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ヒゲかヤンキースか? ブライアン・ウィルソンは、すっかりお馴染みとなったヒゲを選ぶだろう。さすがである。

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、リリーフ投手の獲得を望んでいる。しかし彼は水曜日、今シーズンオフにウイルソンにオファーするのは時間の無駄であることを、代理人のダン・ロザーノから教わった。

「ブライアン・ウィルソンは、諦めた」キャッシュマンは語った。「話し合いの中で、言われたよ。ヒゲは、剃らないって」

ヤンキースには、ジョージM・スタインブレナーがチームをコントロールし始めた1970年代から、ヒゲについての厳しい決まりがある。 唇よりも上の口ひげ以外は、禁止されているのだ。

ウイルソンの真っ黒なヒゲは、トレードマークになっている。その投手は今シーズン、1百万ドルで剃らないかというオファーを断ったとも伝えられた。それは髭剃りメーカーが、プロモーションのために仕掛けたものだった。

「ブルペンに補強が必要だけど、彼は除外だ」キャッシュマンは言った。「考慮に値しないって言われたよ」

3月に32歳になるウィルソンは、今シーズントミー・ジョン手術から復活し、ドジャースでの18登板で2勝1敗、防御率0.66を記録して、さらにポストシーズンでも6試合に登板した。

彼はメジャーリーグの試合でこれまでに333回登板して、防御率3.10を記録しているが、そのうち315登板は、2006年〜12年のジャイアンツでのものである。 

参考記事:No beard in the Bronx: Wilson won't shave for Yanks By Bryan Hoch / MLB.com