田中将大の初めてのオールスターは、先に持ち越されることになった。

ミッドサマー・クラシック参加の選手間投票で圧倒的な支持を集めたそのケガをしているヤンキースのエースは、今週のミネアポリスで行われるそのイベントに参加しないことを決めた。
 
「彼は、腕の治療を優先することをに決めた」ジョー・ジラルディは言った。

田中は、右肘の側副靭帯部分断裂が判明するまで、ア・リーグ・サイヤング賞とルーキー・オブ・ザ・イヤーの有力候補と見られていた。水曜日に故障者リスト入りした彼は、少なくとも6週間は、欠場する見込みである。

先発ローテーションにおける登板予定が日曜日だった田中は、火曜日の試合では、いずれにしても投げることができなかった。しかし彼は、参加すると発言していた。ジラルディによれば、彼は考えを変えて、現在は「治療に専念する」ことになった。

「行かなくたって、彼がオールスターではないとは意味しないよ」デレク・ジーターは言った。「彼は、選ばれたことを栄誉に感じていると思う」 

ジラルディは、「彼は、素晴らしい前半戦を送ったから、参加できないのは残念なことだ。だけどどう考えたって、彼にはこの先にまたチャンスがあると思う」と語った。

参考:NEW YORK DAILY NEWS