試合の後半に苦労することが分かっていたヤンキースは、序盤から得点を重ねた。日曜日のダブルヘッダー第1試合の初回にニューヨークは、ピッツバーグから3点を奪い、そして黒田博樹が、序盤のわずかなリードを持ちこたえたことで、ヤンキースはパイレーツに4対3で勝利した。
 
ピッツバーグは、初回に得点を挙げたが、ヤンキースは猛攻で応えた。パイレーツに対して初回のニューヨークの最初の5人の打者は全員が出塁し、そしてマーク・テイシェイラとブライアン・マッキャンの両ベテランのタイムリーで3点を奪った。

「先に点をとってもらえたので、大胆に行くことができました」黒田は、通訳のジゥオン・バンを通して語った。「フォームとか制球とかの部分では、昨年ほど良くないですけど、昨年も結果は良くても状態が悪いことはあったので、状態が悪い中で、それを打破して行くしかないと思います」

2回にヤンキースは、ブレッド・ガードナーの二塁打によって、鍵となる追加点を挙げたが、そこからバットは沈黙した。ピッツバーグの先発チャーリー・モートンは、2回以降は1安打しか許さず、そのランナーも牽制でアウトにして、対戦した最後の17人の打者のうち16人をアウトに獲った。

一方で黒田(3勝3敗)は、つかんだ試合を離さなかった。その右腕は、初回と5回にそれぞれソロ本塁打を与えたが、5回のピンチを切り抜けたことで盛り返した。効率的な投球だった黒田は、彼自身の連続未勝利を5で終わらせた。

そのベテランは、最近の5登板で0勝2敗、防御率5.10で、4月11日のレッドソックス戦で7回を投げて7対4で勝ち星を上げて以来、勝利から遠ざかっていた。勝利がつかなかった黒田だが、過去2回の登板では、それぞれでリードしながら降板していた。

「投手としては、勝ち星がつくことは、とても大きなことだと思います」2つの勝ち星を逃したことについて黒田は語った。「良い投球ができてない時であっても、結果として勝てることは、とても励みになります」

日曜日の試合の先頭打者だったガードナーは四球を選び、デレク・ジーターのバントヒットでセカンドへ進んだ。モートン(0勝6敗)が、ジャコビー・エルズベリーにデッドボールを与えて満塁となり、テイシェイラの2点タイムリーヒットでニューヨークは2点を挙げた。その後、マッキャンがセンター前ヒットを打ち、追加点を挙げた。

この勝利でヤンキースは、勝率5割を4試合上回り、今シーズン、最も高い勝率となった。ニューヨークは、黒田の後に4人のリリーバーを投入したが、1イニングを投げたのは、1人だけだった。8回に登板したデビッド・ロバートソンが、4つのアウトを奪い、8セーブ目を記録した。

ロバートソンは、8回2アウト、ランナー2塁の場面で登板した。そして彼はスターリング・マルテを三振に獲ることで、そのピンチを切り抜けた。ロバートソンはその後、9回を完璧に抑えた。ニューヨークのリリーフ陣は、最近の36イニングで、33イニングを無失点に抑えている。

「理想的なシナリオでは、彼は1イニングだと思います」黒田はロバートソンについて語った。この日のロバートソンは、対戦した4人の打者のうち3人から三振を奪った。「先発投手としては、リリーバーの負担を減らすことができればと思います」

参考:MLB.com