昨年のワールドシリーズ第6戦以来初めて上原浩治が、月曜日に行われたパイレーツ戦で、レッドソックスのマウンドに戻ってきた。

そしてそれは、何かが変わったようには見えなかった。上原は14球を投じ、うち10球がストライクと、2013年シーズンに見せた三球三振を狙うタイプの投球だった。
 
「彼が4球もボールを投げるなんて、びっくりしたよ」右腕のブランドン・ワークマンは冗談を言った。

上原は、ボストンが7対6で負けた試合で対戦した3人打者のうちの2人から三振を奪った。

「彼は変わっていないね。うちにはベストなことだ」レッドソックスのジョン・ファレル監督は言った。「それに4,5か月休んだのを再開しているところだし、投げるのを楽しんでいるよね」

当初ファレルは、ポストシーズンでの投球量から、スプリング・トレーニングの後半まで、上原とセットアップマンの田澤純一を投げさせない予定だった。

しかし日本人右腕の2人は、月曜日にデビューを飾った。田澤は、1回を1安打無失点だった。

なぜスケジュールを変えたのだろうか?

「彼らと一緒に、座りながらスケジュールを見ていたら、ナショナル・リーグのチームと何回か対戦することに気がついたんだ。それに登板の間には、しっかりと休ませるつもりだ」ファレルは言った。「彼ら2人には、スプリング・トレーニングでだいたい7登板を目処にしている。うちはスケジュールを、いくらか有利に使うことができる」

参考記事:Uehara makes spring debut with pristine results By Ian Browne / MLB.com