ブルワーズのチーム関係者は、左腕のウィル・スミスの将来について、彼をブルペンに置いておくのか、あるいは先発ローテーションに戻すのかを真剣に議論している。しかしチームの計画の中で彼が、本当に重要な選手であることに疑いはない。

土曜日に彼らは、スミスを獲得するために放出した選手にハローという機会に恵まれた。スミスとのトレードでロイヤルズに送られる前の2年間、ブルワーズのリードオフでレギュラーライト選手だった青木宣親は、ブルワーズがマリーベル野球場でロイヤルズと対戦した土曜日、昔のチームメイトと再会した。

青木は、古い目覚ましソングと伴に、打席に足を踏み入れた。それは昨シーズンの青木が、打席に入るときに流れたWWEレスラー、ファンダンゴのテーマソングで、ブルワーズのメディア広報窓口マイク・ヴァサロのお気に入りである。それを忘れるのは難しい。

「マイク・ヴァサロが、僕を驚かそうとしたんだって言ってた」青木は通訳のコウスケ・イナジを通じて言った「その通りになりましたよ」

彼は笑顔で記者席を見上げ、そしてブルワーズの捕手マーチン・マクドナルドと少し言葉を交わし、そしてセカンドへの内野ゴロに倒れた。そして2イニング後の青木は、2点タイムリーヒットを放った。

「良い思い出がよみがえってきました」彼は言った。「馴染みの顔を見ることができて嬉しかった」

青木は、彼をロイヤルズへ送った12月5日のトレードについて、何も関係していないと強調したが、そのトレードが行われた時、ブルワーズの関係者と青木の代理人は、関係する全員にとってその動きが得策であると同意していた。

ブルワーズは、ライアン・ブラウンの出場停止処分中に強打者として頭角を現した26歳の外野手クリス・デービスの出場機会を増やすことを計画していた。ブラウンが戻り、カルロス・ゴメスがセンターをメインで守る中、シーズン終了後にフリーエージェントになる青木は、出場機会を減らされる恐れがあった。

「このチームは、素晴らしいと思います」彼はロイヤルズについて言った。「選手全員が、楽しそうにやっている。それに今年は、これまでとは違う選手と対戦しなくてはならないけど、それも楽しみにしています」

ブルワーズは、そのトレードを気に入った。チームは、いずれフリーエージェントになる選手の見返りに、あと5年間チームがコントロールできるスミスを手に入れ、加えてデービスをラインアップにいれることができるからだった。

「(リードオフは、)いろいろ試さなくてはならないだろう」ブルワーズのロン・レネキー監督は言った。「だけどうちが望んでいるのは、長期的にだけど、違う形の攻撃力を得ることだ。パワーがあって、たくさんの得点を稼げる選手をラインアップに加えるというのが、私たちの望みだ。今年だけでなく、これから先も含めて必要だと考えているのとは、違う要素があったんだ」

それでも、青木がいないのは寂しいとレネキーは言った。

「コーチとか監督、そんなような形で選手を持つといつも、この気持ちはフロントオフィスも同じだと思うけど、それは選手の義務みたいなものだって考えるんだ。それは彼ら自身にも良いことで、グラウンドでプレーができるのであれば、チームが彼に望むことであればどんなことでも常にできるってね。でも失う選手のことを考えるのは辛いよ」レネキーは言った。「彼は素晴らしい性格の持ち主で、チームの連中とも良く溶け込んでいた。彼といて楽しかったし、彼は誰よりも熱心にプレーしていた」

参考記事:Aoki visits old friends at Maryvale Park By Adam McCalvy / MLB.com