シーズンが半分を過ぎて、新しいリプレーシステムによって覆された判定に対する異議申立てが、ついに行われた。

その状況は、こうである。アスレチックスと対戦していたブルージェイズは、ワンアウト満塁としていた。アンソニー・ゴースは、一塁手のネイト・フリーマンに内野ゴロを打ち、彼は目の前を走るランナーにタッチした後、フォースアウトを狙うためにホームへ送球した。一塁塁審によれば、フリーマンはランナーにタッチしていなかったために、ホームでのフォースアウトが成立する状況だった。

トロントのジョン・ギボンズ監督は、タッチプレーにチャレンジした。彼はランナーがタッチアウトになっていたことを望み、そうなればホームでのフォースアウトは成立せず、ランナーは得点することになるからだ。そしてビデオでは、タッチしているところが明らかになり、判定は覆った。ご理解いただけただろうか?

そのビデオである。
 


メルビンは、正式に異議申立てをした。つまりリーグが、ルールが正しく運用されているのかを、ビデオを見なおして判断するという意味である。彼の主張は、一塁塁審がタッチしていないと判定したために、キャッチャーはフォースアウトが成立すると考え、タッチに行かなかったというものである。

1986年以降、異議申立ては支持されていない。その時は、審判団が雨によるコールドゲームの判断が早すぎたと認定された。その前は、1983年にジョージ・ブレッドが試合中に松ヤニを使ったことだった。

これまでの歴史とタッチをしたことが明らかなことをもとにすれば、メルビンの異議申立てが認められるのは、難しいだろう。しかし確かに、そうする価値はある。

参考:CBSSports.com