31ヒロ・ナカジマは金曜日、リバーキャッツでリハビリ出場を始めるために、3Aサクラメントのロスターに正式に加わった。彼がどれくらいの間そこにいるのかは、決まっていない。

オークランドでの彼の初出場は、すぐというわけにはいかない様だ。

「彼が離れていた時間を考えると、完全に仕切りなおしだね」ボブ・メルビン監督は言った。「彼にはたくさん打席立って、慣れてもらいたい。ここに来る前に、成功をおさめて欲しい」

チームのショート選手として、シーズンオフに2年6.5百万ドルの契約をしたナカジマだったが、スプリング・トレーニングの最後の週にハムストリングを痛めていた。そしてそれはふた月めにはいって、リハビリの段階までたどり着いた。

ジェド・ローリーがスプリングトレーニングで攻撃力を見せたのに対して、印象を残せなかった彼がロスターに残れたのかは、もし彼が健康であっても疑問だった。ローリーはそれ以来、レギュラーのショート選手となり、金曜日までに打率.327の好成績を残している。

ナカジマはメジャーリーグに加わるのか、それかもしアスレッチックスが彼により打席を与えるためにリバーキャッツに正式に配置するのかを決めるまでに、サクラメントで20日間のリハビリ出場ができる。

「そういう雰囲気のなかで、彼は少しリラックスできるんじゃないかな」メルビンは言った。「新しい国で、新しいチームで、違うタイプの野球をする 。彼は、少し多くのことをやらざるを得ない状況だ。大きな期待がかかっていて、そしてケガをしてしまった。彼には厳しいスプリングトレーニングだったけど、私たちはそれが正しい道だと思っている、彼に打席を与えて、慣れてもらって、自信をつけてもらう。だって彼は、スプリングトレーニングのときの成績よりも、確かに良い選手なんだから」

「私はスプリングトレーニングで、うちの選手に60から65打席立たせたい。それが長すぎるのか分からないけど、私はメジャーリーグのシーズンに準備するためには、それが普通のスプリングトレーニングだと思う」

ナカジマは金曜日、ショート選手として予定通り7イニング出場した。そしてそこが、彼がもっともプレーするポジションだ。しかし「セカンドも除外しない」メルビンは言った。

参考記事: Nakajima begins rehab stint in Triple-A By Jane Lee / MLB.com