マリナーズの右腕、岩隈久志は、6月15日のセーフコ・フィールドで首の痛みを乗り越えてレンジャーズに5対1で勝利して以降、良い投球ができていない。

続いた2度の先発でその33歳は、9イニングを投げて0勝1敗、防御率10.00である。短いながらも不安が残るその期間の彼は、被打率.405で被OPS1.098である。

岩隈がそれを跳ね返すチャンスが、火曜日夜のミニッツメイド・パークで行われる最下位のアストロズ戦で訪れる。

岩隈によれば、前回の先発の間も首のハリは残っていた。その時の彼は、レッドソックスを相手にシーズン最短の5イニングの登板で、8安打と1四球で5点を許していた。その試合は、マリナーズが5対4で負けた。

「何が悪かったのかをしっかりと考えて、次の先発に準備します」試合後の岩隈は、通訳のアントニー・スズキを通して語った。「大切な場面で甘く入ったのが、まずかったと思います。そのことだけでなく、全体的に良い投球ができませんでした。いつも通りの準備ができましたけど、この2回の先発には責任を感じています」

岩隈(5勝4敗、防御率3.48)は、最近2週間ではしてなかったブルペンセッションを、土曜日に軽めに行った。それが、通常のルーチンの先発2日後ではなく3日後だったのは、木曜日のマリナーズが休養日だったからだった。

月曜日のロイド・マクレンドン監督は、彼の2番手先発投手は、問題無いと強調した。

「今回の彼は1日多めの休みがあったし、そのことで彼は、少しフレッシュになった」マクレンドンは言った。

ヒューストンに対してキャリアで6先発している岩隈は、今年の2先発での1勝1敗、防御率5.27を含む6先発で3勝2敗、防御率2.72である。

アストロズは、右腕のジャロッド・コサートで迎え撃つ。最近の4先発で4勝0敗、防御率2.25のその間の彼の被安打は26だが、より重要なのは、その28イニングで6つの四球しか許していないことである。今シーズン初めにコントロールに苦しんだ彼は、最近の6先発のそれぞれで2つ以下の四球しか許していない。

コサートは、同地区のライバル対決の難しさを分かっていた。

「彼らは調子が良いし、僕たちも調子が良い。彼らは僕たちのことを知っているし、僕たちは彼らのことを知っている。やりにくくなるけど、自分のゲームプラン通りにできなければ、苦しくなるだろうね」

参考:MLB.com