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水曜日のヤンキースで、ライトで出場したイチロー・スズキは、シーズンオフに2年13百万ドルで契約した時に、ヤンキースが望んでいたものだった。

彼のバットが、ヤンキース打線を引っ張り、彼のグラブは、ドジャースのビッグイニングを防いだ。

スズキは、水曜日にヤンキー・スタジアムで行われ、6対4で勝利したドジャース戦で4打数3安打、シーズンハイの3打点、そして素晴らしい守備を披露した。スズキはシーズン3本目の本塁打を放ち、8回には攻守でドジャースの反撃を抑えた。スズキの3打点は、彼が6月始めの15試合で記録した打点より一つ多い。

「8回の守備を忘れてはいけないよ。あれは凄いプレーだった」ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は言った。「彼は本当に良いプレーをしている。彼は本当に、本当に好調だよ。彼はああいうプレーができるんだ」

出塁に苦しみ、打率も安定しないスズキにとっては、浮き沈みが激しいシーズンが続いている。彼は最近6試合で22打数10安打のように、好調も不調も続く傾向がある。

水曜日のスズキは、2回にシングルヒットを打って得点し、6回にはライト側へソロホームランを打ち、ヤンキースは3対0とリードした。それは今年のヤンキー・スタジアムで、彼が初めて打った本塁打だった。

7回に彼は、ヤンキースには十分なリードを与える2点タイムリーシングルをレフトに放ち、6対2とした。

スズキは、最近の6試合で4試合がマルチヒットだ。

「なにも変えていないんだけど」スズキは言った。「なにも違うことはしていない」

スズキの2点タイムリーが、試合の決定打となったことと同じくらい、彼の8回の好守は、試合を決めるプレーだった。

ヤンキースが6対2でリードしている中、ヤシエル・プイグが二塁打を放ち、そしてエイドリアン・ゴンザレスがライトへ強烈なライナーを放った。スズキは全速力でバックし、振り返りながらグラブを伸ばし、そして頭の後方でボールを掴みとった。そして次の打者ハンリー・ラミレスが、ツーランホームランを放ち、試合は6対4になった。

「ちょっと詰まっていたから、ホームランじゃないことは分かっていた」スズキは言った。「どちら側にターンするのかが難しかった。真後ろの打球だったから。だから正しい方向でターンしないとって思っていた」

 ヤンキースは、代替えの選手のやりくりで不安定なシーズンを送る中で、スズキのようなしっかりとした守備の先発選手が必要だ。もしスズキが、水曜日の様な貢献ができるのなら、彼は予想以下の打線で大きな強みになることができる。

「今日の彼は大きかったね。大きいのを打って、終盤の2点タイムリーがあって、両方とも大きかった」ヤンキースの一塁手ライル・オーバーベイは言った。「あれがイチローなんだ。毎日、彼を見るのが楽しいよ。彼は驚かせるのを、止めてくれないね」

参考記事: Ichiro's big day carries Yanks By Matt Ehalt | ESPNNewYork.com