土曜日の試合の9回に田中将大から本塁打を放ち、祝福を受けならがダグアウトに戻ってきたマイク・ナポリは、グラウンドの音声を拾うためのテレビのマイクがあるのに気を払わなかった。

放送では、96マイルのファストボールを投げた田中に驚いたナポリの「なんてバカなんだ!」と叫んだ声が拾われていた。そのボストンの強打者は、レッドソックスが2対1で勝利したその試合の序盤、田中の変化球に苦労していた。
 
ヤンキースとレッドソックスのライバル関係が加熱する中で、ナポリの発言は、口撃の白熱、あるいはそれ以上になるかも知れなかったが、今のところ、その心配はない。複数のヤンキース選手は日曜日、ナポリに問題はないと語った。その発言は、チームメイトとのプライベートな会話だったからだ。

「大したことではなかった」ヤンキースの一塁手マーク・テイシェイラは言った。「それには、どんな問題もないと思う。もしダグアウトやクラブハウス内の発言のすべてが外に漏れてしまうのだったら、誰も試合について話さなくなる」

ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は、ナポリの発言を問題視していないと言った。

「重要なことではない」ジラルディは言った。「昨日は白熱していたし、それで試合が変わったわけではない。今日の試合には、何の影響もない」

ジラルディは、ナポリの評判からすれば、その発言は、悪意があるものではないと信じていると付け加えた。

「マイク・ナポリが、人をバカにするところや誰かをけなすところを、私は見たことがない。不幸なことに、すべてが公になってしまったけど、彼が悪い人間だと感じたことはない。彼は熱心にプレーするし、野球を愛している」

レッドソックスのジョン・ファレル監督は、彼と彼のチームは、「田中を最大限に尊敬している」、そして「うちの選手に決して望まないことの1つは、感情を表に出さないことだ」と語った。

テイシェイラは、ダグアウト付近や試合中のインタビューで選手の発言が制限されることがあってはならないと言った。

「僕は、そのことが一線を超えていると思わないけど、もしそこを見せすぎることで一線を超えるようなことになるのなら、僕たちは、(マイクを設置するのを)拒否するだろう。それは、とてもシンプルなことだよ」テイシェイラは言った。

参考:MLB.com