テキサス・レンジャーズの先発投手ユウ・ダルビッシュには今シーズン、専属キャッチャーがつくだろう。ロン・ワシントン監督は、ダルビッシュの先発で一番多く球を受けるのはジョバニー・ソトにするという彼の計画を明らかにした。

ソトは2012年の後半戦で、ダルビッシュが好投を見せていたときに捕手を務めた。ダルビッシュは最後の8先発で5勝1敗、防御率2.35、そのすべてがクオリティスタートだった。チームは今シーズンオフの早くに、ソトと1年2.75百万ドルで再契約していた。

「彼らはよくコミュニケーションが取れているし、よい信頼関係が築けていると思う。ソトはダルビッシュがどうしたいとか、ダルビッシュの頭の中が分かっていて、動いていたんだと思う。彼らの相性はとても良い。ソトはユウ・ダルビッシュだけでなく、彼が球を受けた投手の多くをリラックスさせる。 ソトが日本語に詳しいのか知らないけど、彼はマウンドでなにかを話していた。ユウが理解しているのか分からないけど、それで彼はリラックスしていたんだ」

26歳のダルビッシュは、恒例のチームのファン・フェストに参加するためにテキサスに戻ってきた。そしてメジャーリーグでプレーするための契約が最終段階になっていた1年前よりも、快適でリラックスできていると言った。

29先発(191 1/3イニング)で16勝9敗、防御率3.90、ア・リーグ新人賞の投票で3位になったダルビッシュは、シーズンが進むと共にいくつかの鍵になる適応を見せた。そして2013年も、同じようにしたいと思っている。

「昨年と比べて、すごく気楽だよね」ダルビッシュは通訳のジョー・フルカワを通していった。「1年目が終わって、すべての選手やコーチ、フロントオフィスの人たちのことを知ることができた。彼らのことがわかった今、チームの一員だと感じている。今、そう感じていて、それは去年とはまったく違う感じ」

ダルビッシュは2013年のすべてで、昨シーズンの最後の7週間のようにしたいと思っている。その期間で彼は四球数を減らした。67個の三振を奪ったのに対し、与えた四球は15個だった。

「シーズン終盤は良かった。特に最後の最後は。だけどそれで満足はしていない」ダルビッシュは言った。「毎年違うから。体の状態も違うし。今年は体力的な面でもアジャストしていきたいし、いつもの新しいシーズンと同じように、挑んでいきたい」

参考記事:Yu Darvish to have personal catcher Richard Durrett | ESPNDallas.com