火曜日夜のセーフコ・フィールドには、たくさんの注目が集まるだろう。その日は、ヤンキースの注目の新人、田中将大とマリナーズのオールスター右腕、岩隈久志の日本での元チームメイトが対戦する。そして興味を持つ1人に、シアトルのロイド・マクレンドン監督がいる。

「そのマッチアップには注目しているし、球場が満員になればよいね。だってそれは、素晴らしいものになると思うから」マクレンドンは、本拠地での8連戦の初戦となるその試合への期待を口にした。 
 
岩隈の日本での最後の5年間となった2007年から11年の楽天ゴールデンイーグルスで、彼と田中はチームメイトだった。田中より5歳年上で33歳の岩隈は、その天才投手がプロ野球に入った時に成長するのを助けた。

「明日の試合を、楽しみにしています」岩隈は月曜日、通訳のアントニー・スズキを通して言った。「数年前までは、ずっと同じ側にいましたし、彼はチームメイトで、家族みたいなものでしたから。いつも応援していた人と対戦することになりますけど、良い試合になると思います」

「興味深いよね」マクレンドンは語った。「聞いたところによると、クマは、彼の投手キャリアに大きな影響を与えているし、(田中は)クマに憧れていて、彼のことを追いかけているんだ。クマにとっても特別な日になると思うし、彼は気合が入るだろうね」

25歳で新人シーズンの田中は、9勝1敗、防御率2.02と、7年155百万ドルの契約の期待に応えている。国中の注目を集めているわけではない岩隈は、2015年の7百万ドルのオプションが付く2年14百万ドルの2年目である。そして岩隈は、メジャーリーグ3年目となるシアトルで素晴らしい投球を続けている。

指の捻挫でシーズン最初の月を欠場した岩隈は、4勝2敗、防御率2.66を記録している。シアトルでのキャリア56先発で彼は、27勝13敗、防御率2.82で昨年のアメリカンリーグ・サイ・ヤング賞投票では3位に入った。

「彼は、外科医だから」マクレンドンは言った。「彼は、相手に対してすべきこと、何をすれば良いのかが分かっている」

その2人の日本人スター選手は、岩隈がメジャーリーグに来るまではずっとチームメイトで、お互いに対戦したことは一度もない。岩隈によれば、2人は良い友情を築いており、マウンド上での対戦が終わった後の今週末に夕食を伴にするだろう。

そして岩隈は、チームメイトが田中と初対戦するにあたって、チームメイトに何か攻略法を授けるのだろうか?

「ありますけど」岩隈は、微笑みながら言った。「トップシークレットです」

参考:MLB.com