無題
 Darvish's excellent start 

キャリア2度目の先発出場を飾ったプロスペクトのジュリクソン・プロファーは、既にレンジャーズの役に立てたと感じている。

最初の3打席をフライアウト、内野ゴロのダブルプレー、三振でアウトになったその19才は、トロピカーナ・フィールドで行われた週末のレイズとのシリーズの第2戦の10回表にタイムリー二塁打を放ち、レンジャーズが4-2で勝利する原動力になった。

「僕は真ん中の球を待っていて、彼は内角のカッターを投げてきた」両親の前でプレーをしたプロファーは言った。「上手く打てたよ」

そのツーアウトから放った二塁打は、一塁手のカルロス・ペーニャのグローブを弾き、二塁打を打ったジョバニー・ソトに代わってピンチランナーに入っていたレオニス・マーチンをホームへ招き入れた。その後リリーバーのカイル・ファーンズワースは、最終的に満塁とした後、ジョシュ・ハミルトンにデッドボールを与え、テキサスに保険となる追加点を与えた。

「ジオが二塁打を打った時に”もらった、ありがとう”って思った」プロファーは言った。「良い最初の2試合だった」

レンジャーズは、早くから勝利パターンに入っていたが、8回裏、二塁手のイアン・キンズラーのエラーによってペーニャが得点して試合は同点になり、タンパベイはテキサスからもう1勝をもぎ取れる状況になった。

「昨日、彼らは私たちに勝っていたし、試合のほとんどをリードしていた今日もやられる寸前だった。だけどうちの選手は諦めずに戦い続けた」レンジャーズのロン・ワシントン監督は言った。

今日の勝利でテキサスは、シアトルに勝利したオークランドとのアメリカンリーグ西地区でのリードを4.5ゲーム差に保った。土曜日のような僅差で争う試合は、チームの得意とするところではないとワシントンは言った。

「毎晩どんな試合になるかなんて、判らないよ」ワシントンは言った。「こんな事やあんな事に、みんなが準備しているとは思わない。その日の試合に勝つために、何をするのかに集中している」

レンジャーズはユウ・ダルビッシュの好投を台無しにした。彼は8イニングを投げて被安打2、自責点1、自責点の付かない失点1、8奪三振だった。

「今日はフォーシームファストボールが良かった」ダルビッシュは通訳を通して言った。「序盤はそのコントロールが良かったんだけど、試合の中盤には、少しだけコントロールが悪くなってきた。だけどカッターのコントロールは、ずっと良かった」

その晩のほとんどで、レイズの投手陣に対する打撃は引き続き苦しんでいた。金曜日の11回に1点を奪ったレンジャーズは、最初の9イニングで僅か4安打で2得点だった。しかしそのラインアップは10回に目覚め、四球と死球、3つのヒットで2点を取った。

レイズの先発はデビット・プライスに代わったクリス・アーチャーだった。彼は7回を投げて被安打4、与四球2、与死球1で2失点、11奪三振だった。

「投げる時はいつでも、一番の投球をしたいと思っている」アーチャーは言った。「僕はすべての球を100%で投げている」

両方の投手が、最初の3イニングをきっちりと抑えた。二人はそれぞれ被安打1で、合計で9つの三振を奪った。

4回、カウント0-1から、ハミルトンがツーラーンホームランをセンターへ叩きこみ、テキサスはついに得点した。彼はここ10試合で、5本目のホームランだった。

「思ったとおりに投げられなかった」アーチャーは言った。「僕は低めのスライダーを投げようとしたけど、良いスライダーではなかった。高めに行ってしまった」

メジャーリーグで最多本塁打のハミルトンは、ホアン・ゴンザレス、ラファエル・パルメイロ、アレックス・ロドリゲス、マーク・ティシエラに続いて、1シーズンで40本塁打を打ったチーム史上5人目の選手になった。 

「良い打者である証拠だ」ワシントンは言った。「ハミルトンはアメリカンリーグ、そして球界で一番の打者だ。相手は彼にスライダーを投げたけど、彼は引きつけてセンターへ持っていって、私たちにリードを与えてくれた」

次にハミルトンと対戦した時のアーチャーは、ハミルトンのヘルメットの耳あて付近に球を当ててしまった。そして両チームに警告が与えられたが、ワシントンはそれに対する説明を求めた。

「(主審のマイク・エスタブロックは)試合を荒らせたくなかった。試合をコントロールできなくなるのを避けたんだ」ワシントンは言った。

一方のダルビッシュは、6回の先頭打者ジェフ・ケッピンジャーにシングルヒットを打たれるまで、堅実な投球を続けていた。それは1回の後で、レイズの最初のランナーだった。続くライアン・ロバーツが四球を選んだ後に、二人のランナーはワイルドピッチで進塁した。そしてサム・フェルドの内野ゴロの間に、ケッピンジャーがホームインして、試合は2-1になった。

しかしレイズは、8回裏ツーアウト、ランナー2塁でピンチヒッターのペーニャが放った鋭いゴロを、キンズラーが取ることができずにリッチ・トンプソンが得点したが、それだけで終わった。 

参考記事:Profar delivers 10-inning victory for Rangers By Greg Zeck / MLB.com | 9/9/2012 12:28 AM ET
http://texas.rangers.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2012_09_08_texmlb_tbamlb_1&mode=recap&c_id=tex