有名な整形外科医のジェームス・アンドリュース医師は、野球選手の肘に多数のトミー・ジョン手術を行ってきた。彼の長年の同僚で理学療法士のケビン・ウィルク医師は、手術を受けたこれらの多くのアスリートのリハビリを手伝ってきた。
 
若い成長中の年齢の投手のトミー・ジョン手術の増加を目にしているアンドリュースとウィルクは、投げることによるケガを予防する方法を選手自身、親、そしてコーチに教育することを目的としたiOSアプリの開発に協力することで、ユースレベルでのこれらの悲惨なケガが続いている流れを止めようとしている。

「スロー・ライク・ア・プロ」と名付けられたのそのアプリは、数週間以内にリリースされる。それは4つのメインコンテンツから構成されており、すべてがアンドリュースとウィルクが持っている科学的なデーターが元になっている。

コンテンツの1つには、投球はスピードガンを目標に投げるのではなく、適切な投球フォームで投げることをに集中することというアメリカン・メディカル・インスティチュートが、投手に推奨していることが含まれている。

そのアプリには、他にシーズン前の準備ガイドと試合前のウォームアップの方法について、ウィルクの様々な投球エクササイズのビデオ解説が含まれている。エクササイズを明確に勧めていることに加えてウィルクは、よくある間違いを避ける方法も紹介している。

選手にとってこのアプリの最も実践的なところの1つは、親とコーチが、投球カウンターと休養計算機を持つことである。投球カウンターは、試合中とシーズンを通して何球を投げたのかを把握するのに使える。スロー・ライク・ア・プロでは、選手の年齢を元に投球数に関する具体的なガイドラインを作成している。休養計算機は、次の投球までにどれくらいの休養が必要なのかの概要を提供する。

ウィルクによれば、そのアプリの目的は、若い野球選手のパフォーマンスの向上を図ると同時に、肘や肩のケガを減らすことである。

「ケガすることなく、最高のパフォーマンスで彼らがプレーする助けになれば良いと思っています」ウィルクは語った。「そうすれば彼らは、健康なままで野球の夢を追いかけることができます」

アンドリュースは、若い投手の投げ過ぎによるケガを予防するために、選手と共に彼らの家族とコーチを含め広く教育する手段として、このアプリが役に立てば良いと考えている。

「本当に喜んでいます」アンドリュースは言った。「どこにでもいる子どもと親が、情報と実践方法を手に入れることは初めてのことで、それがこのケガの流行を終わらせてくれることを願っています」

参考:ESPN