Dice-Kとして知られる日本人投手が、土曜日の夜に復活した。圧倒的なマウンドさばきで打者を手玉に取った彼は、メジャーリーグのエースだった数年前、そのものだった。
 
33歳の松坂大輔はいま、ボストン・レッドソックスでの栄光の日々からは程遠いが、メジャーリーグ復帰を目指しながら、3Aラスベガス・51sでそれをしている。

その右腕は、6回に内野安打を打たれるまで、相手打線をノーヒットに抑えていた。そして彼に勝敗はつかなかったが、51sは10回にカーク・ニーハウスが本塁打を放ち、チュケチャンスィ・パークの10,352人と発表された観客の前でフレズノ・グリズリーズに1対0で勝利した。

しかし松坂は、彼をマイナーに置いておくという51sの親チームであるニューヨーク・メッツの判断に再考を促すような投球を見せた。彼は8奪三振、被安打2、与四球2で、7回を無失点に抑えた。

土曜日、マイナーに来てから受けた数少ないインタビューの1つで松坂は、グリズリーズにファストボールとスライダーが効果的だったことを喜び、そしてメジャーリーグ復帰への見通しについて語った。

「レッドソックスの時と比べるのは好きじゃありませんけど」松坂は語った。「昨シーズンよりも良い感じですし、スプリング・トレーニング以来、調子がとても良いと感じています。それを維持していくだけです」

「できるだけ早くメジャーに戻れるように、一生懸命やっています」

今シーズンの松坂は、0勝0敗、12イニングを投げて防御率2.25、12奪三振を記録している。

スプリング・トレーニングで松坂は、メッツの先発5番手を争ったが、ニューヨークは24歳のプロスペクト、ジェンリー・メヒアで行くことにした。

グリズリーズをストライクゾーンで攻めた松坂は、88球のうち62球がストライクだった。そしてグリズリーズの代打ハビアー・ヘレーラに内野安打を打たれるまでノーヒットだった。

グレイ・ブラウンがライト前ヒットで続き、ワンアウトでランナー1.3塁となった。松坂はサードへのポップフライ、そしてグリズリーズの3番打者トニー・アブレウを三振に獲り、そのピンチを脱した。

「彼が、ここに長くいるとは思わない」51sのワリー・バックマン監督は語った。「彼は良いスプリング・トレーニングを送ったし、ここでも良い投球をしている。彼は経験がある投手で、実績もある。彼は、安定感も見せている」

「そして彼は、スプリング・トレーニングとここで、まだ十分できるところを見せている」

2007年の松坂は、日本から来た期待のプロスペクトだった、レッドソックスに加入した彼は、204回2/3で201奪三振、防御率4.40を記録した。

続いたシーズンの彼は、18勝3敗、防御率2.90と止めることはほぼ不可能だった。

2012年のレッドソックスの彼は、ケガとコントロールに苦しみ、11先発で防御率は8.28と急激に上昇した。松坂は、過去3シーズンでわずかに25先発に留まったが、昨シーズンのメッツでの7先発では3勝3敗、防御率4.42と復活の兆しを見せた。

野茂英雄を始めとする日本からきた投手のように、Dice-Kもワインドアップで少し停止するという少し変わった投球フォームを使う。最初の9試合のうちの7試合で二桁安打を記録しているグリズリーズに、それは確かに効果的だった。

参考:The Fresno Bee