ヤンキースの幹部たちが立ち会ったブルペンセッションについて、田中将大がキャッチャーのJ.R.マーフィーからべた褒めされたその日、同郷の仲間のダルビッシュ有は、ボンバーズは田中に払い過ぎだと発言した。
「新しいポスティング・システムについては、あまり良く知らないけど、ヤンキースは払い過ぎだと思う」そのレンジャーズの右腕は火曜日に言った。

ダルビッシュは、田中よりも良い投手だと多くの人が考えながらも、違うポスティング・システムによって少ない金額で契約したことで、田中をうらやましがっているのかもしれない。ダルビッシュは56百万ドルの契約の3年目を迎え、田中はヤンキースと7年155百万ドルの契約を結び、ヤンキースは、田中が所属していた楽天に20百万ドルを支払った。

ダルビッシュはすぐに、彼のコメントによって発生した火事の火消しに走った。彼はツイッターと声明で、田中に対するそのコメントは冗談で、その場にいた人は全員分かっていたと説明した。

「田中将大に対するコメントを真剣に取った人がいるのなら、申し訳けありません」ダルビッシュは声明で言った。「部屋にいた人のリアクションから、全員が冗談だと分かっていると思っていました」

記者とのインタビューでダルビッシュはまた、田中は彼と他の2人の日本人投手に、その巨大な契約について感謝すべきだとも言った。

「黒田さんや岩隈さん、そして僕が、スカウトやチームの彼評価に影響したと思う」ダルビッシュは言った。

ダルビッシュがそのコメントをする前、ヤンキースの練習施設で田中は、黒田とCC・サバシアに並んで練習をした。その練習は、ジョー・ジラルディ、ラリー・ロスチャイルド投手コーチ、そしてGM補佐のビリー・エプラーが立ち会った。

「とてもよい印象を受けた。ファストボールとカーブボールは、本当に良かった」田中の最初の2回のブルペンで球を受けたフランシスコ・セルベリに代わり、田中の球を受けたマーフィーは言った。「投げた全部の球が、良かったよ」

参考記事:Darvish jokes: Yankees paid too much for Tanaka By George A. King III NYPOST.com