そのベテラン外野手によれば、イチロー・スズキの腰の痛みは良くなってきている。しかし火曜日夜のサブウェーシリーズのメッツ戦前の彼は、プレーができる状態ではないと感じていた。
 
「今のところ、今晩も出ないと思います」イチローは、通訳のアレン・ターナーを通して語った。「いろいろ試しましたけど、それがベストな決断だと思います」

40歳のイチローは、日曜日にミラー・パークで行われたブルワーズ戦で、ライナーを捕球しようとした時に腰をケガしていた。月曜日の彼は、グラウンドでの打撃練習に参加せず、それは彼にしては、稀なことだった。

「いろいろなことを試しました。走ってみたり、投げてみたり、スイングしてみたり。 そういうようなことをしたんですけど、 できなかったんで。今はそんな状態です」

限られた役目でシーズンを迎えたイチローは、これまでのところヤンキースで一番攻撃力の高い選手の1人だった。30試合に出場した彼は、打率.364(55打数20安打)、OPSは.833を記録していた。そして彼は、最近の27打席で10安打を記録していた。

「これらのことは、ある程度は予想できることだから」ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は語った。「歳を重ねてくると、体は必ずしもすぐに回復しないし、そんなにすぐに良くはならないと思う」

ジラルディは、ヤンキースの最近のケガの続発は、昨年のことを思い出させると言った。昨年のレギュラーシーズンでは、球団記録となる56選手を使った。

「それを、戦い抜かないとね。しなくてはならないことだから。誰も気の毒だなんて思っていくれないし、私も私たちが気の毒だとは思わない。それを戦い抜かないとならないし、それをやり遂げる方法見つけなければならない。しなくてはならなのは、それ。昨年も同じことをたくさんしてきたから、それには慣れているんだ」

参考:MLB.com