マーク・テイシェイラは先週、スプリング・トレーニングは、チェックリストに印をつけながらやっていると語った。そしてデレク・ジーターは、そのようなチェックリストを使っていない。

そのショート選手は日曜日、素晴らしいプレーを随所に見せた。守備では緩く転がった球にダッシュを見せるなど6つのプレーを披露した。

「いま、リストは持っていない。ただ気持よくプレーがしたいと思っている」ジーターは言った。「これまでの年で、ここでやっていたのと同じ様にね」

ジーターはリハビリ、そしてスプリング・トレーニングの初めに、数えきれないほどのゴロを処理してきた。しかし彼は、鋭い打球に飛びついたり回転して送球する様なプレーは、試合の中でなければ練習できないことを認めた。

「やろうとすることはできるけど、試合のグラウンド上とは違うんだ。違うタイプのプレーをするチャンスがいつでもあるっていうのは、良いことだけどね」

ジーターは、オープン戦が始まってからの10打数0安打に続いて4試合連続でヒットを打っていたが、この日は3打数無安打だった。しかし彼は、それを気にしていない。

「プレーをすればするほど、やりやすくなってくると思う。気持よくやりたいだけなんだ。結果は、僕の中では、おそらく最後のこと。僕はただボールを見て、ストライクなら振っていく、そこから続けるよ」

レイズのジョー・マドン監督は、最後の年のそのキャプテンが、素晴らしい年を送るだろうと信じている。

「デレクとは、色んな所で遭遇したから。タンパでは、同じスターバックスを利用しているし、それってクールだろ」マドンは言った。「彼は、その辺を歩いているのを見るだけでも、調子が良さそうだ。とても体調が整っているように見えるし、彼がとてもやる気になっているのも知っているから」

参考記事:Yankees captain Derek Jeter makes most of fielding plays at spring training BY MARK FEINSAND / NEW YORK DAILY NEWS