ジェンリー・メヒアは、クラブハウスの古株のような気持ちで、スプリング・トレーニングに挑んでいる。その24歳の右腕は、右肘の骨棘を除去する手術を受けたことで肉体的に絶好調だと感じており、すでにすべての球種をしっかりと投げることができているのは、それが理由である。
「僕のベストになると思っている。2010年は見に来ただけで、彼らから君はチームに加われないって言われた。そして僕は、チームに加わるためにここに来ている」メヒアは言った。「僕は5番目の枠を勝ち取るために、ここに来ているんだ」

メヒアはこれまでよりも健康で、相応しい状態で、そして賢くなってスプリング・トレーニングに参加している。それは松坂大輔、左腕のジョン・ラナン、そしてプロスペクトのジェイコブ・デグロムと先発5番手の地位を争うことに集中しているからである。投手と捕手の練習が始まって早々に、メヒアと松坂は、テリー・コリンズの構想の先頭に立っているようだ。松坂は水曜日、公式には2回目のブルペンセッションを行った。

そしてメヒアは、その戦いを気に入っている。

「去年の最後の、昇格してきた時みたいな、そんな投球をしなくてはならない」メヒアは言った。「僕が、しなくてはならないのはそれ。ストライクとアウトをとるために、僕は全力で投げなくてはならない。自分の仕事をする」

ブルペンと先発を行き来して、2011年のトミー・ジョン手術を含むケガと戦い、マイナーとメジャーの移動を繰り返すと言った浮き沈みの激しいキャリアをこれまで経験してきたメヒアは、2013年の終りに、大きな驚きをもたらした。骨棘がありながら、5回の先発をしたメヒアは、27回1/3を投げて、防御率2.30、27奪三振、与四球4を記録した。

「僕は、それができるんだ」メヒアは言った。「この春も、それを見せるよ」

松坂もまた、昨シーズンのメッツで希望を見せた。3回の悲惨な先発をして、彼自身も後が無い状態だと認めた後のDice-Kは3勝0敗、防御率1.37、26回1/3で21奪三振、与四球9だった。

「僕が考えている投手に、戻っている途中です」松坂は通訳を通して語った。「順調に進んでいるし、感じも悪くありません」

松坂は、メッツのダン・ワーゼン投手コーチと共に、カーブとマウンド上でのポジショニングの修正を行い、それが結果の向上につながった。

「彼は修正を続けている」ワーゼンは言った。「彼は良い状態で来たし、見た感じも良い」

 2011年にはトミー・ジョン手術を受け、昨年はふくらはぎと脇腹を痛めるなど、連続したケガと戦ってきたDice-Kは、完全に健康な状態でキャンプに現れた。厄介なケガに悩まされることがない彼は、早い時期から投げることを始めることができて、すでに打者と対戦する準備ができている。

「体が100%の状態でシーズンオフを過ごせたのは、ずいぶん久しぶりです」Dice-Kは言った。「それを維持することとトレーニングに長い時間を費やしましたから、動きがスムーズで、すべてが上手く行っているのは、それが理由だと思います」

上手く行っている中でメッツは、メヒアとの先発5番手争いに決断を下さなければならない。しかし球団内には、メヒアは最終的に、リリーバーの方が向いているという大きな声がある。そしてこの春、成熟して賢くなったメヒアは、キャリアと家族のために、なにがベストなのかを理解している。

「僕は先発がやりたいし、目指しているのはそれなんだ。だけどもし彼らが言ってきて、それが僕がメジャーにいることを意味するのなら、僕はそれを受け入れる」メヒアは言った。「僕は4年目だから、年俸調停の年になる。チームに加わりたいね」

参考記事:Jenrry Mejia, Daisuke Matsuzaka emerge as frontrunners for fifth spot on NY Mets rotation BY KRISTIE ACKERT / NEW YORK DAILY NEWS