ブランドン・モローは高校生だった18才の時、1型糖尿病であると診断された。

野球シーズンのための練習が始まる1月、モローに脱水、口の渇き、頻尿の症状が現れた。彼の友達が、いろいろ調べた結果をモローに伝えた。それは糖尿病の症状だった。モローは医者にかかり、血糖値を調べた。とても高かった。 それは1型の糖尿病だった。

「それを受け入れるのは、難しかった。だって18才だったから」ブルージェイズの投手は、125人の子供たちの前で語った。そこにいた子供たちがその病気だと判ったのは、もっと幼い時だった。それは小児糖尿病として知られている。 「僕はそれが、幼い子供たちにもあるなんて想像もつかなかった」

モローは子供たちと話し、彼らからの質問に答えた。ロジャース・センターで行われる毎年恒例のPLAYキャンペーンの一環だ。

モローは、子供たちからの質問に感銘を受けた。それは7年間、投球をしている時以外は常に持ち歩いているインスリンポンプについての話も含まれる。

「彼らはまだ幼いのに、本当に良い質問をしてくるね」彼は終了後に言った。彼のチームメイト、エリック・テムズがサイン会をしている時だった。「糖尿病っていうのは、もしそれになったら、成熟する必要があって、成長する必要があって、それをコントロールできるようになる必要があるんだ」

「繰り返し自分自身で炭水化物の量を覚えて、自分で血糖値を測って、必要なだけのインスリンの量を決めないといけない。そんな病気なんだ。もし君が5才でそれになったら、成長に役立つよ。責任重大だから」

糖尿病をコントロールする上で大切なのは、運動だ。ブルージェイズは健康的なライフスタイルを推進するために、小児糖尿病研究財団とPLAYキャンペーンを通して提携してる。

「それが僕がここに来た理由だよ」モローは言った。「僕たちは、彼らに運動について教えることができて、その利点を見せることができる。それは血糖値の調節に役に立つし、適切な新陳代謝を維持するためには、とても重要なことなんだ」

2時間のプログラムは、子供たちのストレッチ、運動、野球教室などの5つのパートに別れていた。彼らはまた、テイラー・フートン財団のドン・フートンのステロイドの話にも耳を傾けた。

ブルージェイズのアスレティックトレーナー、ジョージ・プレスとハップ・ハドソン、トレーナー実習生のエイドリアン・ウエルマン、運動コーチのブライアン・キングもまた、モローとテムズと共にプログラムの一部を手伝った。

モローは子供たちに、適正な血糖値を保つために、良いルーティンを続けることの重要性を強調した。スポーツをする人は、特にだ。

「必要な情報は全て手に入るし、両親が暫くの間手助けしてくれるだろう。だけど、それは自分自身でしなければならないんだ、本当に」彼は終わってから言った。「あと良く学んで、たくさん質問すること。試行錯誤を繰り返す。それが僕が自分のルーティンを見つけた方法。自分にあった方法を見つけるんだ。特になにか特別なことをする日なんかのね」

「僕は子供たちに”ルーティンを見つけて。いろいろなものを食べて、同じ時間に血糖値を測って”って、言った」彼は言った。「それは、当てずっぽうな自己管理から抜け出すのに、役に立つんだ」

モローは子供たちとその親たちに、登板日のルーティンについて話した。

「僕はいつも、普段と同じプロセスなんだ。5日に1回の先発で投げる日でもね」彼は説明した。「朝食もいつも同じ。遠征の時は、ちょっと大変だけど。ランチも同じ。そして球場に来て、しばらくリラックスする。そして試合開始の1時間か1時間半前に、血糖値を測る。僕は一日中、血糖値をチェックしているんだけど、この時もう一度、測る。そして試合前にプロテインバーを食べる。僕は、それに対する反応は解っている。25グラムの炭水化物。とても良い食べ物だ。徐々に吸収されるから」

彼は、彼の準備やルーティンに細心の注意を払っている。モローはそれは彼の性格が特別だからできているのではないと言った。

「おかしくないよ」彼は言った。「僕は生活のほとんどでは、そんなにきちんとした人間ではない。僕はそんな事は無いと言いたいよ。だけど僕は机上の話だけなんかしたくないんだ」

しかし糖尿病をコントロールすることは、彼の仕事と人生において、もっとも重要なことだ。

「もしその事に注意を払わないと、試合にマイナスになる。もし血糖値が下がりすぎると、試合に集中できなくなるか、だるい一日を過ごすことになる」彼は言った。「もし投げている試合の3回に血糖が下がったら、代償を払うことになる。自分だけではなく、チームにもね」

テムズには、モローと彼に対する子供たちの反応が印象的だった。

「彼は子供たちと仲良くなったね」外野手は言った。「彼は糖尿病と共に生きて行くんだ。全部受け止めてね」

テムズは子供から、一つ質問を受けた。一番好きな色は?

「僕の一番好きな色は、青」テムズは言った。盛大な拍手が沸き上がった。

参考記事:Morrow a role model for kids with diabetes By Larry Millson / Special to MLB.com