日曜日に先発する前の田中将大は、ニューヨーク・ヤンキースのクラブハウスで準備をしながら、テレビで中継されいたオールドタイマーズデーのイベントに、何度か目をやった。おそらく今から数十年後に彼は、その試合に出場することになるだろう。
 
「この様なイベントに参加できるような良い選手になることは、とても大切なことだと思っています」田中は言った。

25歳の田中は、新人として順調な道を歩んでいる。ボルチモア・オリオールズに8対0で負けて、2敗目を喫した試合でも、彼は7回を3失点と勝利がつくのに十分な力投を見せた。しかし彼の成績は11勝2敗、防御率2.11に下がった。

そしてもし、2034年の田中が、ヨギ・ベラ、ホワイティ・フォード、そしてジョー・トーリが受けたような歓声を受けるには、よりサポートが必要である。最高の声援は、いつもチャンピオンのためにあるのだ。

日曜日のヤンキースは、もし最終的に彼らがそこに行けるとしても、10月まで優勝争いができるようなチームには見えなかった。打撃陣は、再び沈黙した。今回のその相手は、防御率4.82のクリス・ティルマンだった。

このチームが、昔ながらのヤンキースではないことは、すでに明らかだが、彼らは最初の74試合で露呈した極度の不安定さを、少しでも改善しなくてはならない。

「うん、そうだね。そう言って良いと思う」ジョー・ジラルディ監督は、オリオールズとの3連戦で2敗目を喫した後に言った。最後の2試合でヤンキースは、合計で1点しか奪えなかった。「だけど、まだ先は長いんだ。それに私は、うちのスイングが良くなってきている兆候が見えている。だけど現実はこれで、私たちは、ここから進んでいく」

彼らは、月曜日に地区首位のブルージェイズと対戦するために、トロントへ向かう。ジェイズとオリオールズ、そしてヤンキースは、パッとしないア・リーグ東地区で同じ負け数を記録しているが、トロントが3勝多く、1.5ゲーム差でリードしている。

ヤンキースには、これ以上の問題を受けれいるだけの余裕がない中で、マーク・テイシェイラのレントゲン検査で異常がなかったという幸運があった。

ブライアン・キャッシュマンGMは、トレードで打者を獲得するのを諦めている。論理的に言えば、彼は二塁手か三塁手のトレードを考えるだろうが、現時点では、獲得するに値する選手はいない。

いつかの時点でロブ・レフスナイダーが二塁手の選択肢になるだろう。23歳のレフスナイダーは、2Aトレントンで打率.342を記録して昇格した。3Aスクラントンの11試合で彼は、打率.293である。もし彼がその状態を続ければ、打撃陣を刺激するためにキャッシュマンは、彼をもう1つ上のレベルに連れくるかもしれない。

若手は、多少の助けになるだろうが、ブライアン・ロバーツ、ヤンガービス・ソラーテ、そしてケリー・ジョンソンが、問題なわけではない。彼らはメインではなく、スペアの選手だからだ。

打撃は、テイシェイラ、ジャコビー・エルズベリー、ブライアン・マッキャン、そしてカルロス・ベルトランが引っ張る必要がある。現在のチームでおそらくベストな守備を持つブレッド・ガードナーは、彼の仕事をしている中で、木曜日に40歳の誕生日を迎えるデレク・ジーターは、2番を打っているが、メインのプレーヤーではない。

唯一、ア・リーグ東地区全体の弱さが、ヤンキースがエラーを余地を与えている。少なくともジョー・ジラルディが認めているように、誰もがヤンキースの足りない点を指摘できる中で、ジェイズとオリオールズの欠点を楽観視するようなことが、あってはならない。

負けはしたが、田中の素晴らしさは、OBたちに見せることができた。彼は引き続き、ほとんどのトラブルから抜け出す能力を見せた。初回に田中は、オリオールズの最初の2人の打者にヒットを打たれたが、ネルソン・クルーズとクリス・デービスをフライアウトと三振に斬って獲り、その回を終わらせた、

田中は、時折ソロ本塁打を与える。そして8番打者のジョナサン・スクープは、2回に彼から本塁打を打った。それは田中が与えた11本目の本塁打だったが、11本のすべては、ソロ本塁打だ。田中は、さらに2点を失ったが、それでも7回3失点は、勝利をつかむには十分だった。

多くの試合が、ヤンキースらしくない。そして田中は負けたが、それは問題山積みの打撃陣のせいである。

参考:ESPN