岩隈久志のシーズンが、もうストップしてしまった。投手と捕手がスプリング・トレーニング前の健康診断に集合したその日、マリナーズは彼らのオールスター投手が、スプリング・トレーニングのほとんどで練習できず、シーズン開幕には間に合わないだろうと発表した。
月曜日のアリゾナで、岩隈は手の専門医ドン・シャリダン医師の診察を受け、投球する手である右手の中指の腱を損傷していると診断を受けた。

「幸運にも、深刻なケガではないようだ」ジャック・ズレンシックGMは言った。「クマにとっては後退だけど、彼が失った時間をすぐに取り戻して、レギュラーシーズンの早い時期にローテーションに戻ってきてくれると信じている」

岩隈は、1月20日にかつてのチームメイトとカリフォルニアで練習をしていた最中に指を痛めたと、通訳のアンソニー・スズキを通して言った。彼はキャッチボールをしていて、高いボールが帰ってきたときに、ジャンプしてキャッチをした。着地と同時にバランスを崩した彼は、背後にあった保護ネットに指を絡めてしまった。

「痛めたのは分かったけど、大きなケガとは考えなかった」岩隈は通訳を通じて言った。「1週間位指を休めてから、キャッチボールとか遠投とかを、普通通りに再開した。問題無いと思ったけど、痛みが引かなかった」

岩隈はその指に、小さな添え木をつけている。チームは、彼が4週間〜6週間はボールを投げないだろうと言った。彼は3週間後にシェリダンの診察を受けたあとに、ボールを使った練習を始めることを期待している。その時まで彼は、通常の調整とランニング続けながら、アイシングや電気刺激などの指の治療に専念する。 

「キャッチボールの時は、問題なかった」彼は言った。「これから先に、どんな感じになるのか様子を見ます」

これによって岩隈の投球プログラムの進行が大幅に遅れることは確実で、彼の準備がシーズン開幕に間に合うのは、不可能になったようだ。

マリナーズはすでに、先発ローテーションに不確実な要素がたくさんある。それに、1つが加わった。ズレンシックは、他の先発投手の獲得に動くのか? あるいはそれを望んでいるのか? スコット・ベイカー、ランディ・ウルフ、あるいはザック・マイナーらの、ケガ明けの招待選手が十分健康であれば、ローテーションを埋めてくれるだろう。 

参考記事:Hisashi Iwakuma sidelined with a strained tendon in his finger Posted by Ryan Divish The Seattle Times