2012年レギュラーシーズンの最後の8回の先発が、ユウ・ダルビッシュを2013年のチームのトップ投手にのし上げた。それはダルビッシュにとって変化と適応の一年だった。彼は、彼の動きの一挙手一投足を追いかける日本の記者と共に、注目されながらスプリングトレーニングにやってきた。

彼は前半戦コントロールに苦しんだが、それでも勝利を重ねた。彼は最終ファン投票でア・リーグのオールスターチームに選ばれたが、試合では投げることはなかった。そしてボストンで行われたロン・ワシントン監督との話し合いは、ダルビッシュが良い方向へ向かうのと同時に行われた。その時ワシントンは、ダルビッシュは彼自身を信じており、していることに自信を持っていると語った。成績は大きな変化があったことを反映している。

8月6日(ボストン戦)の前:21先発、11勝8敗、防御率4.57、与四球74(1先発あたり3.5)、154奪三振(134イニング)、被打率.238

8月6日の先発以降:8先発、5勝1敗、防御率2.35、与四球15(1先発あたり1.8)、67奪三振(57 1/3イニング)、被打率.176

私が考えるに一番大きなことは、四球が減ったことだった。ダルビッシュは簡単には打たれない。しかし彼がトラブルに見舞われるのは、決まって四球絡みだった。彼は好調になってから、1回の先発で四球を約2個に減らすことで、ダメージを最小限に抑えた。彼はまた、長い回を投げることができたので、チームが勝つチャンスを安定的にもたらした。他の言い方をするならば、彼はエースのような投球をしていた。

私はシーズンはじめのダルビッシュが、メジャーリーグの打者に対して警戒しすぎていたと思う。彼はシンプルに投げるよりも、持ち球のすべてを使おうとしていた。好調になってからのダルビッシュは、ファストボールを減らして、得意のスライダーを使うことと、(絶妙なタイミングのスローカーブのように)スピードを変えた球で打者のバランスを崩し続けた。ダルビッシュはアグレッシブな投球で有利なカウントに持っていき、多くの打者をダグアウトに送り返した。

約1週間前にダルビッシュは、シーズンに満足していて、それをもとに頑張りたいと言った。

「昨年と比べると、とても気楽です」ダルビッシュは言った。「1年目が終わって、選手やコーチ、フロントオフィスの全員のことを知ることができた。今はチームの一員だと感じている。去年とは全く違う感じ」

ダルビッシュは5日ごとに投げたときの体の状態、メジャーリーグで投げること、そしてレンジャーズのためにプレーすることを知って、2013年のシーズンに向かう。これらはもはや新しいことではない。彼はシーズンオフの練習を組み立てるのが簡単だったと言った。

「僕の予定は、リラックスして自分のやり方で準備すること」ダルビッシュは言った。「去年はもっと速いペースで準備することで忙しかったから。けがをしないように、自分のペースで練習する。シーズンオフの練習は、とても上手くいっている」

ダルビッシュは成長することに集中していて、2012年の後半のような成績を2013年のシーズンのほとんどで残すことを望んでいる。2012年の最後の数ヶ月の彼は、メジャーリーグでもトップの投手の一人でけがもなかった。そしてそれは、スプリングトレーニングでおこなう一つ一つのこと、最初のブルペン投球から紅白戦、そしてカクタスリーグが始まるまでの、彼の助けになる。これらのすべてのことは初めてではなく、昨年のような混乱は起こらないだろう。彼がもの凄く警戒されるのは疑いようがないが、今の彼は何が起こるのかを知っている。それを役立てなければならない。

私は2013年のダルビッシュに本当に期待している。彼はジョバニー・ソトと組むだろう。ソトはダルビッシュが好調だったときに捕手を務めていた。ダルビッシュは成長することにハングリーで、そしてその1年の経験は、彼をより良くするに違いない。

参考記事:Surprise position outlook: No. 1 starter By Richard Durrett | ESPNDallas.com