田中将大のヤンキースタジアム・デビューが、水曜日に行われる。彼が対戦するのは、火曜日にヤンキースを14対5で叩きのめしたオリオールズである。

ボルチモアの準備は、できているようだ。
 
火曜日の試合の初回にイバン・ノバから2ランホームランを打つとともに、今年はじめて自分のホームランのスイングを見つけることができたアダム・ジョーンズは、田中と対戦するときの見通しをたずねられた。

「なぜ君は、田中に僕のことを聞かないの? 僕は、メジャーリーグでも長くやっているうちの1人なんだ。彼が向こうでしたことには、おめでとうって言いたい。でもそれが、彼が世界で一番凄い男だってことにはならないよ。彼は日本で、24勝0敗だったんだ」

「その日の終りには、メジャーリーグの打者たちのジャッジが下る。日本の打者じゃなくてね。打者として、こっちの方が少しだけ良いと思うから。これまでの彼から、僕たちが見たことがないものを見ることになるだろうね。それに黒田(博樹)とたくさん対戦しているという事実も、僕たちの助けになると思う。彼らのレパートリーは、似ているから。ファストボールとスプリットと・・・。(田中は)僕たちに対応しなければならなくなるし、僕たちは彼に、対応しなければならない」

田中は、ジョーンズとやりあうほど近くにいなかった。そしてその25歳の右腕は試合前、開幕戦の彼を大歓迎で迎えてくれたヤンキースファンの前に、正式に紹介される準備ができていると語った。

「そのセレモニーの中で、ここのファンが僕たちを応援してくれていると感じました。トロントとは違う感じで。それは良かったです」田中は通訳を通して語った。

田中は、ブルージェイズ戦の序盤で苦しんだものの、7回を投げて8つの三振を奪い、メジャーリーグの公式戦初登板で初勝利を記録した。

「土曜日に何が良くなかったのか分かっているので、それを修正していきます。いつも皆さんに言っているように、僕がどうなげるのかの投球フォームことですから、試合に向けて修正する必要があると思っています」

オリオールズのバック・ショーウォルター監督は、ボルチモアが彼と初対戦なことから、田中に分があると考えている。「それは通常、投手のアドバンテージになる」と彼は言った。そしてヤンキースが7年155百万ドルの契約を結んだ田中に、ボルチモアは獲得に動いたのかと聞かれたショーウォルターは、笑顔を見せた。

「我々が、田中に動いたのかって? 誰が? そうじゃないことを願っているよ。そんなことしたら、うちの他の24人の選手に、給料が払えなくなる。そう、運命だったんだ。もし私が彼でも、同じことをしただろうね。あとは神のみぞ知るだ」

マンハッタンに居を構えた田中は、月曜日は初めて、ヤンキースタジアムで丸1日を過ごした。「1月に記者会見でここに来た時に、少しだけ見ていました」田中は語った。「(月曜日は)いろいろなところをよく見ることができましたし、とても良い施設だと思いました」それは彼が日本で使っていたのよりも、かなり広いものである。「いろんなもののスケールやクラブハウスのサイズは、こっちの方がだいぶ大きいですね」

参考:Newsday