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エンゼルスは、スーパースター外野手マイク・トラウトの今シーズンの給与を、メジャーリーグの最低保証年俸より2万ドルだけ高い51万ドルにした。彼の代理人は不満だ。

トラウトの代理人クレイグ・ランディスは、トラウトの契約は「交渉によって決まったものではない」、そしてその金額は「フェアな契約からは程遠く、手続きが進む間に私は、それをエンゼルスに声を大にして訴えた」とeメールで明らかにした。 

労使協定の下では、サービスタイムが0から3年の年俸調停の権利を持つ前の選手に対し、最低保証年俸の49万ドルを下回ることがなければ、どんな金額の年俸を与えようが自由である。

この金額にしたということは、エンゼルスがパフォーマンスではなく、サービスタイムに多くの比重を置いた評価システムを使っているということである。トラウトの年俸は、アメリカン・リーグ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに満場一致で選ばれ、MVP争いもした21歳の選手としては稀だが、それでもエンゼルスはルールに則っている。

「クレイグとマイクには、彼らの意見を言う権利があるし、私たちは彼らのそういった気持ちを嫌がってはいない」エンゼルスのジェリー・ディポトGMは言った。「私たちはマイクを気に入っている。マイクは大きな戦力で、これから先も長くそうであって欲しいと思っている」

年俸調停の権利がない22人の選手たちは、土曜日にエンゼルスから契約を提示された。他の21選手が提示された年俸に「合意」したなかで、トラウトだけは「新たに契約」を結んだ。22人の中で一番年俸が高いのはマーク・トロンボの54万ドルで、彼のサービスタイムは2年を超えたところである。

エンゼルスのシステムで、トラウトのサービスタイム1.070年で得られるのは、一番多くて51万ドルである。

「私たちは一人ひとりではなく、25人の選手のグループとして考えている」ディポトはそう言い、そして付け加えた。「マイクには、できるだけのことをした」

エンゼルスがトラウトを例外扱いしなかったのは、現在、そして未来において、年俸調停前の他の選手に連鎖反応が起こることを考えてのことだ。彼らはこのことや、センターから彼を動かすことが、彼と長期契約を結ぶ妨げになるとは考えていない。

「私は、そうは思わない」ディポトは言った。「マイクは素晴らしい若者で、正しい道を歩んでいる。素晴らしい選手でありたいという彼の意欲を、我々は信頼している。彼はグラウンドの上で、がんばってくれるだろう」

各チームは、調停前の選手をどのように評価するのかについて違う方法を持っていて、そのいくつかはパフォーマンスと受賞の比重を多くしている。実際に最近10年の新人賞選手は、最低年俸よりも平均21%以上も高い額を受け取っている。

エンゼルスのシステムでは、トラウトの増加分は、最低年俸の4%だった。

「最低年俸は年々高くなっているし、メジャーリーグの平均年俸も年々高くなっている。私たちには、その中でやっていく責任があるんだ」ディポトは言った。2013年の彼のチームの総年俸は、約160百万ドルになる。「調停前の時、調停の時、フリーエージェントの時、それぞれの時点で、グラウンド上での能力と試合に対する経済的な面を管理しなくてはならない。私たちは毎日、それをしているんだ」

ランディスがこれまでにフロントオフィスに対して不満を漏らしたのは、トラウトがレギュラーのセンター選手でなくなったことについてで、そこにはピーター・ボージャスが入る予定だ。しかしトラウト自信は公に、またはエンゼルスの幹部に、そのことについてなんの憤りも表していない。

トラウトは土曜日にメリーベル・ボールパークで行われたブルワーズ戦に出場しなかった。そしてランディスは今回の問題について、これ以上コメントすることはないと言った。

「次のシーズンで、彼がチームのレギュラーのセンター選手でないことが分かっても」ランディスは書いている。「マイクは失望を隠して、エンゼルスが目標とする2013年のワールドシリーズでの勝利に貢献することに集中するだろう」

参考記事: Dipoto responds to Trout's agent on renewal By Alden Gonzalez / MLB.com