田中将大の初めての経験リストは、今週もう少し長くなるだろう。

田中は火曜日のスタインブレナー球場で、試合形式の練習で投げるようにスケジュールされた。ここでローテーションの順番通りに投げるのよりも、むしろ練習することをチームは選んだ。

試合形式の練習は、メジャーリーグでは定期的に行われる。しかし田中によれば、日本のチームは、もし投手を他のチームと対戦させたくない場合は、紅白戦を行なう。それは、より試合に近い状況にできるからである。

「ここで少し違うことと言えば、それですかね」田中は通訳を通して言った。「似たような経験はありますけど、彼らがここでやっている形式でやるのは、たぶん初めてになりますね」

田中によれば、この春のもっとも大きな変化は、練習時間の長さである。日本の練習時間は、ここよりも確実に長い。そして彼は、火曜日の試合形式の練習がどうなるか予想できないが、それにベストを尽くそうと決意している。

「そこから、自分自身で何かを得ようとすることが必要だと思っています」田中は言った。「僕にとっては新しいことなので、適応しなくてはならないことの1つです」

試合で投げたかったのではないかと聞かれた田中は、ジラルディの判断に従った。

「そうは思っていません」田中は言った。「選手がどこで投げるのかは監督の指示なので、僕はそれでOKです」 

参考記事:Masahiro Tanaka to pitch in simulated game for Yankees on Tuesday  BY MARK FEINSAND / NEW YORK DAILY NEWS