ヤンキースを待ちたいという希望を持っているイチロー・スズキは、現時点では、他のチームと話をすることを辞退している。

「当初はたくさん話をしたが、それ以来の進展はない」 ヤンキースとの話し合いについて、代理人のトニー・アタナシオは言った。「ヤンキースが何をしているのかは、私たちには関係ない。気にしていない。私たちはいくつかの球団と話し合いを持ったし、もし気に入るものがあったら、彼はそれを聞くだろうね」

この1週間で、イチローは立場を完全にひっくり返した。

「他のチームからも、たくさん興味をもってもらっているけど、彼はヤンキースでのプレーを本当に楽しんだから、ヤンキースにノーと言うのは難しい」アタナシオは約1週間前に言った。「彼の望みは、他のどこかに行くことではなく、ここに留まること。どうなるか分からないけどね」

イチローの立場が変わったと言っても、それはブロンクスに戻ってこないという意味ではないのは、当然のことだ。そこで彼はファンの心を掴んで、8月には7試合連続安打で打率.526(19打数10安打)を記録、ヤンキースでの67試合で打率.322を残した。

そしてブライアン・キャッシュマンGMは、ライトのニック・スウィシャーの代わりの外野手の候補者リストから、イチローを排除していない。

「個別のことには何もコメントしないけど、我々が最初に集中したのは投手のことで、確実な投手陣のために必要な金額を見ている」キャッシュマンは言った。「これから私たちは、うちと話をしたい選手たちに集中して行くだろう」

ヤンキースはヒロキ・クロダと15百万ドル、アンディ・ペティットと12百万ドル、そしてマリアノ・リベラと10百万ドルの契約をして、彼らの選手をそのままにするという目標を達成した。その中で、ラッセル・マーティンには複数年契約の価値がないという判断をしたことで、彼らの正捕手だった彼は、パイレーツと2年17.5百万ドルの契約を結んだ。

マーティンはピッツバーグの他に、レンジャーズから2年12百万ドルのオファーを受けていた。そしてヤンキースは、マーティンの代わりになる、チーム内の候補者としてフランシスコ・セルベリとオースティン・ロミーをあてることにした。

キャリアの現時点で、彼らのどちらかがメジャーリーグのレギュラーをはることができるのかには疑いが残るが、同時にライト選手のチーム内の候補者もいない。スウッシャーはフリーエージェントになって、複数年契約を探している。ヤンキースはスウィッシャーの代わりに、フリーエージェントと契約するかトレードで獲得する必要がある。

39歳のイチローを戻すことはヤンキースにとって悪いことではないが、ブレット・ガードナーがレフトに戻ってくる中で、ライトでイチローをフルタイムで使うことは、ヤンキースは外野の両サイドにパワー不足のとても似通った選手をもつことを意味する。

参考記事:Ichiro out of patience with Yankees, talking with other teams By GEORGE A. KING III NYPost.com