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メジャーリーグ・ベースボールは火曜日の午前、投手用の保護帽子が承認されたことを30チームに伝えた。選手組合は、すでに説明を受けていた。

「私たちの安全基準に適合した製品ができたことを喜んでいます」MLB労使関係担当上席副社長のダン・ハレムは言った。「MLBはメーカーと協力して、選手を最大限に保護するための製品開発を続けてきており、それは今後も続きます」

4Licensing Corporationの子会社であるisoBloxによって開発されたその帽子は、スプリング・トレーニングで投手が使用できるようになるが、使用は自由で、強制ではない。その帽子は、MLBが調査したマウンド上の投手にライナーがぶつかった時の平均スピードである83マイルが基準となっている。

詳細は、「その会社によれば、その帽子は普通の帽子に比べて、前部で0.5インチ、こめかみ辺りの横の部分で1インチ程度厚くなる。そのことで、前部なら90マイル程度、横の部分なら85マイル程度の衝撃を防ぐことが可能になる。そのソフトなパッドは、射出成形のプラスチックポリマーと発泡性の素材を組み合わせたもので、衝撃吸収と衝撃拡散の技術を組み合わせたものだ」

「厚くなることに加えて、現在3〜4ポンドの帽子が7ポンド重くなる。そのパッドは、MLBの公式キャップを製造しているメーカーに送られて、その帽子に合わせられる」

「これは投手に、これまでになかった保護を与える製品です。彼らの野球を変えるでしょう」4Licensingのブルース・フォスターCEOは言った。「ヘルメット以外で、100マイルの衝撃から保護する製品を作ることは難しいと思いますが、それに近づけたいと思っています」

ブランドン・マッカーシーは、2012年の9月にライナーを頭部に受けて、命に関わる頭部のケガに見舞われた。昨年はJ.A.ハップとアレックス・コッブの2人が、頭部に打球を受けて欠場した。マッカーシーとハップ、そしてコッブが、帽子の下に打球を受けたことには注目すべきで、つまり新しいその製品が、すべてを防げるわけではない。MLBは現時点で、投手にさらなる保護(バイザーやマスク)用具を用意することを考えていない。

選手は現在、プレーに支障がない限り保護用具を身につけることを許可されており、それはMLBに承認されていなくても可能である。ハレムとフォスターの両者は、この保護帽子を使うのは、MLBでは限定的になる中で、より若いリーグにおいては、普及する可能性が高いと指摘した。

参考記事:MLB approves protective caps for pitchers By Mike Axisa | Baseball Writer CBSSports.com