多くの人たちが、フリーエージェントになったプリンス・フィルダーの獲得に乗り出すことについて否定的だ。何が問題なのだろうか?--ワシントン州、ピュアラップ、W・ジェームス

私は、チームがフィルダーとコンタクトを取り、関心がどこにあるのかを探るのは問題ないと思っている。数チームが、彼をラインアップの中心に据えることに興味がある。私は、フィルダーと彼の代理人スコット・ボラスが、本当にシアトルと契約する気があるのかに疑問を持っている。フリーエージェントとの契約には、双方の合意が必要なことを忘れてはいけない。

 Prince heads for free agency 

フィルダーの自宅はフロリダにあり、2010年にミルウォーキーからの5年100万ドルの契約延長オファーを断っている。彼は、すぐに優勝争い出来るチームとの大型契約を望んでいる。

シアトルがそのチームだろうか?事実、資金が潤沢なヤンキース、レッドソックス、フィリーズには既に高額な一塁手がおり、可能性は高くはない。そして現在のマリナーズには攻撃力が必要で、それが早くからフィルダーを取りに行くと噂されている根拠である。

しかし国の反対側に位置する、打者に厳しい球場を持つチームの再建にフィルダーの興味を引きつけるには、マリナーズは間違いなく、より魅力的な契約条件を提示しなければならない。ボラスが考えているのは、マーク・タシアラ並(8年180百万ドル)と噂され、シアトルがマーリンズ、カブス、ナショナルズ、レンジャース、エンジェルス と言ったチームを超える高額で長期の契約を提示する事が、果たして賢明だろうか?この争いにシアトルが勝利するには、いくら必要なのだろう?10年、250百万ドル辺りだろうか?

そしてそこには、潜在的な危険が伴うことになる。フィルダーの興味を引く唯一の方法が大型契約だけの場合、これから約10年先までの財務の柔軟性を失う危険がある。そしてこの様な大型契約は、長期的に見て上手く行かないことが多い。アレックス・ロドリゲス、ジョー・マウアー、バリー・ジトー、バーノン・ウェルズを見てほしい。

もしチームが今すぐに、こういった選手を必要とするなら、賭けに出るのも良いかも知れない。しかし私が思うにマリナーズはまだ、その様な状態ではない。彼らは未だに再建途上だ。フィルダーとボラスもそれを解っているだろう。

もっとも話題になっているフィルダー以外、マリナーズはフリーエージェントマーケットで、誰をターゲットにするのだろう?--ワシントン州、マリーズビル、M・マーカス

今現在は、チームと選手間で腹の探り合いの状態だ。個人的には、二人の選手がフィットするのではないかと思っている。外野手のグレディ・サイズモアと先発投手のクリス・カプアーノだ。サイズモアは、過去の怪我を考えればハイリスクではあるが、ポテンシャルの高い男だ。もし彼が健康なら、優秀な左打者で、レフト、センターを守れ、DHもできる。そして彼はワシントン州、エバレット出身で、以前のインディアンズ監督エリック・ウエッジの元でシアトルでプレーするチャンスも気に入るだろう。もし彼が、実力を証明するチャンスとインセンティブの付いた短期契約を受け入れれば、完璧な補強になるだろう。

33才のカプアーノにとってメッツでの今シーズンは、良いものでは無かった。しかし彼は、トミー・ジョン手術から復帰したばかりだ。左腕であることは、セーフコ・フィールドで有利に働き、マリナーズローテーションの真ん中辺りにぴったりだ。ファンたちが、「なぜ打者が必要なのに、投手?」と疑問を持つことは、解っている。しかしトレード市場は、良い打者を獲得する方がより難しいように私は思う。そしてカプアーノのような選手は、シアトルの若いプロスペクトたちが準備できるまでの隙間を埋めてくれるだろう。

ジャック・ウィルソンのトレードで後日発表選手となっていたアトランタの選手は誰を獲得したの?--ワシントン州、スポケーン、B・デビッド

ショートのルイス・カバレロ、19才。ドミニカ・サマーリーグで、133打席で打率.195だった。カバレロは、6フィート2インチ、165ポンド、パナマのボカス・デル・トロ出身。彼はレベルの低いプロスペクトと言わざるを得ず、それはあの時点でのウィルソンの評価がその程度だった事を意味する。ウィルソンは、ブレーブスで17試合に出場したが、打率.220で本塁打と打点は無かった。彼は今、フリーエージェントである。

9月のマリナーズでのアレックス・リディは、なかなか良かったと思うが、彼は来シーズン三塁のレギュラーになるチャンスがあるのだろうか?--ワシントン州、ベルビュー、G・リサ

マリナーズは、リディのパワーポテンシャルに興味をそそられている。彼はスプリングトレーニングで、ショーン・フィギンス、カイル・シーガーと共にじっくり見極められると思う。またそこはジャック・ズレンシックGMがアップグレードを企んでいるポジションかも知れない。

リディは、ベネズエラ・ウインターリーグで13試合で打率.136と良い結果が残せず、故郷に返された。しかし私の得た情報では、彼はドミニカン・リーグに参加するかも知れない。期待しよう。

噂では、マリナーズは2012年も青緑色の日差の帽子を使用するらしいけど、これは本当?--ワシントン州、ワラワラ、S・スペンサー

これは私がシーズンオフの噂の中で、はっきりと答えることができる話だ。マリナーズはその色を”ノースウエスト・グリーン”と呼んでいる。今シーズン月曜日と金曜日のホームゲームの際に着用されたこの帽子は、来シーズンも着用される。これらは今、マリナーズオフィシャルストアで入手可能だ。

あなたは、イチロー・スズキが2012年に低い金額の契約で戻ってくると言っていたが、選手組合は、高年俸の選手たちの大幅な減俸を禁止しているのでは?--シアトル、J・ベン

あなたは、フリーエージェントと年俸調停を混同している。年俸調停の権利がある選手は、前年の給与の20%以上の減俸は禁止されている。それがマリナーズがデビッド・アーズマを放出した理由だ。トミー・ジョン手術を受けた彼の最低年俸は、調停の場合3.6百万ドルだった(今年は4.5百万ドル)。イチローがもし来年、契約延長のサインをしない場合、彼はフリーエージェントになる。それは、彼がその時点で、どのチームからのどんな金額のオファーでも、受け入れる、または拒否できる事を意味する。


参考記事:Inbox: Can Mariners woo Prince to Seattle? By Greg Johns / MLB.com | 11/08/11 5:45 PM EST

http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111108&content_id=25939368&vkey=news_sea&c_id=sea&partnerId=rss_sea