ブルージェイズは、内野手の川崎宗則とダン・ジョンソンを自由契約にした。両選手は、フリーエージェントとなる。

川崎を40人枠から外すのは、形式的なものに過ぎなかった。彼の契約の中には、シーズン終了後にフリーエージェントになるという項目が含まれていたからである。 
 
トロントのアレックス・アンソポウロスGMは、レギュラーシーズン最終日にたくさんの記者を集めて行われた彼の記者会見の中で、川崎の状況について説明していた。

「彼は、フリーエージェントになる。それは、彼の契約に含まれている」アンソポウロスは語った。「こっちに来ている日本人選手は、みんなキープしておくことができないんだ。彼らが、アマチュアとかではない限り、調停を経て6年とか7年キープすることはできない」

「彼を戻すことを、考えると思う。それは私が言うまでもないことだろう。彼とは、話していない。彼の望みが何なのか、私は知らない。お金は、彼にとって問題ではないと思う。彼は、日本にいれば、もっとお金を稼げただろうけど、ここでプレーがしたいと望んだのだと、私は理解している。様子を見るよ。シーズンオフの彼の目標は分からないけど、いつかの時点で、彼と話をするだろうね」

今シーズンの川崎は、ブルージェイズで82試合に出場し、打率.258、出塁率.327を記録した。トロントが、彼にメジャーリーグ契約を与えることは考えにくいが、彼が再度、マイナーリーグ契約を受け入れる可能性はあるだろう。

年俸調停の権利を持っているジョンソンが40人枠を外されることは、シーズン終了以来、予想されていた。35歳の彼は、2014年シーズンの多くを3Aバッファローで過ごし、ブルージェイズでは15試合しか出場しなかった。

現在のトロントの40人枠は、38選手である。その数字は、他の選手がフリーエージェントになり、マイセル・イズタリス、ブレット・ローリー、そしてチャド・ジェンキンスが60日の故障者リストから外れるときに、変わるだろう。 

参考:MLB.com