田中将大は、土曜日にジョージ・M・スタインブレナー球場で行われるフィリーズ戦でのリリーフ登板が、大きな期待がかかるシーズンに向けての第1歩であることが分かっている。

そしてチームメイトやコーチ陣、そしてヤンキースファンにとっては、チームが175百万ドルをかけて獲得した投手が、他のチームと対戦する姿を見る最初の機会になる。
「スプリング・トレーニングの一部ですから」CC・サバシアと黒田博樹に続く予定の田中は言った。「まだレギュラーシーズンの試合ではないので、そこで投げるのを楽しみにしています」

「投げた時の成績に注目する人がいるのは分かっていますけど、そのことは、あまり気にしないようにしていますし、心配していません」

田中は土曜日の登板に備えるために、水曜日にブルペンで投げた。

「準備は上手くいっていると思います。次のステップは、試合で投げることだと思っています」田中は語った。

現在のメジャーリーグで、スプリットフィンガード・ファストボールを投げる投手は少なく、それゆえ、田中が投げるその球には、確かに大きな注目が集まっている。

「もちろん、打者の反応っていうのは、チェックしたいと思っています」彼の決め球に対する打者の反応を見るのに興味があるかと聞かれた田中は言った。「そのことで、なにか微調整が必要かとかが、分かると思います」

マイケル・ピネダは、水曜日にGMSフィールドで行われた試合形式の練習で35球を投げたが、試合でいつ投げるのかは、まだ知らされていない。

ラリー・ロスチャイルド投手コーチによれば、ピネダは金曜日にブルペンに入り、そして日曜日が月曜日にふたたび試合形式で投げる予定である。

参考記事:Tanaka: Saturday outing not about results By George A. King III NYPOST.com