1995年にドジャースに入団し、日本人メジャーリーガーの先駆けとなったヒデオ・ノモが土曜日、ドジャースタジアムで試合前のセレモニーに登場した。観客には、彼のボブルヘッド人形が配られた。

現在44歳になったノモが、日本の契約システムと戦い、ピーター・オマリーのドジャースと契約したのは26歳の時だった。その年の彼は奪三振王となり、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。彼は6年半のメジャーリーグ生活で12球団を渡り歩き、ドジャースには2度在籍した。

ノモは、日本からやって来る選手の先駆けになっただけでなく、環太平洋地区の野球選手の評価を高め、オーストラリア、台湾、そして現在ドジャースで活躍しているヒュンジン・リュウが出身の韓国へスカウト活動が広がるきっかけとなった。

「私は、日本人選手がメジャーリーグでプレーできるようになったのは、野茂さんが道を切り開いてくれたからだと思っています」元ドジャースで現在はヤンキースのヒロキ・クロダは、ビデオでメッセージを寄せた。「僕たちがそうできるようにしてくれたことに、とても感謝しています」

フェルナンド・バレンズエラが、MLBに対するメキシコ人ファンの関心を高めたことと良く比較されるノモだが、彼は日本人選手とファンのメジャーリーグに対する繋がりに影響を与えたとは、あまり考えていない。

「僕が影響を与えたとは、思っていません」彼は言った。「日本でテレビでメジャーリーグを見て、実際に現地でオールスターを見て、その時僕は、このレベルでなんかできっこないと思いました。テレビなんかのほうが、よっぽど影響力があるんじゃないですか」

ノモはプレーをしていた時、バリアーを壊そうとは考えていなかったと語った。

「続いて来る選手についてではなく、プレーのことについて考えていました」彼は言った。「ピーター・オマリー、トム・ラソーダ、そしてスタッフが助けてくれて、そのおかげで野球に集中できました」

引退後のノモは家族と過ごし、そして日本のアマチュア野球チームを見ることに時間を費やしている。

始球式を含む試合前のセレモニーでは、かつてのチームメイトで現在はFOXの解説者をしているエリック・キャロスが持つミットに、ノモはトレードマークである「トルネード」で投げ込んだ。

「グラウンドではあまり緊張しないんですけど」ノモは記者会見で語った。「今日は、少し緊張しています」

参考記事: Nomo given pregame tribute at Dodger Stadium By Ken Gurnick and Austin Laymance / MLB.com