20155034742015503472マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスとブランドン・リーグがアメリカンリーグのオールスターチームに選ばれた。しかし、他の二人が選ばれなかった事は、今週議論の的になるだろう。

ヘルナンデスは2回目の選出だが、彼は投球できない可能性が高い。彼はオールスター前、日曜日に先発予定だ。ルールでは腕の怪我の予防策として、先発後2日の投球を禁じている。 

20155034862015289702「彼が、僕の代わりに行って投げてくれるよ」ヘルナンスは冗談を言った。アメリカンリーグ6位の防御率2.65、7勝5敗の新人チームメイト、マイケル・ピネダのことだ。 

また、家にいる可能性が高いのが、11年間マリナーズでプレーしてきたイチローだ。彼のキャリア平均打率.331と2011年の打率.272を比べると、テキサスのロン・ワシントン監督は、見送らざるを得なかった。彼に唯一可能性があるとすれば、他の選手の怪我による出場辞退の代替出場だ。

「イチローは素晴らしいキャリアを持っている」エリック・ウエッジ監督は言う。「彼は今年もよく働いている。球場には準備万端で来る。彼ができる限りのね」

「彼は先月より良くなっている。後半はそれが継続的に続くことを望むよ」

イチローはこれについて、コメントしなかった。

7月12日の試合で投球しそうにないのは、ヘルナンデスだけではない。リーグにも同様にクエスチョンマークが付く。それは彼の妻サーシャしだいだ。彼女は妊娠しており、予定日が13日だ。

「なんとも言えないよ。そんな事考えていなかったし」彼が初めて選ばれた事について、リーグは言った。「僕には今、他に心配なことがある。二日前の夜、病院に行ったんだ。医者は”いつでも”って言ってた」 

リーグは日曜日に22個目のセーブを記録した。もし彼が遠征中に、妻の出産の時期が差し迫ったら、彼がオールスターゲーム出場を取りやめる事は疑いようがない。

「もし、ウエッジがクローザーの機会をくれず、一緒に苦労してくれていなかったら、こんなことは起こらなかったね」リーグは言った。彼はまた、他のチームメイトについても言った。
「もし僕じゃなかったら、この投手陣の中から誰か選ばれただろう」

ウエッジは、5月中旬の最悪の1週間から、リーグが復活した事を賞賛する。「完璧にはなれない。リーグだって一緒。彼はそれから立ち直ることができたんだ」

25才のヘルナンデスについてウエッジは「彼は個性的な若者だよ。性格も素晴らしい。彼は良いチームメイトだし、よく働く。彼はエゴを抑える事ができるし、誰もが遭遇するような良いことや悪いことも、彼はコントロールできる」

ヘルナンデスは前半、安定感に欠けていた事を解っている。彼の防御率は3.35。サイヤング賞をとった昨年は、2.27だった。しかし付け加えると、「昨年したようにやろうと努力している」

ウエッジは、彼のチームの選手を粗末に扱うようなことはしないでほしいという。そして、昨年のワールドシリーズ出場監督、ワシントン監督とサンフランシスコのブルース・ボーチー監督は難しい選択を迫られる。ボーチーは皮肉る。「そんな事気にしてたら、何も出来ないよ」

NOTE

・マリナーズは、日曜日先発のブレイク・ビーバンの席を空けるために、レフトのマイク・カープをタコマへ送った。
・ウエッジは試合前短いミーティングを持ち、キャメロン・メイビンのスリーボール四球に気付かなかった事について、一部責任があると認めた。土曜日夜の試合はこれがきっかけで1失点し、それが決勝点となった。「僕には、どうしてそうなったかを説明する責任がある」ウエッジは言った。「僕は船の船長だから」

元記事:Hernandez, League named All-Stars 
By Bud Withers 
Seattle Times staff reporter The Seattle Times
http://seattletimes.nwsource.com/html/mariners/2015503612_marinotes04.html?syndication=rss