火曜日のチェニー・スタジアムの天候が理想的なものから程遠かったことで、マリナーズは予定を変更し、右腕の岩隈久志をセーフコフィールドでもう一度シミュレーションゲームに登板させた。

そしてそれは、すべてが順調であることを示唆していた。
 
「試合の感覚が、少しずつ戻ってきましたね」岩隈は、通訳のアンソニー・スズキを通して語った。「(先週金曜日の)マイアミでのシミュレーションゲームの時よりも、だいぶ良い感じでした」

「今日は、球離れがとても良かったですし、レギュラーシーズンの感じに、とても近くなっています」

シミュレーションゲームの4イニング相当で岩隈は、58球を投げた。そして現在は、日曜日にラスベガス(メッツ)で行われる3Aタコマの試合で、75球を投げる予定をしている。その後に岩隈は、メジャーリーグのローテーションに合流する可能性がある。

「様子を見てからだ」ロイド・マクレンドン監督は、警鐘を鳴らした。「それがどうなるのかを見てからだ」

2013年のオールスターである岩隈は、2月初旬に診断された中指の捻挫からの回復中である。そして他の情報からも分かることは、彼が万全の状態に近づいていることである。

「(ボールが)いろんなところに、動きまくっていた」と語るのは、ユーティリティ選手のウィリー・ブルームクイストである。彼は岩隈と対戦した打者の1人だった。加えてキャッチャーのジョン・バックは「素晴らしい。凄かったよ」と語った。

予定を変更したことは、正解だった。シミュレーションゲームにしたことでマリナーズは、コンディションをよりコントロールすることができた。タコマでの登板で岩隈は、45球程度の投球が予定されていた。

「予定していたのよりも、少し多めに投げてもらうことができた」マクレンドンは語った。「見てわかったように、ランナーも置いたし、牽制球も投げた、打者にバントもさせた。すべてがとても順調だったと思うよ」

「ファストボールも変化球も良い形で終わっていたと思う。彼はよりシャープになっていたと思う」

日曜日のタコマで岩隈が先発すれば、通常のスケジュールで行けば、マリナーズとアストロズの3連戦が始まる5月2日のヒューストンでの復帰が予想される。

すべてが順調ならである。

「辛抱が必要だと思う」マクレンドンは語った。「私たちは、1年だけを期待している選手について話しているのではないんだ。私がここに長くいる限り、彼にはここに長くいてもらうつもりなんだ」

「私が彼を大切に扱っているのかを、自分自身にも確認したいんだよ」

参考:The News Tribune