

彼は適応に苦しんだ。ポサーダのフラストレーションが爆発したのは、5月14日のレッドソックス戦の試合前にジョー・ジラルディ監督が、打順の9番に彼の名前を書いたと告げられた時だった。ポサーダはまた、8月にレギュラーDHの立場を剥奪された。ヤンキースは他の選手に、より得点力を求めた。

DHで82試合、一塁手で11試合の先発、合計115試合に出場し打率.235、14本塁打、44打点でこの年を終えたが、ポサーダはいくつかの好プレーと共にシーズンを終えることができた。

ポサーダは9月21日のレイズ戦でサヨナラヒットを打ち、アメリカンリーグ東地区の優勝争いに貢献した。そしてタイガースに負けたアメリカンリーグ・ディビジョンシリーズで14打数6安打(打率.429)を記録した。彼はまた、9月10日のアナハイムで緊急キャッチャーとして、ホームプレートの後ろで最後の守備についた。

ヤンキースは、ポサーダとの関係を続けるつもりがないのが明白だった。彼は昨シーズンで4年、52.4百万ドルの契約が終わった。ポサーダは2012年のヤンキースでプレーすることはできないだろうと11月に言っていた。

ラッセル・マーティンがニューヨークの正捕手を続け、チームはトッププロスペクトのジーザス・モンテーロをDHとパートタイムのキャッチャーとして育てる意向だ。アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズの第5戦のあと、感傷的になったポサーダは、レポーターからのインタビューを遮った。こみ上げる涙を抑えられなかったのだ。

2ヶ月程前ポサーダは、違うユニフォームを着てプレーを続ける考えもあると言っていた。ポサーダはいつもの年と同じように11月1日にシーズンオフの練習を始め、半ダーズのチームが彼の状況を確認しにエージェントに電話をかけてきているとレポーターに語っていた。

特に、ポサーダはマーリンズから興味のあるレベルの話があったと言った。魅力的な選択肢だったが、ポサーダは、自宅の近くを希望していた。

代わりにポサーダは、ヤンキース一員としてキャリアを終わらせる道を選ぶだろう。マイナーリーグで内野手からキャッチャーにコンバートされたポサーダは、生涯打率.273で引退するだろう。彼は球団史上7位の379本の二塁打と936四球を記録している。275本塁打は8位で1.065打点は11位だ。

ポサーダのキャッチャーとしての246本塁打は、ベラ(306)に継ぐ球団史上2位の記録だ。13人のメジャーリーグキャッチャーが既に殿堂入りしているが、打率、本塁打、打点の3つで彼のキャリア成績を上回っているのはベラだけだ。

「僕はいつまでもヤンキーだ」ポサーダは、11月に言った。「ニューヨーク・ヤンキースは、僕にとって、もう一つの家族なんだ」

この決断は、ヤンキースの”中心の4人”が残り二人になったことを意味する。デレク・ジータとマリアノ・リベラだけが5つのワールドチャンピオンリングを持っているグループの残りとなった。アンディ・ペティットは、2011年のシーズン前に引退を表明している。

参考記事:Posada reportedly to announce his retirement By Bryan Hoch / MLB.com | 01/07/12 7:53 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20120107&content_id=26284576&vkey=news_mlb&c_id=mlb  

ヤンキースはヒデキ・オカジマに、彼らのブルペンで投げるチャンスを与えるだろう。かつてレッドソックスで活躍した左腕のリリーバーは、ヤンキースとスプリングトレーニング招待のマイナーリーグ契約を結んだ。

オカジマは36才、メジャーに来た最初の数シーズンは、ボストンの戦力として機能した。しかしレッドソックスから見放された今シーズンは、ほとんどを3Aポータケットで過ごした。

彼は右打者相手にも成功しているが、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンは、オカジマを左のスペシャリストとして考えていると言った。

Okajima's nice catch 

「彼は、左から確実にアウトを取れる投手だ」キャッシュマンは言った。「我々はスプリングトレーニングで、それを確認する」

オカジマは2011年、4月から5月の7試合しかメジャーリーグにいなかった。8 1/3イニングを投げて1勝0敗、防御率4.32だった。

3Aの34試合、51イニングで防御率2.29を記録したにも関わらず、レッドソックスはロスター枠が広がった9月にもオカジマを呼び寄せなかった。

オカジマは、日本の読売ジャイアンツと日本ハムファイターズで活躍したあと、2007年にメジャーリーグにやってきた。彼はボストンで261回登板し、17勝8敗、6セーブ、防御率3.11で、左打者に対する被打率は.218だ。

ヤンキースは、2011年シーズンのほとんどでブーン・ローガンが唯一のサウスポーリリーバーで、補充となる左投手を探している。

「我々は、網を投げているんだ。もしかしたら春に何かを見つけられるかもってね」キャッシュマンは言った。「何年かは、それで成功しているから」

ニューヨークは、今月初めのルール5ドラフトでロイヤルズがレッドソックスから獲得した22才の左腕、セザール・カブレルを金銭トレードで獲得した。

他の最新情報では、キャッシュマンは内野手のエリック・チャベスと外野手のアンドリュー・ジョーンズとのコンタクトを取っているが、状況に進展は無いと言った。

チャベスの場合、 ヤンキースは29才の日本人内野手ヒロユキ・ナカジマの結果待ちだ。彼らは彼との独占交渉権を12月初めに西武ライオンズから2.5百万ドルで獲得している。

ニューヨークが1月6日までにナカジマと合意に達すれば、彼はショートとセカンド、サードでプレーすることができる。ヤンキースにはまた、内野手のバックアップ候補としてエデュアルド・ヌネズとブランドン・レアードがいる。

「ナカジマのことが決着するまで、他の誰かを取りに行くことはしない。なぜなら、おそらく彼はここに来るから」キャッシュマンは言った。「もし彼がそうすれば、私は自分のしたことに喜びの声をあげるよ。もし彼がそうしなければ、他の選手との話し合いを続けることになる」

参考記事:Yanks, Okajima agree on Minor League deal By Bryan Hoch / MLB.com | 12/28/11 3:01 PM EST
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111228&content_id=26239640&vkey=news_mlb&c_id=mlb&partnerId=rss_mlb  


真夏の日差しが降り注ぐ午後のマンハッタン、46百万ドルのヤンキースの投手は、イーストサイドのおしゃれなアパートから姿を現し、球場へ向かうために、待たせていた運転手付きのレクサスに乗り込んだ。

しかしその車は、北に5マイルほどにあるヤンキースタジアムには向かわない。代わりの目的地はペンシルベニア州スクラントン。井川慶はそこで5年もの間、ヤンキースの2つのマイナーリーグ・チームで投げている。毎日、毎日、そして先発のあとの先発が、マンハッタンへ戻ってくることで完了する。

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ALeqM5hulFrFIlManfIwiYzRb-dX-KKKmA伝統に満ちた一日、デレク・ジータが1番ショートで戻ってくる。

その日はそれ以外、たくさんの花火やホットドッグは必要ない。 

ふくらはぎを痛めて6月13日から欠場したジータは、月曜日に15日の故障者リストから復帰し、3,000本安打記録への道を再び歩み始めた。

ジータはインディアンスとの3連戦の初戦、ジョー・ジラルディ監督の先発ラインナップに1番ショートで名を連ねた。6-3で敗戦したそのクリーブランド・インディアンズ戦で、彼は4打数無安打、エラーも記録した

「戻ってこれて嬉しい」ジータは言った。「試合をせずに3週間過ごすのは、とても大変なことだった。でも振り返ってみると、正しい判断だった」

ジラルディは、ジータの名前をラインアップカードの一番上に書くことに躊躇はなかった。

「彼をそこに戻すのは簡単だ。絶対に外せないから」ジラルディは言う。「誰だってそうするだろう」

ヤンキースのキャプテンは日曜日、彼にとって12回目のオールスターに選出された。メジャーリーグで28人目の3,000本安打には、あと6本必要だ。しかし今シーズンの彼は、苦しんでいる。62試合で打率.260、ジータはあと数安打で、ニューヨークに積み上げられた歴史を覆い尽くす。3,000という数字は、37才の彼が、かつてのピンストライプを着た偉大な選手の全てと別格になることを意味する。

ジータは、それは通過点に過ぎないと言うが、殿堂入りの履歴書に一つ加わることとなる。

「今はとにかく、試合に出たいな。3週間も試合に出ていないんだから」

もしかしたらヤンキースは、3,000本安打をヤンキースタジアムで達成させたいと考えているかも知れないが、ジータはジラルディと、そのことについて話したことは無いと語った。

「彼にはできるだけ早く3,000本安打を達成してほしい」ジラルディは言う。「私は3,000本安打に向けて、今まで以上に彼をサポートしていくよ」

ジータの不在は、成績を超えたものに感じられた。

「彼のリーダーシップは、毎日の試合の中で欠かせないんだ」ジラルディは言う。

ジータの枠を空けるため、ヤンキーズは外野手のクリス・ディッカーソンをウィルクスバリの3Aスクラントンへ送った。ディッカーソンは、ニューヨークで31試合に出場し、打率.300(20打数6安打)だった。

彼はユニフォームに着替える前に、今選手組合で働いているかつてのメジャーリーガー、ボビー・ボニーラと少しだけ話した。アレックス・ロドリゲスは散髪を終えクラブハウスに入ってきた時、大げさに驚いてみせたあとジータに歩み寄り、チームメイトたちと一緒にハグをした。

ジータは先週故障者リストから外れていたが、ふくらはぎを強化するための時間がもう少し必要だった。アメリカンリーグ東地区をリードするヤンキースは、彼がいない間に14勝4敗だった。そしてショートの若手、エデュアルド・ニュネスがいつかジータの代わりなることを示した。ニュネスは、週末のメッツ戦の2試合で8打数7安打、1本のホームランと3本の2塁打を打った。

ジータは、彼がいない間もチームが好調だった事に落ち込んだりはしなかったと言った。

「私は彼らに18勝0敗して欲しかった。チームは素晴らしい仕事をした。交流戦の間は特にね。これが続けばいいと思っているよ」

ジータは昨冬、3年51百万ドルの契約を結んだ。これが以前より安いのは明らかで、ラインアップのトップから、ヤンキース史上最も人気のある選手を動かすまでに、ヤンキースはどれくらいの時間をかけるのかという新たな議論を呼んだ。批判が静まった現在、ジータはシーズンの後半についていかなるプレッシャーも感じないと語った。

「私は誰に対しても、何かを証明しようなんて思っていない。チームの勝利のために戦うだけだ。いつも聞かれるけど、新しいことは何もない。批判は気にしないようにしているけど、常に改善はしていきたいね」

今シーズンの彼に何が必要か尋ねた時、ジータは「全てだ」と言った。

「今まで以上に自分らしくいたい」彼は言う。「過去に起こったことを変えることはできない。僕はこれまでも、批判を受けた。僕はこれを自分自身へのチャレンジだと思っている」

ジラルディは、この休みがジータにとって役に立つと言った。

「選手は何回でも戻ってきて、みんなの前で調子を取り戻していくんだ」ジラルディは言った。「そうなることを、望んでいるよ」

参考記事:Jeter hitless in return with Yankees By TOM WITHERS AP Sports Writer Originally published Monday, July 4, 2011 at 12:15 PM The Seattle Times
http://seattletimes.nwsource.com/html/sports/2015507573_apbbayankeesjeterreturns.html?syndication=rss 

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