タイガースのエース、ジャスティン・バーランダーは最終的な決断をしていないが、楽観的な見方をすれば、彼はWBC米国チームに参加するだろうと球界の情報提供者は言った。

バーランダーは、米国チームの投手の最後の一枠に入るのかを2月20日までに決断する。バーランダーの参加は、クレイトン・カーショーやデビッド・プライス、そしてCC・サバシアが参加せず、アンディ・ペティットとクリス・メドレンが辞退したローテーションに、大きな力を与えることになる。

バーランダーは慎重ではあるがチームに加わりたがっている。それは初期のトレーニングの進み具合によって決まるだろうと事情通は言った。昨シーズンのバーランダーはシーズンの終りまで力強い投球を見せた(彼の10月のパフォーマンスがワールドシリーズに導いた)が、2011年はガス欠になったとタイガースの人間は言った。

ホワイトソックスのスター、ジェイク・ピービーもまた、米国チームに加わる候補者と考えられている。

タイガースはアメリカン・リーグの優勝候補で、バーランダーはそのリスクになるようなことをしたくはない一方で、R.A.ディッキー、デレク・ホランド、そしてライアン・ボーグルソンがいるローテーションを引っ張ることに相当な興味を持っている。

ペティットは、そのチームに投手参加すると予想されていたが辞退した。それは彼の決断ではなく、周りの人間のものだと暗示されている。ケン・ロゼンタールがペティットの不参加を最初に報じて、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはそれを認めたが、チームがその決断に関与したのかについては、コメントを拒否している。これまでに肘の故障歴がある40歳の投手の参加には、保険料が問題なのかもしれないとある情報提供者は示唆した。メドレンは、子供の出産を控えていることで辞退した。

一方タイガースは、バーランダーの決断に任せている。米国チームは心配しながら、彼の決断を待っている。

参考記事:There's optimism Verlander may join Team USA for WBC By Jon Heyman | Baseball Insider