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パフォーマンス増強薬を使ったとして、アレックス・ロドリゲスを含む13人の選手がメジャーリーグ・ベースボールから処分を受けた月曜日の夜、ブッシュ・スタジアムのビジター側ダグアウトに座るマーク・マグワイヤーは情緒的で、そして悔やんでいた。

「私が、まったく無関係なら良かったのに」マグワイヤーは言った。「それは別にしても、もしもっと強い処分が適切だっていうのなら、今後はそれを変えていかなくてはならないだろう」

マグワイヤーは、「ステロイド時代」に最も活躍した選手の一人で、1998年に本塁打記録を更新したときに、ステロイドを使用していたことを認めた。

「もっと早くから、それ(処分)があったならって思う」マグワイヤーは語った。「(処分が)始まったのは、2003年からだったと思う。これが最後になって欲しいって本当に願うよ。みんな、特に選手は、もうそんなものに関わりたくないんだ。私はこれが最後であって欲しい。・・・私が、まったく無関係なら良かったのに」

マグワイヤーは、セントルイス・カージナルスの打撃コーチに就任する前の2010年に、過去のステロイド使用を認めた。今シーズンの彼は、ロサンゼルス・ドジャースの打撃コーチをしている。そしてパフォーマンス増強薬を使用することの害について、選手たちに数年にわたって話し続けている。

「そんなに、価値のあるものではないけどね」マグワイヤーは言った。

マグワイヤーは、処分が厳しすぎるとか、十分ではないということは分からないが、MLBがパフォーマンス増強薬を撲滅しようとしていることは、嬉しく思っていると語った。

「私がどう思うかは関係ない。私は選手がどう考えるかだと思うし、それが終わりに近づいていることを彼らが喜んでいるのを、いつも私は耳にしている」マグワイヤーは語った。「メジャーリーグがそれに取り組んでいて、私たちが前進できることを、彼らは喜んでいる。そのことが、それを終わらせることを願っている」

この15年間で起こったもう一つの変化は、パフォーマンス増強薬の使用に反対することを明言する選手が多くいることだ。そして選手組合は実際に、パフォーマンス増強薬の検査の厳格化を主導している。

「良いことだね。本当に良いことだと思う」マグワイヤーは言った。「(エバン・)ロンゴリアが、野球にとってもっとも悲しい日だと言ったけど、その通りだと思う。最悪だよ。私は、これで終わりだと思いたいし、私たちはただ傍観しているのではなく、これについてもっと話さないといけない。そうなることを祈っているし望んでいる」

マグワイヤーは16年のキャリアで、583本塁打と1,626安打を記録している。そして彼がパフォーマンス増強薬を使ったという事実が、彼の殿堂入りの障害になっていると見られている。

「残念だけど、私がそこに入る日は来ないと思う」マグワイヤーは言った。「それで良いんだ。それが現実で、私はそれを受け入れた。私はそれで良いんだ」

彼が現役だった頃から試合を覆っていたステロイドという暗雲が、ついに消え去ったのかもしれないがと尋ねられた彼は、笑顔を見せた。

「そう願うよ。本当にそう願う」彼は言った。

参考記事:Mark McGwire discusses PED bans By Arash Markazi | ESPNLosAngeles.com