少なくとも今シーズンから導入されたビデオレビューにかかる時間の新記録を、私たちは目にした。

それには、およそ11分もかかった。

このプレーは、説明するのが嫌になるくらい奇妙なものだった。もし興味があるのなら、自分の目で確かめて欲しい。

そしてこの件に関して私は、審判団は正しい判断をしたと思っている。最初の判定は間違えており、それが、さらなる混乱につながった。
 


最初の判定は覆されたが、その結果、アスレチックスのアナウンサーからこのようなツイートが流れた。

「ビック・カラパッツア審判は、今年受けた7回のチャレンジで初めて判定が覆った」 

6戦6勝だったカラパッツアは、とてもよい気分でいたに違いない。そして7戦6勝になった今は、それよりはわずかに良くないかもしれない。

しかしそれは、良いのだろうか? とても良くは見える。私たちが大体予想したように、およそ半分の判定が覆されているように思える。チャレンジして判定が覆らなかった時には、ペナルティがあるからだ(ペナルティがなければ、監督はすべてのきわどい判定にチャレンジするだろう)。

今シーズンのすべてのチャレンジを追っている人物がおり、今週初めに彼は、審判全員の完全な記録をまとめた。パーフェクトだった審判は、カラパッツアだけではなかった。クリス・グッチオーネもまた6戦6勝、ダン・ベリーノは7戦7勝である。

これらの数字は、意味を持たせるには十分ではない。そして意味をもたせるのに、どれくらいが必要なのかも分からない。しかし議論するために私は、あることを伝えよう。エイドリアン・ジョンソンは、判定の80%が覆っており、彼が最多である。しかしそれは、たった10回のプレーに過ぎない。3人の審判は、8回の判定のうちの6回が覆された。そしてセス・バックミンスターは、トップの16回のチャレンジを受けており、11回が覆っている。

しかしこれらの数字に意味があるのだろうか? 再び言うが、私はそうは思わない。

数字が大きくなったらどうだろうか? もし審判が、2シーズンから3シーズン経って、間違えるパターンが見えてきたら、彼らの判定能力について、私たちに何かを伝えるのに十分なのだろうか?

おそらく違う。しかし私は、もし誰がが、4シーズンで100回の判定のうちの75回が覆され、他の誰がが100回のうちのわずかに25回しか覆されなかったら、私たちは、彼らのきわどい判定に対する能力の本当の違いと受け止めるかもしれないと思う。

しかし私は、その様な結果は出ないと思っている。セス・バックミンスターの誤判定の割合は、おそらく下がり、12回の判定のうちの2度しか覆されていないマイク・エスタブロックは、これらかの数か月で、数回の間違いを犯すだろう。審判のほとんどは、これらの成績が意味を持つために必要な数年が経てば、とても近くなると考えている。

しかしそれは、すべての審判ではないとも思っている。数人の審判は、彼らの同僚と同じ程度のスキルを持っていないことが、明るみになるに違いない。そしてこれらの審判のうちの1〜2人は、ストライクとボールの判定も、おそらく良くないに違いない。

これらの審判は、クビになるべきだろう。現代の私たちは、すべてのデーターを手に入れることができる。そして私たちのほとんどは、どの審判のストライクとボールの判定が悪いのか、そして誰のきわどい判定が覆されているのかを知っている。どの審判がベストで、どの審判がワーストなのかを私たちが知るのは、初めてのことである。私たちが、真実を知るのは初めてのことなのだ。そしてそれを知るのは、数年後になる。

それでも最悪な審判は残るだろう。それは私たちが、労働者の権利を守るための代償なのである。 

参考:FOXSports