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2013年の初登板でユウ・ダルビッシュが見せたパーフェクトへの挑戦が、2試合目の登板に影響を与えたのかもしれない。

日曜日夜のエンゼルス戦で、シーズン2勝目を勝ち取ったそのレンジャーズの右腕は、火曜日のヒューストンで行われた完全試合まであと1アウトに迫った試合で、8回2/3で111球を投げたときに作ったマメを悪化させた。

彼の右手薬指の傷は深刻なものではないと言われていてたが、それが日曜日にレンジャーズが7対3で勝利した試合で、ダルビッシュが早く降板した理由だったのは十分明らかだった。

その傷は試合中に悪化したが、深刻な問題ではないと考えていたとダルビッシュは言った。

「次の先発に影響するとは思わない」ダルビッシュは言った。「できるだけベストを尽くして、準備をするけど・・・、マメじゃないんだ。ちょっと皮が剥けただけ。だから特別な処置はしない。投げるときに注意するだけ」

今回のダルビッシュの5イニングは、完全なものではなかった。85球投げたうち、ストライクは50球だけだった。彼はしばしばコントロールに苦しみ、4つの四球を与えた。

「コントロールは、悪かった」ツーシームとスプリットフィンガード・ファストボールが多かったことを指摘されたダルビッシュは言った。「その状況の中でアウトが捕れるような投球をしようと思った」

しかしコントロールが戻った時、彼は6つも三振を奪って、いつもどおりの能力を見せた。

シーズン最初の登板でのダルビッシュの残業が、彼の早い降板に影響したのかもしれない。しかしロン・ワシントン監督は、マメが重要な要素だったと言った。

「5回が終わるまで、知らされていなかったんだ」ワシントンは言った。「5回が終わってから、状態をチェックするために彼のところに行って、どんな感じかを見てみたんだ。私は"手を見せてみろ"と言って、そして皮が剥けているのを見つけた。だからそこで終わりにした」

ダルビッシュはその試合の1球目から、コントロールが最高のものでないのは明らかだった。彼はマイク・トラウトに四球を与えて、エリック・アイバーにヒットを打たれた。その後アルバート・プホルスには4球で四球を与えた。2回の彼はさらに悪化して、先頭打者のアルバート・カヤスポにシングルを打たれ、ピーター・ボージャスには四球を与えた。

しかしダルビッシュは、トラウトとアイバーを三振に獲り、その回を終わらせた。彼は3回にプホルスを歩かせた後に、ジョシュ・ハミルトンに二塁打を打たれて窮地に陥った。それでもダルビッシュは、三振とフライアウトで窮地を脱した。

4回のダルビッシュは三者凡退で抑えたが、5回には再び窮地に陥った。ハミルトンにシングルを打たれて、トロンボにタイムリー二塁打を打たれた。

「今日は、全部がダメだった」ダルビッシュは言った。「100%ではなかったけど、何とかしなくてはならなかった。そうできたのはチームメイトのサポートがあったから」

参考記事: Imperfect fallout: Yu exits with blister By Dave Sessions / Special to MLB.com