4月28日のダルビッシュ有は、望んでいたものを得ることができた。それは、彼のこれまでの2年以上に渡るメジャーリーグで明らかに天敵となっているチームとの再戦だった。
 
その後の彼は、望んだ通りとは行かなかった。その右腕は、キャリア最短の登板で、再びオークランド・アスレチックスに負けを喫してしまったのだ。

それは、彼らと対戦した8先発のうちの、本拠地で記録した7敗目だった。

それでもダルビッシュは、オークランドに対して苦戦していることについて、前向きなことを見つけたようだ。彼は、安心を求めるためにグレッグ・マダックスのもとへ通っており、そのことがおそらく、火曜日のオードットコー・コロシアムでの先発へ気持ちを入れ替えるためのきっかけとなった。

「去年、グレッグ・マダックスが、彼はキャリアを通して、アリゾナには成績が良くなかったって話してくれんです」ダルビッシュは、殿堂入り投手でレンジャーズの特別アシスタントについて言った。「彼のような素晴らしい投手でも、苦手にしていたチームがあったってわかったのは、僕の気持ちを楽にしてくれました」

もしかして、アスレチックスを嫌っているのかと聞かれたダルビッシュは、「彼らのことは、好きです」と答えた。

彼は、そう答える理由をあまり持っていない。彼は、キャリアで彼らに1勝7敗、防御率4.73である。4月28日の試合でアスレチックスは、わずか3回1/3の間で彼に83球を投げさせ、4得点と圧倒していた。

参考:Star-Telegram