シーズン初めの成績が、何やらおかしなことになっている。

日曜日のツインズ戦に8対3で敗戦し、これからカンサスシティを離れるロイヤルズのライト選手、青木宣親のホームとアウェーの成績である。
 
カウフマン・スタジアムでの8試合で打率.441を残している青木は、ロードの8試合での打率は、わずか.103である。

もしかしたら青木は、全試合をホームでプレーしたいと思っているのかもしれない。

「テッド・ウィリアムスになれるかもしれませんね」日曜日の試合前、青木は笑いながら言った。「162試合、ホームでできれば」

冗談はさておき、青木は新しい本拠地球場でプレーすることを気に入っている。

「ただの偶然だと思いますけどね。ここでのプレーが始まった時には調子が良くなり始めていて、遠征の時は、調子が下がっていただけだと思います。だけどカンサスシティでのプレーは、本当に楽しいですよ。本当にきれいな球場だし、ここの雰囲気はとても良いですから」

ミネソタとヒューストンへの前回の遠征で青木は、20打数3安打(打率.150)だった。今週のロイヤルズは、クリーブランドでの4連戦につづいてボルチモアでの3連戦が控えており、彼はそのロードでの成績で挑むことになる。

「それは、収まっていくと思うよ。そんな傾向は続かない」ネッド・ヨースト監督は語った。「それに彼が、ロードで打率1割なんてあり得ないよ」

参考:MLB.com