ジョー・ジラルディが、田中将大についての基本的な情報について語った。短くまとめると「彼は、昨晩の試合後に肘の痛みを訴えた。彼はMRI検査を受けるためにニューヨークへ送られたが、チームドクターのクリス・アーメッドが町を出ているため、すぐに田中を診断することができない。しかしこれまでに分かっていることで、ヤンキースが田中を故障者リスト入りさせるに十分である。彼らは、右肘の炎症だと言っている」

「いま彼をDL入させたのは、痛いね」ジラルディは言った。「(もし彼がある程度の期間休むことになれば)それは大きなロスだ。先発投手を失う時はいつだって、入れ替えるのは難しいんだ。彼がしてきたこと、イニング数、勝利、そしてクオリティスタートを考えれば、代わりは難しい」

もしかしたらみんなは知っているかもしれないが、現在のヤンキースは、開幕ローテーションににいた投手が黒田博樹の1人しかいない。彼は何も問題ない。チームが期待していた先発投手の80%が、故障者リスト入りしている。

「(昨晩の)球は、良く走っていた」ブライアン・マッキャンは言った。「彼はただ、ゾーンの高めに行っただけだったから、そんなことは思ってもみなかった。彼の球は、以前のようにシャープな動きじゃなかったけど、良い球を投げていた。彼の球は、悪くなかったんだ。僕は、何も気が付かなかった。今日、来てから驚いたよ」

アーメッド医師の診断を受けるまでヤンキースは、とても中途半端な状態が続く。ジラルディによれば、田中を交渉者リスト入りさせる決断に、来週のオールスター休暇は影響しなかった。それは飛ばす先発の数を最小限にする可能性があるが、休暇があろうとなかろうと現在の状況は、田中を故障者リスト入りさせることだった。

ジラルディによれば、田中は昨晩まで一度も肘について不調を訴えたことはなかった。

「明らかな痛みがあるんだ」ジラルディは、説明した。「それが重大なケガだとは、私は言っていない。痛みがあって、彼は少しそれに影響を受けていたに違いない」

ちゃんとした診断なしに、田中のリハビリ計画の予定を立てることはできない。アーメッド医師は、会議のためにシアトルにおり、ヤンキースは彼がニューヨークに戻ってくるまで田中の診断を待つ。

「それが、何か軽い物だという良いニュースであることを望んでいるし、祈っている」ブレッド・ガードナーは言った。「誰のことでも心配するけど、前半戦の彼がしてきたことは特別だから。昨晩の彼を見ていて、そんな兆候は何もなかったと思う。彼がいつから、そしてどれくらいの間、肘に悩まされていたのか僕には分からない。だけど彼らしくなかったのは明らかだ。良いニュースを望んでいる」

参考:The LoHud Yankees Blog