ダルビッシュ有の幅広く取り揃えられた決め球の1つに、カットファストボールがある。

そのテキサス・レンジャーズのエースは、土曜日にグローブライフ・パークで行われ、5対0で勝利したミネソタ戦でそれをたくさん投げた。

8回を無失点だったダルビッシュは、ツインズ打線を全てシングルヒットの散発4安打に抑えた。
 
速度を変化させ、良く動いたカットファストボールでダルビッシュは、10個の三振を奪い、今シーズン5度目、そしてキャリア25度目の二桁奪三振を記録した。

最近改良した投球フォームによってその右腕は、自身の連敗を2で止めた。

「投球フォームはいくつかあるんですけど、一番よいものを見つけようとしています」試合後のダルビッシュは語った。

理想的な投球フォームを見つけることができたのかと聞かれたダルビッシュは、それぞれの試合でコンディションは変わるので、そうは思っていないと返事をした。

ダルビッシュの専属キャッチャー的な存在となったクリス・ジメネスは、最近の登板でダルビッシュは、「最高の状態ではない」ことを自覚していたと語った。

「球を長く持つことができているときのユウは、角度をつけることができるので、彼は本当に良いんだ」ジメネスは説明した。「僕たちは、アタックできるエリアを見つけて、彼はそこに、続けて投げることができていた」

カッターを投げ続ける中でダルビッシュは、ミネソタ打線の視点を変えることができたとジメネスは言った。

ダルビッシュの最近の不調は、彼自身に気合を入れさせたのかもしれなかった。

「彼は、それに少し腹を立てていたんだと思う。彼は、少し打ち込まれていたから、そのことで怒っていたんだと思う」

ロン・ワシントン監督の見方は、「ユウ・ダルビッシュが戻ってきた。彼は、遅い球を使って、カッターもとて上手に使った。今日の彼の投球は、本当に冴えていた」である。

試合の序盤のダルビッシュとジメネスは、球種の選択について息が合っていないようだった。ジメネスは、短い会話を交わすためにマウンドへ走っていった。

「僕のサインが、少し速すぎたのかもしれない。僕は彼に、何を投げたいのかだけを聞いた。それはカーブだった。僕は、できるだけ彼の考えに合わせられるようにしたいんだ」

参考:ESPN